カテゴリー別アーカイブ: LHR・総合的な探究

09.25【総合的な探究の時間】~未来に向けて「すごいこと」を創造しよう~スタート!

令和6年9月25日(水)、2学期2回目のOCP演習Ⅱ(以下OCP)は、新たなプログラム「未来に向けて【すごいこと】を創造しよう」という壮大なテーマを掲げスタートしました。

2学期からのOCPではMIXホームルームで活動することで、様々な「関係」を意識しながら課題発見、解決へと取り組んでいきます。

以下その様子です。

このプログラム内容は、「未来をもっと良くするために新しいアイデアや技術を考え出して、実現するためにがんばるプロジェクト」です。この背景には、「今と未来の関係」、「今の自分と未来の自分との関係」など、様々な関係を考え、想像力を養い、自分事として創造できるような取組になることを期待しています。

今日の授業では【課題の設定】について、事前に考えてきた自分なりの課題を付せんに記入し、ホワイトボードに貼付けながら、8名の納得する課題を話し合いで決めていきました。

<生徒の声>

・みんなと話し合い議題を決めることでより課題を成熟したものにできたと思う。また、仲も深まったと思う。

・みんな一つ以上案を出すことができた。また、付せんに貼られた内容から自分たちのこれからの共通の目標を決めることができた。

・いろいろな視点の意見が聞けて面白かった。

・それぞれ違う方向性の課題を出していたけど、繋がりのあるものがあって未来に向けていろんなことができるなと思った。更にはいろんな問題もあると知った。

・何をやっているのかよくわからなかった。

・チーム内での役割が自然と決まっている感じがした。

・まだまだ緊張している。

09.11【OCP演習Ⅱ】2学期のOCPはMIXホームルームでスタート!

令和6年9月11日(水)、2年生全体で取り組む2学期最初のOCP演習Ⅱは、7学科8クラスの生徒がごちゃ混ぜとなったクラス、「MIXホームルーム」でスタートしました。今日は探究学習のプレワーク「トークテーマに沿って話すことで 関係性を深めよう」というテーマで、チームビルディングをおこないました。

以下その様子です。

MIXホームルームとは、機械科A組、機械科B組、土木科、化学工学科、デザイン科、建築科、情報技術科、電気科の生徒各1名で構成された8人一組の班×5=40名から成るクラスのことを表します。つまりどの班も「ほぼ初めまして」のメンバーで構成されていることが特徴です。

生徒も初めて、先生も初めての試みのため、授業が始まる前には(チャイムが鳴ると同時にスタートできるかな?)と不安が頭をよぎりましたが、その不安も杞憂に終わり、生徒教員協力のもと、一斉にスタートすることができました。岡工生のすごさを目の当たりにした瞬間でした。

終わった後の生徒の声をお伝えします。

<生徒の声>

・最初気まずかったけど意外と話せるようになっていったのが嬉しかった。緊張したけど楽しかった。

・話し出せば皆ちゃんと聞いてくれる感じではあるが、男女の壁、学科の壁が分厚すぎて全く話せなかった。次は少しでも多く発言できるようにしたい

・グループの中で司会役をしてくれた人がいるのでスムーズに話し合いができ、話すことができるかなと思ったが気軽に話せた。

同じ高校であっても、他科の生徒と交流を深める機会は部活動以外にあまりありません。今回のプログラムをMIXホームルームで実践することで、新たな関係づくり、新たなアイデアの創出と、「STEAM教育のA」や様々な非認知能力の醸成に期待しています。

09.04【電気科1年】防災LHR

9/4(水)6限目に、防災についてのLHRがありました。

真備町豪雨災害や能登半島地震を中心に、写真で被害を振り返りながら、改めて水の恐ろしさや勢いの凄まじさ、液状化の恐ろしさなどを感じました。

その後、水害や地震のリスクがある生活のなかで、自分がどのような行動をとれるのか、『「そのとき」あなたは?』というワークシートを使いながら、考える活動をペアワークで行いました。

「いつでもどこでも誰といても自分の身は守る」

大きな地震が来たときの行動は・・・地震前、地震中、地震直後

頭を守る、靴を履く、防災バックの準備・位置の確認、家族と避難場所の共有、水をためる、ガス栓を閉める、ブレーカーをおとすなど・・・考えたらキリがありません。

水害のときの行動は・・・何より早めの避難!!

逃げなくても大丈夫、みんな逃げていないから大丈夫、このような考えで被害に遭われた方も多くいるそうです。

そして、高校生のあなたができること、地域の一員としてできることは・・・

「いつでもどこでも誰といても自分の身は守る。そして、みんなが助かる社会にする」

最後は、そんなことを一人ひとりが考えました。普段あまり考えないことでしたが、だからこそ気付くことがたくさんあり、必ずこれからの生活に生きてくると思います。

07.10【LHR】3年人権教育

日本盲導犬協会より盲導犬と講師を招き、盲導犬を取り巻く日本の課題を説明している様子

点字ブロックの歩行体験
ボッチャ体験

ブラインドサッカー体験

高齢者疑似体験スーツを着用した状態で靴が履けるのか確認している様子
高齢者の手先の感覚を再現するため、軍手を着用して小銭を拾っている様子
様々なタイプの歩行器を体験している様子
歩行器を操作して段差を乗り越えようとしている様子
介護体験で起き上がりの実演をしている様子

 3年生の人権教育LHRでは8か所に分かれて体験学習をおこないました。体験を通して社会にはどのようなバリアがあるのかをテーマに共生社会の実現について考えました。

 以下体験後の生徒の振り返りになります。

【高齢者疑似体験】

 普段歩いていて、都会に比べると岡山は段差が多いと感じます。高齢者の方は、段差を上るのも大変だし、歩行器も段差を超えにくいので、突然の段差に対応できず転倒してしまうことも少なくないかもしれないと思いました。町中で歩きづらそうにしている高齢者の方を見つけた際は、声をかけて高齢者の方も安全に過ごせるよう気にかけてみようと思いました。(情報技術科)

【ボッチャ】

 ボッチャは健常者でも体が不自由な人でも誰でも楽しめる良いスポーツだと思った。 すべての人が暮らしやすい社会になるには体が不自由な人たちとの差がなくなっていくことが必要なのだと思った。 (電気科)

【ゲートボール】

 子供も大人も高齢者も楽しめる比較的体格差などが勝敗に影響しなかったので、またやりたいと思った。このようなスポーツを通して、地域や社会での縦のつながりを作ることが大切だと思った。(情報技術科)

【ブラインドサッカー】

 ボールの中に鈴が入っていたけど前が見えない状態でサッカーするのでとても難しかった。自分たちは目が見えてサッカーできるのでその事に感謝するのと、目が見えない方、耳が聞こえない人、いろんな障害を持った人がいるけど、そういった人たちが幸せに暮らせるようにすることが大事。(機械科)

【車いす体験】

 車椅子にはたくさんの種類があり、安全性や使いやすさにこだわっていましたが、どの車椅子も乗り降りの補助をする人が必要であるという共通点がありました。

【盲導犬】

 盲導犬は、ユーザーのためにたくさんのことを覚えて暮らしを助けていることを改めて知り、頭が良くすごいなと思いました。訓練が半年+ユーザーと一ヶ月と思ったより短く、驚きました。10歳で引退し、余生はのんびりと過ごせていることを知り、安心しました。社会が理解してサポート適度なサポートをすることが大切だと思いました。また、良かれと思って行動してもかえって困らせてしまうことがあるので、正しい声のかけ方やサポート方法を知っておく必要があると思いました。また、「障がいのある方が社会で活動できないのは、障がいが原因ではなく、活動を妨げるような社会の仕組みに問題がある」という考えは個人的に共感し、印象に残りました。(機械科)

【視覚障害者体験】

 私は目隠しをして折り鶴を折る時、あまり苦労をせずに綺麗に折れたのですが、やはり上手くできているのかが分からないので周りから上手にできていると言われた時の安心感がすごかったです。実際の視覚障害者の場合もやはり周りからの声掛けで安心できるのかなと思いました。他にも不安感があるなかで進まなければいけないという不安感は拭えず、周りからの声掛けや触ったときの感じが本当に大事だったので今後視覚障害者の方が困っていればできるだけ暖かい声かけができるように心がけたいです。(デザイン科)

【介護体験】

 介護の仕事には「生活の手助け」となる、食事・排泄・入浴などの手伝いのほか、「生活を楽しく」するための仕事があったことがわかった。介護では、「思いやりを持つこと」「周りをよく見ること」「目標・向上品を持つこと」「前向きに取り組むこと」が大切。普通に人を起き上がらせるときより、ボディーメカニクスを使った起こし方で起こすと、想像以上に楽に起こすことができた。介護には、ボディーメカニクスのような知識や技術が必要で、知識や技術を使うことで、介護者も、腰や肩を痛めるのを防げたり、介護されるひとも、残存機能を大切に、安全な状態で介護することができる。また、介護に一番必要なのは人に寄り添う心が一番大切だと知ることができた。

 すべての人が暮らしやすい社会に、とって必要なものは、「思いやり」だと思う。例えば、とろみのついた飲み物を飲んでもらうときもただ、「介護しなきゃ!!」とひたすらに口に運んでも、高齢者の人はそこまで美味しくないとろみの付いた飲み物を、たくさん口に運ばされても、困ってしまう。相手の置かれている状況や心情を考え、介護の仕方などが変えることが大切だと感じた。そういった相手の置かれている状況や心情を考えることは思いやりだと思う。普段の生活でも、状況や心情を考えて、声がけや行動をすることで、すべての人が暮らしやすい社会につながると思う。(デザイン科)

07.10【電気科1年】性教育LHR

7/10(水)3時間目、「デートDV」についての講演会がありました。DVは暴力という手段によって相手をコントロールする(支配していく)ことだそうです。身体的暴力だけでなく精神的暴力、性的暴力、社会的暴力、経済的暴力など、様々な種類があることも学びました。その上で、恋人同士の間で起こる「デートDV」について考えました。

デートDVはなぜ起こるの?デートDVを経験した人はどのくらいいるの?あなたは大丈夫?こんな思い込みはありませんか?加害者、被害者にならないためには?もし被害にあったら?・・・

DVのサイクル「ラブラブ期」「イライラ期」「バクハツ期」は、誰にでも起こり得ます。もちろん高校生でも・・・。このようなサイクルがあるということを知っておくだけでも回避できる場面があるのではないでしょうか。

性暴力は10代以下で多く起こっています。お互いが気持ちよく過ごせるようにするためには、「体の距離感」「心の距離感」を守り、お互いを尊重することが大切ですね。

また一つ大切なことを学んだ時間でした。

07.10【総合的な探究の時間】OCP「キミスタ」を活用した情報収集をやってみた

令和6年7月10日(水)の総合的な探究の時間のOCPでは、山陽新聞社 読者局教育サポートセンターセンター長 馬場信彰様、太田知二様に来校いただき、探究活動における「課題発見」「情報の収集」に関する出前授業をおこなっていただきました。 以下その様子です。

最初は山陽新聞についてと、新聞の持つ意味、正確性等についてお話しいただきました。その後、学習支援サイト「キミスタ」について、活用方法を学びました。「情報を入手する」手段としてのキミスタの活用、それ以外にも新聞紙から情報を得ることも体験しました。今回の学びは新たな形の【NIE(Newspaper in Education)】教育といえるかもしれません。

今回のプログラムは、2学期から始まる新たなOCP演習、課題解決型学習(PBL)における課題発見・情報の収集のきっかけとなる内容でした。ご多忙中にもかかわらず来校し、授業をおこなってくださいましたお二方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

06.26【2年生】グローバル講演会

 6月26日(水)6限のLHRで2年生対象にグローバル講演会が体育館でありました。昨年度まで本校に勤務され、今年度笠岡高校に異動された吉田絵美先生による講演会でした。吉田先生は以前に中国やトンガ、オーストラリアで日本語教師をされており、海外の魅力や海外に目を向けることの大切さをご自身の経験をもとにお話しになりました。岡工と姉妹校縁組を結んでいるカンボジアや台湾の高校との交流の話も出て、生徒は熱心に聞いていました。最後に吉田先生から、「岡工生の技術力やバランスの良さ、コミュニケーション能力があればきっと海外でも活躍できる、みんなはグローバル人材の卵です!」とお言葉をいただきました。今後の人生の選択肢を広げる貴重な講演会でした。吉田先生、ありがとうございました!

06.26【電気科1年】保健LHR

6/26(水)6時間目、保健委員による保健LHRがありました。テーマは「歯」です。

保健委員が前に出て、みんなに問題を出したり動画を使ったりしながら説明しました。原稿ばかりに気を取られることなく、目線をみんなのほうにも向けながら行い、聞いている人が興味を持てる素晴らしい授業を行ってくれました。

歯科へ定期的に通院するなど、歯を大切にし、おじいちゃんおばあちゃんになっても健康的な生活が送れるようにしましょう!!