カテゴリー別アーカイブ: 社会貢献活動

11.29【化学工学科】水酸化マグネシウム散布から約1カ月、岡山城の堀の現在の様子

先月10/31に、水質浄化効果のある水酸化マグネシウム1tを岡山城の堀に散布しました。約1カ月経った現在の堀の様子です。散布前の10月の堀の濁度(値が高いほど濁っている)は20.9~25.9NTU(平均22.7NTU)だったのに対し、11/29の濁度は6.82~10.8NTU(平均8.5NTU)と低下していました。水面にたくさん浮いていたアオコも減り、水の透明度も増しています。

また、2019年11月29日のデータ(濁度16.9NTU、現在より水温が2℃ほど低い)と比較しても濁度は下がり、透明度も増していました。

とはいえ、堀の水はまだまだ緑色です。これから水温が低下してくると藻の活動も低下していき、透明度が上がっていくのではないかと期待しています。定期的に水質測定しているので、またブログで報告したいと思います。

10.31【化学工学科】ついに「岡山城の堀の水質浄化活動」実施!

6年前から「岡山城の堀の水をきれいにしたい!」という思いで行ってきた水質浄化の課題研究。ついにこの日、本格的な岡山城の堀の水質浄化活動に取り組み、化学工学科3年生32名が、水質浄化効果のある水酸化マグネシウム1tを東側の堀に散布しました。思った以上に大変な作業で、予定時間も約1時間超過しましたが、何とかやり遂げることができました。岡山市観光振興課の皆さん、資材を提供してくださった宇部マテリアルズ株式会社さん、岡山大学石川教授、作業を手伝ってくださった関西教材株式会社さん、船を貸してくださった生徒会長鳴島君のおじいさん、そして歴代この研究に携わった化学工学科の卒業生たち、皆様のご協力があって、今回のことが実現できました。ありがとうございました。

浄化が上手くいけば、約2~3週間で目に見える成果が出る予定です。引き続き定期的に水質を測定し、報告したいと思います。 

浄化前の堀の様子

10.26~27【社会貢献活動】津島遺跡弥生まつりボランティアへの参加

 岡山県古代吉備文化財センター主催の「津島遺跡弥生まつり」に有志生徒16名がボランティアとして参加しました。

 参加した生徒たちは、子どもたちに火起こしのレクチャーや古代米の収穫・籾摺りのレクチャーなどをおこなったり、弥生人への変身ブースで説明をしたりするなど積極的に地域の人々と交流を図っていました。

 参加した生徒は「幅広い世代の人と交流できて楽しかった!」と感想を言っていました。

弥生人への変身ブース
火おこしのレクチャー
籾摺りのレクチャー

10.24【建築科3年課題研究】クラウドファンディングを学びました

令和6年10月24日(木)、建築科3年課題研究「地域連携班」の4名が、現在進めているプロジェクト実現に向けた学びの一環として、山陽新聞社ビジネス開発局より講師をお迎えし、クラウドファンディングについて学ばせていただきました。

以下その様子です。

まずは生徒から、今回のプロジェクト概要とその思いをプレゼンテーションや模型を用いてお伝えしました。ハキハキと要点をまとめてしっかり説明できた点がとても好印象でした。

続いて講師の先生からクラウドファンディングの基礎知識から、実施に至るまでの経緯を説明していただきました。生徒はメモをとったり、クロームブックに打ち込んだりするなどしながらお話しを聞いていました。

ご説明後は、質疑応答やコンセプトに関する話が盛り上がり、気がつけばあっという間の1時間半でした。

ご多忙中にもかかわらず、来校いただき講習くださいました山陽新聞社山本様に心から感謝御礼申し上げます。

<生徒の感想>

・プロジェクトを一緒に進める県内企業と話し合って、アーバンスポーツや地域施設などの、様々な点と点がつなげられるようなプロジェクトとなる実感がわきました。

・多くの人とつながることのできる岡工に入学して良かった。

・クラウドファンディングを実施した後のリターン(返礼品)について、自分たちができること(建築模型の製作など)を考えることができた。

・クラウドファンディングについてなんとなく知っていたが、実際にやるとなると、「知っている人に声をかけて寄付していただくことが効果的」であることを知ることができてほっとした。リターンに「手紙を書いて送る」というアドバイスをいただき、安心した。

生徒はこれから様々な企業様とも話し合いを重ねながらプロジェクトを進めてまいります。今後プロジェクトが現実味を帯び、クラウドファンディング実施の際はどうぞよろしくお願いいたします。

10.21【社会貢献活動】つしま遺跡やよい祭りボランティア参加に向けての練習会

 10月26日(土)27日(日)におこなわれる「つしま遺跡やよい祭り」に本校生徒がボランティアとして参加します。ボランティア活動の内容としては、子どもたちに火おこしのやり方や古代米の収穫と籾すりの方法を教えます。本日火おこしのやり方について岡山県吉備古代文化財センターの方より講習を受けました。また、岡山工業高校の敷地内から見つかった弥生土器や伊福定国前(いふくさだくにまえ)遺跡に関する講義も受けました。

本校から出土した甕
本校から出土した高坏
本校から出土した鉢

09.10【あいさつ運動】

9/10(火)毎月恒例のあいさつ運動を実施しました。社会貢献活動の一環で、本日は3年生が中心となり、近隣の伊島小や石井小の通学路で登校する小学生とお互い元気にあいさつを交わしていました。

08.28【社会貢献活動】若者と岡山市をつなぐ広報紙『WASAOレター』の取材

 若者と岡山市をつなぐ広報紙『WASAOレター』つくるために岡山市役所に取材に行きました。生徒それぞれが興味関心のあるテーマについて、障害福祉課、農林水産課、こども企画総務課の方々から現在おこなっている岡山市の政策や課題、これからの展望など丁寧に説明してくださいました。「障害をもった子どもたちのために岡山市がおこなっていることは?」「岡山の特色である林業を活性化するために働く人をどうやって増やしていくのか?」「子どもたちが暮らしやすいまちづくりとは?」など生徒たちは多くの質問をしていました。質問後は「高校生にできることは何かあるのか」など考える姿が印象的でした。

 これから取材した内容をもとに、岡山市をつなぐ広報紙『WASAOレター』を作成していきます。

 リンクをクリックすると、昨年度本校生徒が作成した若者と岡山市をつなぐ 広報紙『WASAOレター』16号~18号が載っています。

https://www.city.okayama.jp/shisei/category/4-5-2-0-0-0-0-0-0-0.html

08.23【化学研究同好会】小学生のみんなと化学の面白さを体験しました!!

8月23日に「化学の不思議」をテーマに、近隣の小学生を対象としたものづくりたいけん教室を開催しました。サンドブラスターによるガラスコップ装飾、葉脈を用いたレジンづくりを行いオリジナル作品に仕上げました。また、スライムづくり、化学反応を利用した手のひらで”パン”と鳴る水素爆発、アルコールロケットを体験してもらいました。水素爆発は、水素を入れたシャボン玉の大きさやガスの配合を変えることによって、音の大きさや高さが変わってきます。そのことも体験してもらいました。  

また、NHKのテレビ放送局の方が来られました!!

暑い中、たくさんの小学生がたいけんに来てくださり、高校生一同も嬉しく、一緒になって楽しく活動できました^^ありがとうございました。

夏休み終わりの素敵な締めくくりとなりました!

ぜひまた、私たちと化学の面白さや楽しさを体験しましょう!!