カテゴリー別アーカイブ: 授業・学習

11.20【人権教育】1年生人権教育LHR「すべての人が楽しめるオリジナルスポーツを創ろう!」

「近年のスポーツは競技志向ばかりが注目され、本来のスポーツの目的とはことなっているのではないか?」という課題に対して、障害の有無、年齢、男女、国籍など関係なく、すべての人が楽しめるオリジナルスポーツを創り、今回発表会をおこないました。

chromebookで発表資料を作成し、その後実演をおこなった
風船の中に水風船を入れて不規則に落下する風船をキャッチできるか
うちわで風船をあおぎながらおこなう風船バレー
腕組みをしながら2人組でおこなう「腕組みサッカー」を動画で説明している様子
得点をとられたチームは得点を取ったチームに「制限」を加えることができる「制限」サッカー
環太平洋大学の講師の方からの講評の様子

生徒の振り返りでは以下のようものがありました。

「どんな障害がある人でも発想次第で誰でも参加できるので、新たな視点が生まれた。」

「楽しいものは一人では生み出すのは困難なので、みんなで協力して作り出すことが大切。」

「スポーツは体が不自由でもそうでなくとも平等に楽しめるものであるべきだなと思った。」

「面白いものを作るのはたくさんのアイデアが必要で難しいなと思った。「誰かのため」を意識すると良いものが作れることを学んだ。」

「障害者でも健常者でもみんなが楽しめるようになっているスポーツは世界の人々を繋ぐことが出来るのかな?と思いました。ルールや勝ちにこだわるのではなく、みんなで仲良くワイワイできることが大切だと感じました。これからもみんなに優しく接していこうと思います。」

11.18 【化学工学科2年生】工場見学へ行ってきました。

2024年 11月18日(月)

1968年、日本で最初にポケットティッシュを誕生させ、

現在は化粧品のOEM商品を主に製造している

明星産商株式会社・岡山浅口工場へ行ってきました。

 歳の近い姉がいるので見た事のある化粧品が沢山あって、今までの石油会社とかよりも作っているものが毎日直接使っているものということでかなり身近に感じました。とても丁寧な説明で、かなり分かりやすく説明してくれているのが凄く伝わってきて興味を持って聞かせていただくことが出来て良かったと思います。会社の雰囲気が女性が多いのも相まって今まで見学してきたどの工場よりも雰囲気が柔らかく感じることが出来ました。今までは正直工場見学で将来こういうところで働くというか働きたい!というイメージが全然湧かなくて多分自分にも化学系の道は合ってないっていうのはずっと思ってて、そういうところで中途半端にやるのが嫌で凄く怖かったけど、最初に配られた資料の堅すぎない雰囲気や、目を引くデザインであったり、何より働いている方々の掛け合いや笑顔を見て、こういうところもあるんだというのを知って、前よりもずっと将来に希望を感じました。こういうのが勉強のモチベーションとかになったらいいなと思いました!                

「生徒感想文より」

10.28【化学工学科 岡山城の堀の水質浄化活動】岡山市長に表敬訪問

10/28(月)に化学工学科3年生代表者4名が、岡山市役所にて岡山市長に表敬訪問しました。10/31(木)に化学工学科3年生全員が実施する予定の、岡山城の堀に水酸化マグネシウム1tを散布して水質浄化に取り組む活動を報告するためです。大森市長は快く迎えてくださり、発表を聞いてくださるだけでなく、水質浄化について話し合いの場を設けてくださったり、岡山城の歴史について教えてくださったりしました。「現在緑色に濁っている岡山城の堀の水を、何とか改善したい」という思いがますます強まりました。10/31、頑張って浄化活動します!

10.23【人権教育】だれもが楽しめるオリジナルのスポーツをデザインしよう!

 1年生を対象に人権教育LHRを実施しました。環太平洋大学から講師を招き、「だれもが楽しめるオリジナルのスポーツをデザインしよう!」というテーマで実施しました。

 スポーツとは運動能力の有無を競うものではなく、障がいの有無や世代、男女の筋力差を問わず本来はだれもが楽しめるものでなければなりません。しかし、競技スポーツへの関心ばかりが高くなっており、本来のスポーツの目的と異なっているという課題に注目し、だれもが楽しめるインクルーシブなスポーツを創ることをテーマに実施しました。

 だれもが楽しめるスポーツの例として「風船バレー」に挑戦しました。片足立ちや、座る人、両手を使わない人、足だけ使える人とハンディキャップがある状態を想定して挑戦しました。挑戦する中で、「どのようなルールを追加すれば、さらに楽しくなるだろうか?」と問いかけ生徒それぞれにルールを作っていました。

 「ネットの高さをもっと高くしてはどうか?」「座る人がポイントを入れたら2点になるのはどうか?」などグループごとに協議していました。

 次回11月20日の人権教育では生徒たちが考えた「だれもが楽しめるスポーツ」を発表する予定です。

10.24【建築科3年課題研究】クラウドファンディングを学びました

令和6年10月24日(木)、建築科3年課題研究「地域連携班」の4名が、現在進めているプロジェクト実現に向けた学びの一環として、山陽新聞社ビジネス開発局より講師をお迎えし、クラウドファンディングについて学ばせていただきました。

以下その様子です。

まずは生徒から、今回のプロジェクト概要とその思いをプレゼンテーションや模型を用いてお伝えしました。ハキハキと要点をまとめてしっかり説明できた点がとても好印象でした。

続いて講師の先生からクラウドファンディングの基礎知識から、実施に至るまでの経緯を説明していただきました。生徒はメモをとったり、クロームブックに打ち込んだりするなどしながらお話しを聞いていました。

ご説明後は、質疑応答やコンセプトに関する話が盛り上がり、気がつけばあっという間の1時間半でした。

ご多忙中にもかかわらず、来校いただき講習くださいました山陽新聞社山本様に心から感謝御礼申し上げます。

<生徒の感想>

・プロジェクトを一緒に進める県内企業と話し合って、アーバンスポーツや地域施設などの、様々な点と点がつなげられるようなプロジェクトとなる実感がわきました。

・多くの人とつながることのできる岡工に入学して良かった。

・クラウドファンディングを実施した後のリターン(返礼品)について、自分たちができること(建築模型の製作など)を考えることができた。

・クラウドファンディングについてなんとなく知っていたが、実際にやるとなると、「知っている人に声をかけて寄付していただくことが効果的」であることを知ることができてほっとした。リターンに「手紙を書いて送る」というアドバイスをいただき、安心した。

生徒はこれから様々な企業様とも話し合いを重ねながらプロジェクトを進めてまいります。今後プロジェクトが現実味を帯び、クラウドファンディング実施の際はどうぞよろしくお願いいたします。

10.09【電気科1年】岡工祭に向けての話し合い

岡工祭が近づいてきました!

今日のLHRでの話し合いも、とても具体的になってきました。

多くの決め事があるなか、文化委員が中心となり、上手にまとめ、どんどん話を進めていきます。本当に素晴らしい!社会に出ても、こういう力が活かされる場面はたくさんあるだろうなぁと思いながら、担任は後ろで静かに聞いていました。

こういった活動を通して、クラスの絆が深まっていってくれたらなーと思います。

それにしてもテーマがユニークすぎて・・・どんな感じになることやら・・・乞うご期待!

10.02【人権教育】2年生人権教育講演会

 障がい者サーフィン(パラサーフィン)の世界で活躍されている藤原智貴さんを招き「共生社会の実現に向けて私たちにできることは」という演題で講演会を実施しました。講師の藤原さんは2週間ほど前に実施された第2回全日本パラサーフィン選手権で優勝し、次は世界選手権に向けて頑張っている方になります。(RSKニュース パラサーフィン・藤原智貴選手(岡山県出身)世界選手権まであと1か月 初のチャンピオンを目指す~相棒は介助犬「ダイキチ」https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/1447913?display=1)

講演の中で以下のメッセージがありました。

●すべての店が介助犬を受け入れてくれ、「補助犬同伴受け入れステッカー」がなくなるような社会が望ましい。

●街で補助犬にあったら、あたたかく見守ってください。(ユーザーが困っているときは)「何かお手伝いしましょうか」と声をかけることも大切です。

●障がい者に対して「声をかけないほうがいいのか?」「そっとしておいたほうが良いのか?」と思っちゃうんだけどそうじゃない。車椅子ユーザーなど障がい者の方は困っていることはたくさんある。もしかしたら表情に出さないだけであなたの友人も困っていることがたくさんあるかもしれない。躊躇せず、自分が「声かけたほうがいいかも」と思ったら迷わず声をかけましょう!

講演では次のような困っていることを紹介してもらいました。

●車いすユーザーは多目的トイレがどこにあるか気にして生活している。多目的トイレがあるかどうか分からない場合水分をとらないこともある。また、多目的トイレのおむつ替えシートが降りたままになっている。


●車椅子ユーザーはエレベーターしか使えない。並んで待っているが先に乗っちゃう、先に降りちゃう人がいる。日本人は譲ろうとするがその一歩が出ない。勇気が出ない。最初の一人になれない。

●車椅子専用の駐車場が車いすではない方に使われている。そんなときは空くまで待つしかない。

●心のバリアフリー(日本と海外の一番の違い)が大切。海外の人は車椅子のために「降ります!」と行動できる。

これらを踏まえて生徒たちは「車いすの方が困っていることを考え解決しよう!」というテーマで話し合いをしました。

生徒の振り返りを通して、「共生社会の一員として何が私たちにはできるか」についてよく考えてくれたことが分かります。以下生徒の感想を紹介します。

●今すぐに設備を揃えたり開発するのは難しいので、店員さんや周囲の人が手伝いなどをし易い環境作りが大切だと思った。また各々の意識の持ちようをより良くしていくべきだと思った。

●自分から積極的に動いたり、声をあげる(誰かが動けば芋づる式に一緒に動いてくれる人がいるかも知れない)。また、普段から車椅子利用者がいることを意識して、自分は階段やエスカレーターを使うようにする。

●工業高校の生徒としてこれからの日本をもっと理解のある日本にしていきたい。

●車椅子の方が過ごしやすい社会を考えることは、歩行器を使っている高齢者の方、ベビーカーを使う家族など多くの人々の悩みを解決するきっかけとなる。

09.30 岡山市選挙啓発動画コンクール

 社会科の授業では夏休みを利用して「若者が選挙に関心を持ち、投票に行きたくなるような選挙啓発動画を作成しよう!」というテーマの課題をおこないました。生徒はグループになり30秒の動画作成に挑戦しました。

 「初めて行く投票所を再現する動画」「選挙にどれくらいの税金がかかっているのか調べた動画」「オリジナルのアニメーションを制作した動画」「岡山市選挙管理委員会事務局へ取材に行き、取材したことをまとめた動画」など生徒それぞれに工夫しながら動画を作成していました。

 動画を作成してくれた生徒たちには岡山市選挙管理委員会事務局より「どれもユニークでよく考えて頑張っていた」と評価していただきました。

岡山市選挙管理委員会事務局に取材に行った生徒たち