水酸化マグネシウム散布から約2ヵ月経った堀の様子です。気温が低下して藻が減り、透明度が増しています。濁度の値も、先月の濁度8.5NTUから4.2NTUに下がっていました。
しかし、本研究の目標は堀の底まで見えるようになることです。今のところ、そこまでは達成できていません。濁度低下が見られたので、水酸化マグネシウムの効果は確認できましたが、今回の散布量では足りなかったかもしれません。今までのプールや近隣小学校の実験では、前年に散布した水酸化マグネシウムの効果がある程度持続することがわかっているので、来年追加散布すれば目標達成に近づけられるのではないかと考えています。
堀の水質については今後も継続して測定していきます。来年も堀の浄化活動を頑張ります!