カテゴリー別アーカイブ: 土木科

12.24【終業式】2学期しめくくりの日

令和6年12月24日(火)、本日は2学期のしめくくりの日でした。朝のSHR、大掃除を経て体育館に全校生徒と教職員が集合し、終業式をおこないました。

本日は終業式に先立ち、生徒会役員新旧交代式、台湾研修報告会、収納式、表彰式及び壮行式がおこなわれました。

以下その様子です。

<生徒会役員新旧交代式>

校長先生から認証を受けた新役員の3名。第76期の新会長は初々しい表情で所信を表明されました。第75期の旧会長は全校生徒への感謝の気持ちを述べていました。

<台湾研修報告会>

代表生徒8名から、10月末に訪問した台湾での思い出を全校生徒に披露しました。

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<収納式>

収納式では8つの個人団体が全国大会、中国大会、県大会で優秀な成績を収められました。山岳部、囲碁将棋部、陸上競技部、写真部、情報技術科、機械科建築科、土木科のみなさん、おめでとうございます。

<表彰式>

表彰式では、機械科3年生、電気科3年生の個人2名が、全国製図コンクールで最優秀特別賞を受賞されました。おめでとうございます。

<壮行式>

壮行式では、岐阜県で開催される「ジャパンマイコンカーラリー全国大会 Camera Class」に出場される情報技術科の生徒が、校長・生徒会長から激励を受けました。また、弓道部(男子団体・男子個人)が12月25日から三重県で始まる「第43回全国高等学校弓道選抜大会」に出場しています。

<終業式>

校長式辞より

・3年生にとって人生を決めた(決める)2学期でした。4月から「チャレンジ、挑戦、成長」をキーワードにお話ししていた。3年間しかない高校生活で、「何か目標を持ってやってみる。」この繰り返しを早いうちに経験してほしい。新年は目標が立てやすい、目標を立てて新学期を迎えよう。

・「自ら進んでさわやかな挨拶をしよう」これも4月から伝えてきた。学校へ来られた方から「岡工生はとても気持ちの良い挨拶ができますね。」と言ってもらえる。これだけで岡工のファンになっていただける。みんなありがとう。ではなぜ挨拶をするのか。それは「挨拶をする人はされる人に対して、その存在を認め意思をつたえることができる、コミュニケーションの第一歩である。」今後とも挨拶・身だしなみに気を付けながら生活していこう。

・楽しいイベントのある年末年始だが、3学期の始業式では元気で全員がそろうことを願っています。

その後、校歌斉唱をおこない、2学期を締めくくりました。

12.17【土木科】企業トークセッション開催!

令和6年12月17日(火)、土木科1・2年生を対象に【地域ゼネコン】【施設管理者】【全国ゼネコン】というカテゴリーで、全12社(公務員含む)から30名近くの方々に来校いただきました。自己紹介の後、会社の概要、会社紹介、福利厚生、給与、休日や残業、離職状況、入社理由、企業PRなど御紹介いただきました。

以下その様子です。

【地域ゼネコン】(株)荒木組、蜂谷工業(株)、(株)三幸工務店、中央建設(株)

いずれの企業も、県内で道路や河川などの工事を受注し、施工管理を行っています。完成後には多くの人々が利用することで、地域に貢献しています。各社は、給与や福利厚生の向上、残業時間の削減に向けた取り組みを通じて、人材確保を意識した独自の施策を実施しています。また、話しやすい環境を整えることで、メンタル面のサポートにも力を入れています。

【施設管理者】西日本高速道路(株)、国土交通省中国地方整備局、岡山県庁、総社市役所

 それぞれの工事の規模や対象は異なりますが、計画・設計・施工・維持管理の業務の発注を行っています。災害時には緊急出動がありますが、さまざまな手当や福利厚生が充実しています。勤務地など本人の意向にも配慮しています。

【全国ゼネコン】西松建設(株)、東亜建設工業(株)、鉄建建設(株)、飛島建設(株)

いずれの企業も、各々特徴的な大規模工事を手がけており、その分野での技術力の高さを誇っています。海外での実績も多く、そちらでの経験を積むことも可能です。給与や福利厚生も充実していまし、仕事の進め方において個人の問題にも寄り添っています。また、学問や研究に対する理解もあり、この方面への様々な補助があります。

各企業、各省庁での業務内容や給与、福利厚生など、人材確保に努めておられる事が分かりました。

当日は保護者の方々も十数名御参加頂きました。御多忙のところ御参加頂きありがとうございました。よりよい進路決定に向け御家庭でも進路について御相談頂ければと思います。

最後になりましたが、当日御参加頂きました各企業、各省庁の関係者様には年末のお忙しいなか私達のために貴重な御講演を頂きましたこと厚く御礼申し上げます。本日の内容を様々な形で検証し、今後の進路決定に向け役立てて参ります。本日は誠にありがとうございました。

10.09【キャリア教育】土木科・建築科でキャリアライフ講演会をおこないました

令和6年10月9日(水)土木科・建築科全学年の生徒を対象に、「~建設版ドリームファンタジーを未来の建設技術者に~」と題し、岡山県医師会館三木記念ホールを会場に講演会をおこないました。

土木部門では、鹿島建設株式会社 技術研究所 プリンシパル・リサーチャーの三浦悟様から「題目:自律自動施工システム“ACSEL”(クワットアクセル)の宇宙適用」についてお話し頂きました。

続いて建築部門では、清水建設株式会社 生産技術本部 生産技術開発センター デジタルマネージメントグループ 主査 大垣博様、小林あさみ様から「題目:建設現場を支える最先端DX技術」についてお話しとVR体験をさせて頂きました。

以下その様子です。(画像の一部に加工があります)

<生徒の感想>

○鹿島建設様の講演を聞いて

・建築・土木は宇宙に全く関係がないと思ってたけど、今回の講演を聞いて月面基地を作るために建築土木は必要不可欠だと分かりました。

・土木関連の仕事は人間の手でしか出来ないと思っていたので、重機の遠隔操作により、人的被害がゼロになっている事に驚きました。AIなどに仕事を奪われていく世の中だけど、こう言ったところは機械に任せても大丈夫なんだなぁと思いました。

・人手不足などの課題解決のために自動施行マネジメントシステムを導入していると知り、それと同時に宇宙適用の検討もしていてこのまま自動化が進歩すれば土木の仕事はいずれ宇宙にも手が届くものなんだと知り、より土木の仕事への関心が高まりました。

○清水建設様の講演を聞いて

・一般の人には伝わりにくい設計図の部分をVRにして再現することでイメージがしやすく、便利だと思いました。電気製品などの取り扱い説明書は紙ということもあり、すぐなくしてしまうのですが、VRで読めるようになることですぐに確認することができとても便利だと思いました。

・話ばかりではなく生徒が実際にVRを体験するという講演で同じ学校の生徒の姿とVRの凄さを見れてとても面白かったです。また自分が設計した建物をあのようにVRで体験できたらいいと思いました。

・VRで家を作ることで依頼主のイメージが湧きやすく理想の家が作られると思う。モックアップを作るとゴミになるがVRにすることで環境負荷軽減になり環境にも配慮していてサスティナビリティだと思った。

今回の講演会は、一般社団法人日本建設業連合会 中国支部様のご厚意により、遠方から鹿島建設株式会社様、清水建設株式会社様にお越し頂き実施することができました。生徒自身の学びに対する考え方や職業観に大きな刺激を与えて頂いたと確信しております。ご関係の皆様、誠にありがとうございました。

08.23【地域貢献】小学生ものづくりたいけん教室をおこないました

令和6年8月23日(金)、本校を会場に「小学生ものづくりたいけん教室」をおこないました。近隣の小学校に案内を送り、4科のショップに小学生約60名、保護者約30名の合計約90名もの方々が来校してくださいました。

以下その様子です。

みんなで、「せーの、イイネー!!」

土木科の「SDGs!?水をきれいにする装置を作ろう!」

建築科の「木を使ったものづくり 世界に1つだけの小物を作ろう」

化学工学科の「化学の不思議!?ガラスコップ、レジンアクセサリー、スライムづくり」

デザイン科の「デザイナー体験!オリジナルうちわ、ヨーヨー、サマーボトルづくりなど」

4つの科それぞれが専門性をいかした、とてもユニークなワークショップでした。参加してくれた小学生が「こんなに水がきれいになると思わなかった。」「作るのが楽しかった」と口々に感想を言ってくれたことがとても印象的でした。

このような活動は、本校の生徒にとっても非常に価値のある活動です。ワークショップを運営するにあたり、「何をするのか」「どのようにするのか」「材料はどうするか」「どのように進めるか」など様々な事柄を想定して準備をします。当日は児童やその保護者の方々と「どんな言葉遣いで」「どのように接するか」なども考えながら行動します。場合によっては予期せぬ事が起こり、臨機応変な対応が求められることもあります。そしてそれらをやり遂げると、達成感を得ることができます。この過程の中で、生徒は資質や能力を身に付けていきます。この学びを「課題解決型学習(PBL)」と言います。

生徒のみなさんお疲れ様でした。また、ご指導いただきました先生方、ありがとうございました。

残暑厳しい中、本校まで来てくれた児童・保護者のみなさまありがとうございました。

08.07【土木科】おかやまSDGsフェア2024参加しました

令和6年8月7日(水)、リットシティビルひかりの広場にて、【おかやまSDGsフェア2024】(テーマ)「子どもたちと学ぶ私たちの未来」のワークショップコーナーに、土木科3年生課題研究「地域貢献班」が参加しました。

以下その様子です。

生徒は4月から課題研究という授業において、課題発見解決方学習法(PBL)を用いて今回の「コンクリート水をろ過しよう!」というワークショップを考えました。きっかけはコンクリートを練った後の箱を洗い流す際に出る「コンクリート水」を、そのまま流すのは環境にも排水溝にも影響があると考え、解決方法を模索しながら、今回の「ろ過」というワークショップに決めました。この、ろ過装置が実現すると、結果としてSDGs「目標6.安全な水とトイレを世界中に、目標12.つくる責任つかう責任、目標14.海の豊かさを守ろう、目標15.陸の豊かさも守ろう」が達成できると考えました。 また担当者としては、この授業においては常に自分のキャリアとどう結びつけるかを意識しながら取組むことを促しました。それが探究学習の本質だと思います。

体験された小学生の保護者の方や、見学に来られた企業の方から、「先生がだいぶ指導されているんですか?」というような質問を受けました。「いいえ、ワークショップをすることは伝えましたが、内容から段取りまで全て生徒任せです。」とお答えすると大変驚かれていました。もちろんアドバイスをしたり、材料の購入をしたりサポートすることはありますが、基本的には生徒主体で取組みました。だからこそ、今日も一人ひとりが臨機応変な対応がとれたのだと思います。

次回は23日(金)、本校で実施する小学生対象のものづくり教室です。今回の学び・成功・失敗をいかして頑張ってください。

小学生が笑顔で感想を言ってくれた姿がとっても嬉しかったですね。みんなお疲れさまでした。

08.06【土木科】中国地区測量大会結果報告!

令和6年8月6日(火)、第41回中国地区測量技術競技大会及び第24回高校生のもづくりコンテスト(測量部門)中国地区大会が、津山工業高校を会場に行われました。

【ものづくりコンテスト(測量部門)】は、各県の代表1チーム、合計5チームで競いました。県大会で優勝した本校の3年生が岡山県代表として挑みましたが、中国大会の壁は厚く4位で競技を終えました。

2年生が出場した【水準測量の部】は、中国5県から9チームが出場しました。結果は8位でした。

以下その様子です。

結果も大切ですが、それまでのプロセスも大切です。生徒は暑い中、本当によく頑張っていました。この経験は何事にも代え難いものになったのではないでしょうか。

生徒のみなさん、お疲れ様でした。 開場校の津山工業高校の先生・補助員の生徒のみなさん、一般社団法人岡山県測量設計業協会の皆様大変お世話になりました。ありがとうございました。

07.26【学校行事】オープンスクール来校ありがとうございました

令和6年7月25日(木)、26日(金)の2日間、本校を会場に令和6年度第1回オープンスクールを開催いたしました。2日間をとおして、専門科の体験と校内見学ツアー合わせて約1000人の中学生と、500名近くの保護者の方に来校いただき、たいへん賑やかなオープンスクールとなりました。

暑い中、多くのみなさんに来校いただけましたこと、とても嬉しく思います。ありがとうございました。

また、2日間、本校奨学会(PTA)の皆様にも来校いただき、保護者としての本音のお話しをしていただく座談会ブースも設けさせていただきました。平日にもかかわらず、ご協力くださいました本校奨学会の皆様にも心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

以下その様子です。

07.22【土木科】ものづくりコンテスト中国大会出場決定!

令和6年7月22日(月) 第24回高校生ものづくりコンテスト岡山県大会(測量部門)において、土木科3年生Bチームが優勝、Aチームが準優勝しました。優勝したBチームの3名は、8月6日(火)に津山工業高等学校で開催される、第24回高校生ものづくりコンテスト中国地区大会(測量部門)に出場が決定しました。

ちなみに本大会は、標記の大会に兼ねて 第60回岡山県測量競技会 兼 第41回中国地区測量競技大会(平板・水準測量)予選会がおこなわれており、2年生が出場する水準測量の部においては、土木科2年生Bチームが3位となり、同じ日時で第41回中国地区測量競技大会への出場を決めました。

以下その様子です。

<1年生平板測量の様子>

<2年生水準測量の様子>

<3年生ものづくりコンテストの様子>

練習・運営・競技に頑張った生徒のみなさん、大変お疲れ様でした。中国大会へ出場が決まった選手のみなさん、当日までにできることを精一杯頑張り、悔いの残らない大会にしてください!がんばれ!!また、各学年で補助員として参加してくれたみなさんも、縁の下の力持ちとして選手をサポート、競技の運営に尽力してくれてりがとうございました。

文末となりましたが、この度のものづくりコンテスト競技準備並びに、最新測量技術の講演を実施してくださいました、「一般社団法人岡山県測量設計業協会」の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。