カテゴリー別アーカイブ: 土木科

【土木科】土木系製図コンテスト中国大会全員入賞!!

令和6年2月19日(月)、山口県立下関工科高等学校にて第40回中国地区高等学校土木系製図コンテストが開催されました。このコンテストは、生徒の製図に関する興味・関心を高め、製図技術の向上をとおして高校土木系教育の発展を図る目的で毎年開催されています。このコンテストは、中国地区内の土木系学科の生徒が日頃授業で取組んでいる製図が課題となっています。

結果は 

3年生の部 金賞土木科3年森垣 瑛琳(児島中卒)
2年生の部銀賞土木科2年藤原  悠(建部中卒)
地図記号の部金賞土木科1年 対梨 春子(香和中卒)

3人ともこのコンテストに向けて2ヶ月程度、授業や放課後などを利用して課題の製図に取組みました。森垣さん、藤原さんの2人は、何枚も書き直しながら作品を仕上げました。対梨さんは1枚に集中し、用紙を汚さないよう、また間違いが無いように気をつけながら、特に字の正確さにこだわって完成させました。各部門とも十数点の作品が出品されましたが、3人の作品はそれぞれの部門で、他を圧倒する正確さや見栄えを誇っていました。ちなみに3年の森垣さんは3年連続で金賞を受賞しました。

 おめでとう!!

【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学で行いました

令和6年2月2日(金)、岡山大学環境理工学部において、土木科有志が1年間学んだAI学習の成果発表を行いました。これは高大連携として一昨年度から行っている取組です。岡山大学大学院環境生命科学研究科西山研究室から大学院生に講師として来校頂き、土木科1~3年の有志生徒へ、AIの基礎知識から応用までご指導頂いたものです。
主テーマは「AI姿見ミラーの開発」です。これはミラーの前に立つだけで服装や安全装具の着用状態を瞬時に判断させる装置を開発し、建設現場での使用を想定したものです。また、付随したAIの学びとしてペットボトルやレジ袋の「ゴミの判別」も行いました。
生徒達は大学院生から指導を頂きながら、顔、ヘルメット、ペットボトル、レジ袋をそれぞれ対象とした4班構成で取組みました。各班とも様々な形態の写真を数百枚単位で撮影し、AIに判断させた結果の良否をまとめました。
どの班も、「AI姿見ミラーの開発」の基礎的な技術の開発に貢献できるような内容で、指導して頂いた大学院生からも、その頑張りに高評価を頂きました。参加した生徒諸君はコンピュータの基礎技術、AIの基本知識を身につけ、さらには協調性や表現力もはぐくむことができたと思います。
最後に、1年弱の期間ご指導頂きました西山先生はじめ、研究室の大学院生の皆さん、本当にありがとうございました。

【土木科2年】建設企業ライブに参加しました 

令和6年2月1日(木)午後、ジップアリーナ岡山で岡山県・岡山県建設協会・岡山県測量設計業協会が主催する「おかやま建設企業ライブ」が開催され、県内建設会社40社、県下の土木・建築系学科の2年生約320人が参加しました。これは、高等学校の土木・建築系学科に在籍する生徒が、建設産業の魅力や現状を聞き、キャリア教育の一助とするための企業情報説明会です。

岡山県高等学校工業教育協会会長文谷校長先生の挨拶に始まり、各社の簡単な説明の後、生徒は各社のブースに別れて説明を聞き、進路情報の収集をしました。卒業生が説明をしてくれる企業もあり、みんな真剣に聞いていました。参加した生徒の何人かは、本日出会った会社へ就職することでしょう。将来が楽しみです。

【土木科2年生】キャリア教育!土地家屋調査士の仕事を知ろう

令和5年12月21日(木)、キャリア教育の一環として、岡山県土地家屋調査士会から9名来校いただき、土地家屋調査士の仕事の中でも、土木と密接に関わる測量分野について講義頂き、その後フィールドワークを体験させていただきました。

以下その様子です。

 生徒は土地家屋調査士会の仕事に興味が湧いていたようです。フィールドワークでは、現地で新旧の、地図や航空写真を比較しながら説明を受けました。地図と実際の土地の境界がどうなっているか、現在の土地の形状が特徴的な箇所では、その形状になった理由など一つひとつ教えて頂き、大変興味深い時間となりました。

【土木科1・2年生】インフラメンテナンスの大切さを学びました

令和5年12月20日(水)、土木科1・2年生を対象に、山口県周南市役所 建設部にお勤めであり、土木学会 インフラメンテナンス総合委員会の委員も務めておられる、今井努様に来校いただき、「インフラを管理者“だけ”から地域と“共に”守るために」と題し、ご講演をいただきました。

以下その様子です。(画像に一部加工があります)

今回の講演の目的は、現在進行中の課題である「インフラメンテナンス」について、市役所職員の目線と、インフラメンテナンスの重要性を地域へ広げる活動を行なっているという2つの目線でご講演頂くことで、生徒がインフラメンテナンスの重要性を知り、自分事として受け止め、将来のキャリア形成の一助となることを目的として実施しました。

1・2年生の中には「将来公務員になりたい!」と希望を持って本校土木科の扉をたたいた生徒も多くいます。彼らの心に今回の講演内容はどのように届いたのでしょうか。生徒の皆さん「自分事」として受け止めることができましたか?

文末となりましたが、年末のご公務お忙しい中、土木科生徒のために貴重なご講演をいただきました今井様に心より感謝申し上げます。

【土木科】第15回橋梁模型コンテスト

11/18日(土曜日)に明石海峡大橋のたもとにある橋の科学館で、第15回橋梁模型コンテストが行われました。大学3チーム(徳島大、大阪市立大、広島工大)、高専1チーム(明石高専)、一般社会人1チーム(守山鉄道同好会)、高校7チーム(岡山工、京都工学院、東播工、大垣工2、上越総合2)の全12チームが出場しました。細い角材やバルサ、平板を巧みに組み合わせ、ワイヤーや釣糸で荷重に耐えるようにしたもの、プラモデルで使うような部品を組み合わせて吊り橋構造にしたものなど、多彩な構造とデザインのものが出場していました。京都工学院と本校は紙製です。京都工学院は吊り橋、本校は桁橋で参加しました。紙製で参加した2チームは残念ながら荷重の移動途中で橋が崩壊してしまいました。しかし斬新な取組として評価頂きました。

また、副会長から、「先輩に教えを請いながらやる、あるいはチームになってやる。コンテストの良いところはそこにある。1ヶ月か2ヶ月かかってやっているし、意見のくいちがいもあっただろうから、その中でよく頑張った。是非次の後輩に引き継いで、来年も出場してほしい。」というようなお言葉も頂きました。主要な結果は以下のとおり。

最優秀 チーム東播(東播工)
優秀  I love 藍(徳島大)
優良  高田城址桜(上越総合高)

【土木科3年 課題研究】岡山道路パトロール隊が取材を受けました

令和5年11月17日(金)、土木科3年課題研究「岡山道路パトロール隊」班が、国土交通省の取材を受けました。
以下その様子です。

道路パトロール隊の活動は県内、中国地方だけでなく、令和3年度の「第5回インフラメンテナンス大賞優秀賞」受賞をきっかけに、全国的にも知れ渡る活動となっています。

生徒はやや緊張した顔つきでしたが、記者の方からの質問には、しっかりはっきり答えていました。

今回の取材内容は、国土交通省発刊の広報誌に掲載される予定です。機会がありましたら、ぜひご覧ください。