令和7年3月1日(土)、穏やかな春の息吹きが感じられる今日この佳き日、第76回卒業証書授与式を挙行いたしました。
以下その様子です。
「卒業生、入場」のかけ声とともに、吹奏楽部の生演奏で卒業生299名が入場しました。
約1000名もの人数が一堂に会していますが、会場は水を打ったように静まりかえっています。独特の緊張感に包まれた中で、卒業証書授与式が始まりました。
国歌斉唱、学校長の祝辞、来賓の祝辞に続き、在校生代表の送辞。そして、卒業生代表の答辞と続きました。
この答辞が大変素晴らしかった。
3年間を振り返ってその時々の想いを言葉にしていましたが、目を閉じるとその情景が思い浮かぶような内容となっていました。コロナ禍終盤で入学し、規制や中止、延期に規模縮小が続いた高校生活も、2年生の途中から徐々に学校生活が元に戻り始め、3年生の体育祭では学科を超えて円陣で歌った校歌は忘れられない思い出となった。岡工祭では多くの笑顔があふれた最高の1日だった。生徒会活動での苦労ややりがい、修学旅行の楽しかった思い出、進路決定に向けて苦戦しながらも、先生方のご指導のおかげで本番は自信をもって臨めたこと。
最後は、優しく、時には厳しく導いてくれた先生方。一番近くで見守り支えてくれた保護者や家族のみなさんへの感謝の気持ちを「ありがとうございました」の感謝の言葉に乗せ、締めくくってくれました。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
忘れてはならないのが、卒業式を陰で支えてくれる吹奏楽部の皆さんです。入退場、国歌、校歌とどれも素晴らしい演奏で、3年生の門出に華を添えてくれました。
教室に戻り、担任の先生から最後のホームルームがおこなわれました。
卒業生の皆さん、これからも岡工で培った力を糧に、素晴らしい人生を送ってください。そしてまた元気な顔を見せに寄ってくださいね。