カテゴリー別アーカイブ: LHR・総合的な探究

01.15【総合的な探究の時間】ポスターセッションに向けて

令和7年1月15日(水)、総合的な探究の時間のOCP演習Ⅱ(以下OCP)では、「未来に向けて【すごいこと】を創造しよう」という壮大なテーマを掲げスタートしています。

10月、11月とブログの更新が滞っていましたが、その間もグループで取り組んでおり、新学期となった今回は、ポスターセッションに向けてのポスター作製と練習を行いました。

以下その様子です。

今回のポスターは、事前に作成した4~8枚のスライドを印刷し、模造紙に貼り付けたものを作製し、使用します。

<生徒の声>

・個人で調べて、それを共有して作ったスライドが実際に形になっていくことにやりがいを感じた!!

・前の時間よりみんなとのコミュニケーションがとれるようになった

・役割分担をして効率よく課題を進めれた

・人に伝わるように伝えるのは難しい

・発表練習を班のみんなですることができ、より仲を深めることができた

生徒の声(感想)にも変化が見られるようになりました。ただ、「○○ができた。できなかった。」ではなく、「なぜできたのか。なぜできなかったのか。次回はどうしたいか。」などが随所に見られました。

役割分担を話し合いで決めるた班では、「○○は苦手なんだけど・・・」「じゃぁ△△はいける?」などの声が聞こえました。これは、コミュニケーションが図れているということ。他者を理解しながら進められていること、役割分担が明確にできていることなどを感じることができました。まさにOCPで身につけてほしい、そして発揮してほしい力が現れていました。もちろんまだまだ未熟な面もありますが、あと2週間で本番です。みんな頑張っていきましょう。

  せーの、イイネーb^0^d

01.15【電気科1年】3年生からのお話

今日のLHRでは、先輩が教室まで来てくれ、内定をいただいている企業の仕事内容や試験内容、面接で聞かれたことなどについて、お話をしてくれました。また、津山工業高等専門学校に進学予定の先輩からも貴重なお話をいただきました。

試験・面接については、

「部活動のことは面接でしっかり聞いてくれるから頑張っておいて」
「面接では入りたいという熱意を伝えて」
「履歴書はきれいにじゃなくて、丁寧に」
「一人でやろうとせず、先生とかに相談して」
「厳しい先生にも面接をお願いして」

企業を選んだポイントについては、

「転勤の融通がきくところが良い」
「小規模企業だからこそ、一人ひとりが大切にされている」
「コーチャー制度が良いところ」

その他にも仕事の魅力等もたくさん話してくれました。3年生は本当にしっかり準備してくれ、一生懸命伝えてくれました。ありがたかったです!!

1年生は全員顔を上げ、真剣にメモを取りながら聞きました。絶対進路決定に活かされると思います!!

電気科3年生ありがとう!!

12.18【主権者教育】防災フェスタ

 本日2年生を対象に主権者教育(防災フェスタ)を実施しました。内容は地震体験車や止血法体験、AED・心臓マッサージ体験などをおこないました。体験学習をおこなうなかで、生徒が講師役を務めました。地域や保護者の方も来てくれました。

 地理総合の授業の成果物である「南海トラフを原因とする地震の啓発資料をつくろう!」「防災バッグを点検したり、防災グッズを使用したり、非常食を食べたりしてみよう!」の2つのパネル展示もおこないました。

生徒たちは以下のような振り返りをおこなっていました。

「地震体験車では震度7の揺れが思っていたよりも激しくて驚いた。南海トラフでは岡山は最大で震度6強が来るので、備えておくことが必要だと改めて感じることができた。横揺れよりも縦の揺れが激しくて、椅子が浮いてしまうほどだったので、食器棚や本棚などの固定をしっかりして、自分の身を守れるようにしたいと思う。」

「実際に非常食を食べてみたレポが参考になった。自分が思っている以上に日々の食事で癒やされたり疲れを解消していると思うので、なるべく美味しい非常食をパネル展示を参考に用意したいと感じた。」

「身近にある物で人の命を救うことが出来るのが凄いと思った。ロープ1本でものすごい強度が出て、しかも結び方も簡単なのに驚いた。ネクタイや布で固結びをするだけじゃなく、割り箸などでさらに固くでき、止血の効果を高めることができることが知れた。」

12.18【電気科1年】進路ガイダンス

1時間目は全体でワークショップ、2,3時間目は各教室に別れて、企業の方や大学の先生のお話を聞きました。

1時間目の「働き方&収入 仮想体験ワークショップ」の様子です。

①専門学校卒の人、②大学卒の人、③高校卒の人、④フリーターの人に分かれて、すごろくを行いました。生徒からは、「フリーター、何もえーことねーわ」や「40代ってこんなにお金かかるん!?」などの声が聞こえ、たくさんの気づきがあったようです。

続いて、2,3時間目のガイダンスの様子です。

電1教室では、「株式会社中電工」の企業説明がありました。岡工電気科卒業生が説明をしてくれ、企業を少し身近に感じることができました。

仕事内容はもちろん、誇りが持てる仕事、コミュニケーション能力が培えるなど、仕事に関する内容を幅広く説明していただきました。

その他にも、電1生徒は「西日本旅客鉄道株式会社」「株式会社デンソー」などの企業の説明を聞きました。電1生徒の中には、運転士に興味があると手を挙げた生徒もいました。

大学については、「広島工業大学」「岡山理科大学」などの先生から説明を受けました。

大学で学ぶことを動画を使って分かりやすく説明してくださったり、色々なところと連携して研究や学習などを行うことが大切だということを教えてくださいました。

終了後にはHRに戻り、振り返りを行いました。その用紙をキャリアパスポートに綴じて終了。将来面接等で活かせればと思います。

今日の経験を通して、少しでも自分の進路実現に向けて前進してほしいです。

12.4【人権教育】3年生人権教育体験学習

 3年生の人権教育学習では体験学習を通した気づきや発見に重点を置いて授業をおこなっています。今回は高齢者疑似体験、ゲートボール体験、車いす体験、視覚障がい者体験、読書バリアフリー、スカットボール、シャッフルボード、妊婦疑似体験などと生徒それぞれが自分の希望に応じて体験学習をおこないました。

子どもから高齢者まで誰でもできるレクリエーションであるスカットボール
岡山県ゲートボール協会の方を講師にゲートボール体験をおこなっている様子
ライフケア、日本基準寝具、ENテクノサービス、トーカイの4社を講師に車いす体験をおこなっている様子
赤ちゃん人形を抱っこしている様子
妊婦疑似体験セットを着用している様子
岡山県立図書館の方を講師に視覚障がいの方が読書に親しむ方法について講義をおこなっている様子
視覚を遮った状態で白杖体験している様子
視覚を遮った状態で点字ブロックの上を歩いている様子
高齢者の歩く感覚を体験すため足に挟んだボールを落とさないように歩行器を操作しているところ
高齢者の手先の感覚を体験するため軍手を着用して缶ジュースを開けようとしているところ
高齢者の手先の感覚を体験するため軍手を着用して小銭を財布にしまおうとしているところ
ボッチャ
子どもから高齢者まで誰でもできるレクリエーションであるシャッフルボード
視覚を遮った状態でeスポーツをおこなっている様子

以下、生徒の振り返りになります。

「高齢者の気持ちを感じるためにゴーグルを装着したがとても見にくかったので高齢者でも快適に暮らせる環境が必要だと思った。お金を取り出す体験をしたときには財布の中身が見えづらく難しかったのでお金を取り出しやすい財布は便利だと思った。」

「ボッチャはもともとは障害者の人の競技だけど、実際にやってみて、さっきまで有利な状況だったのにたった一投でひっくり返るという点にとても盛り上がりました。またボール自体も軽くも重くもないちょうど投げたり転がすことが可能な重さだったのでそこにも感心しました。 非常に面白かったです。」

「自分自身、読書バリアフリーについては未知の世界だったので、貴重な体験になった。障害者と言われたときに、私は視覚障害者の方や発達障害者の方を想像したが、文字を読みにくい子どもや文字が見えにくい高齢者なども含まれていることがわかった。周りに、読書に関しての障害を抱える人がいたら、積極的に教えるようにしたい。」

「車椅子体験を通じて、段差や傾斜、狭い通路など、日常生活での移動が容易ではないことを実感しました。さらに、助けを求める際の心理的負担や、支援を受ける側の視点も体感しました。この経験を通じて、移動の自由が制約されることの不便さだけでなく、周囲の理解や協力の重要性を学びました。また、バリアフリー環境の整備だけでなく、心のバリアフリーを推進することが、誰もが安心して暮らせる社会づくりに必要だと気付きました。」

「ゲートボールは、ルールさえわかれば誰でも出来る良いスポーツだなと思いました。でもちょっと技術が必要だったり考えなきゃいけなかったりしたのでこりゃハマるわけだと思いました。 結構楽しかったです。」

11.20【人権教育】1年生人権教育LHR「すべての人が楽しめるオリジナルスポーツを創ろう!」

「近年のスポーツは競技志向ばかりが注目され、本来のスポーツの目的とはことなっているのではないか?」という課題に対して、障害の有無、年齢、男女、国籍など関係なく、すべての人が楽しめるオリジナルスポーツを創り、今回発表会をおこないました。

chromebookで発表資料を作成し、その後実演をおこなった
風船の中に水風船を入れて不規則に落下する風船をキャッチできるか
うちわで風船をあおぎながらおこなう風船バレー
腕組みをしながら2人組でおこなう「腕組みサッカー」を動画で説明している様子
得点をとられたチームは得点を取ったチームに「制限」を加えることができる「制限」サッカー
環太平洋大学の講師の方からの講評の様子

生徒の振り返りでは以下のようものがありました。

「どんな障害がある人でも発想次第で誰でも参加できるので、新たな視点が生まれた。」

「楽しいものは一人では生み出すのは困難なので、みんなで協力して作り出すことが大切。」

「スポーツは体が不自由でもそうでなくとも平等に楽しめるものであるべきだなと思った。」

「面白いものを作るのはたくさんのアイデアが必要で難しいなと思った。「誰かのため」を意識すると良いものが作れることを学んだ。」

「障害者でも健常者でもみんなが楽しめるようになっているスポーツは世界の人々を繋ぐことが出来るのかな?と思いました。ルールや勝ちにこだわるのではなく、みんなで仲良くワイワイできることが大切だと感じました。これからもみんなに優しく接していこうと思います。」

10.23【人権教育】だれもが楽しめるオリジナルのスポーツをデザインしよう!

 1年生を対象に人権教育LHRを実施しました。環太平洋大学から講師を招き、「だれもが楽しめるオリジナルのスポーツをデザインしよう!」というテーマで実施しました。

 スポーツとは運動能力の有無を競うものではなく、障がいの有無や世代、男女の筋力差を問わず本来はだれもが楽しめるものでなければなりません。しかし、競技スポーツへの関心ばかりが高くなっており、本来のスポーツの目的と異なっているという課題に注目し、だれもが楽しめるインクルーシブなスポーツを創ることをテーマに実施しました。

 だれもが楽しめるスポーツの例として「風船バレー」に挑戦しました。片足立ちや、座る人、両手を使わない人、足だけ使える人とハンディキャップがある状態を想定して挑戦しました。挑戦する中で、「どのようなルールを追加すれば、さらに楽しくなるだろうか?」と問いかけ生徒それぞれにルールを作っていました。

 「ネットの高さをもっと高くしてはどうか?」「座る人がポイントを入れたら2点になるのはどうか?」などグループごとに協議していました。

 次回11月20日の人権教育では生徒たちが考えた「だれもが楽しめるスポーツ」を発表する予定です。

10.09【電気科1年】岡工祭に向けての話し合い

岡工祭が近づいてきました!

今日のLHRでの話し合いも、とても具体的になってきました。

多くの決め事があるなか、文化委員が中心となり、上手にまとめ、どんどん話を進めていきます。本当に素晴らしい!社会に出ても、こういう力が活かされる場面はたくさんあるだろうなぁと思いながら、担任は後ろで静かに聞いていました。

こういった活動を通して、クラスの絆が深まっていってくれたらなーと思います。

それにしてもテーマがユニークすぎて・・・どんな感じになることやら・・・乞うご期待!