3年生の人権教育学習では体験学習を通した気づきや発見に重点を置いて授業をおこなっています。今回は高齢者疑似体験、ゲートボール体験、車いす体験、視覚障がい者体験、読書バリアフリー、スカットボール、シャッフルボード、妊婦疑似体験などと生徒それぞれが自分の希望に応じて体験学習をおこないました。














以下、生徒の振り返りになります。
「高齢者の気持ちを感じるためにゴーグルを装着したがとても見にくかったので高齢者でも快適に暮らせる環境が必要だと思った。お金を取り出す体験をしたときには財布の中身が見えづらく難しかったのでお金を取り出しやすい財布は便利だと思った。」
「ボッチャはもともとは障害者の人の競技だけど、実際にやってみて、さっきまで有利な状況だったのにたった一投でひっくり返るという点にとても盛り上がりました。またボール自体も軽くも重くもないちょうど投げたり転がすことが可能な重さだったのでそこにも感心しました。 非常に面白かったです。」
「自分自身、読書バリアフリーについては未知の世界だったので、貴重な体験になった。障害者と言われたときに、私は視覚障害者の方や発達障害者の方を想像したが、文字を読みにくい子どもや文字が見えにくい高齢者なども含まれていることがわかった。周りに、読書に関しての障害を抱える人がいたら、積極的に教えるようにしたい。」
「車椅子体験を通じて、段差や傾斜、狭い通路など、日常生活での移動が容易ではないことを実感しました。さらに、助けを求める際の心理的負担や、支援を受ける側の視点も体感しました。この経験を通じて、移動の自由が制約されることの不便さだけでなく、周囲の理解や協力の重要性を学びました。また、バリアフリー環境の整備だけでなく、心のバリアフリーを推進することが、誰もが安心して暮らせる社会づくりに必要だと気付きました。」
「ゲートボールは、ルールさえわかれば誰でも出来る良いスポーツだなと思いました。でもちょっと技術が必要だったり考えなきゃいけなかったりしたのでこりゃハマるわけだと思いました。 結構楽しかったです。」