カテゴリー別アーカイブ: 土木科

10.31【土木科1・2年】インターンシップ報告会を行いました

令和7年10月31日(金) 2年生が、夏休みに実施したインターンシップについてプレゼン資料を作成し、1年生に披露しました。

今回の目的は、2年生にとってはインターンシップを振り返り、体験してどんな学びがあったか、どんな気持ちの変容があったかなどを内省することと、プレゼン作成技術・発表技術の向上を目的としています。一方1年生にはキャリア教育としての側面があり、先輩の話を聞いて、自分自身の進路決定の参考とすること、来年の見通しを立てること、話の聞き方を養うことが目的となっています。

以下その様子です。

2年生の真剣な発表の様子に、1年生もメモを取りながら真剣に聞いていました。

来年のインターンシップに向けて、また、将来の進路決定に向けてよい時間になったと思います。しっかりまとめて発表できた2年生のみなさん、お疲れ様でした。

10.29・30【土木科1・2年】建設技術フォーラムin中国2025に行ってきました

令和7年10月29日(水)・30日(木)土木科1・2年生が建設技術フォーラムin中国2025へ行ってきました。

8時に学校をバスで出発し、10時過ぎに会場である広島産業会館東館へ到着。まず学生交流広場プログラムとして5班に分かれ、各班2社ずつ企業説明をして頂きました。何社かは本校の卒業生が在籍している会社でした。

以下その様子です。

生徒は建設業に関する様々な情報を得ようと、メモを取ったりしながら懸命に聞いていました。このプログラムの後は、会館内百十数カ所あるブースを思い思いにまわって、話を聞いたり体験したり、建設業の世界を楽しみながら学んでいました。

昼食後は中国技術事務所の方へ移動しました。ここでは、3D画像点群処理、建設機械の遠隔操作、VR・VA体験、ドローン操作など最新の技術にふれることができ、生徒は感嘆の声を上げていました。

また、3年生の道路パトロール隊(課題研究)の代表者2名は、自身の活動を展示発表していました。多くの企業の方々の前で、堂々と説明している様子はとても立派で頼もしく感じました。

 今日お世話になった人たちの姿が、生徒自身の将来の姿になればと思います。

08.07【土木科3年】おかやまSDGsフェア2025でワークショップをひらきました

令和7年8月7日(木)、岡山コンベンションセンターで開催されている「おかやまSDGsフェア2025」において、土木科3年課題研究「地域貢献班」がワークショップを出展しました。

今回のワークショップは「土木×防災×SDGs」をテーマに考えました。前回のブログでもお伝えしましたが、消波ブロック色塗り体験と、液状化現象可視化実験装置による液状化実験の2つを考案し準備してきました。

以下その様子です。

以前生徒が参加したBeLiveというイベントでお世話になりました、前岡山県経済同友会代表幹事の梶谷様も激励に訪れてくださり、このワークショップの趣旨を熱心に聞いてくださいました(その後、ワークショップも体験してくださいました。)

事前申し込みされた方以外に、岡山大学の学生さんも興味をもって参加してくれました。生徒に対して、「とてもユニークなワークショップなので、12月に岡山大学で行われるイベントにも参加していただけないか。」とうれしい打診がありました。生徒は快諾したようです。

今回のワークショップには、小学生をはじめ大学生や大人の方も参加してくれました。「すごい!ふしぎ。」と素直な反応の小学生や、「消波ブロックは何年くらい耐久性があるんですか?」とワークショップをきっかけに疑問を持ち、質問してくれた大人の方もいらっしゃいました。

生徒は準備もですが、椅子に座った方へ視点をそろえて説明したり、一緒に実験したり、少し先のことを想像して準備したりと、自ら考えて行動できている様子でした。

今回のような校外のイベントへの参加は、2年生の時の総合的な探究の時間で学んだ(インプットした)「課題発見解決型学習法(PBL)」を用いた学びを実践することのできる、アウトプットの場と位置付けられると考えます。このように連続した探究的な学びの場を提供することは、生徒にとってさまざまな非認知能力を身につけることができる、とても有効な手段だといえます。

生徒には、次のワークショップの実施や発表に向けて、これからも積極的に取り組んでいってほしいと期待しています。

ちなみにこの後有志の生徒3名が、交流会へ参加します。高校生の参加は、主催者にとって大変喜ばしいこととのことでした。わぉ、さっそく積極的!!

06.27【土木科・情報技術科】課題研究で岡工版STEAM教育~小さな一歩~

令和7年6月27日(金)課題研究(OCP実践)において、土木科の生徒が情報技術科で3Dプリンターでのものづくりを学びました。

7学科を有する本校における岡工版STEAM教育には、「縦横のつながりを持った学習方法」がベースにあると考えています。また、本校の課題研究はどの学科も金曜日の午後に設定されているため、活動における横のつながりを持ちやすい環境でもあります。さらに現3年生は、2年生の時の総合的な探究の時間(OCP)においてMIXホームルームで活動しているため、様々な学科に顔見知りの生徒や先生がいることも、協働的に学習できる大きな要因となっています。

以下、その様子です。

今回土木科の課題研究「地域貢献班」の生徒は、【土木×防災×SDGs】をキーワードに探究活動に取り組んでいます。その中で、「液状化現象と消波ブロックを身近に感じてもらう」ためのワークショップを実施することを決めました。

しかし、自分たちの力では作ることができないことが分かったので、情報技術科の先生方にお願いに行って、3Dプリンターの使い方を学びました。急にお願いに行くのではなく、先週の時点で生徒自ら先生方にアポイントメントを取りに行っていたことも、よかったですね。

このような小さな取り組みが、学科全体で広がり、より一層生徒の学びが協働的で対話的となり、さらに深まるっていくことを期待しています。

06.11【土木科】卒業生を囲む会を行いました

令和7年6月11日(水)5、6時間目、土木科1~3年生を対象にキャリア教育の一環として「卒業生を囲む会」と称し、4名の卒業生を迎え、講演とディスカッションを行いました。

来校いただきました4名の卒業生は、【県外ゼネコン】(株)淺沼組 林 鉄心 様、【県内ゼネコン】(株)蜂谷工業 光本 直矢 様、【大学進学】(株)関電工 太田 謙匠 様、【公務員】国土交通省 野澤 春翔 様 です。

以下その様子です。

第1部は、「先輩からのプレゼンテーション」をいうことで、各先輩から業務内容や一日のスケジュール、仕事の特徴などを伺いました。ユーモアを交えて話される姿に、成長と社会人の余裕を感じられることができました。

続いて第2部では、事前に生徒から集めた質問に対してお答えいただく、「ディスカッション」形式で会を進めていきました。

1.建設業界で働く上で必要なスキルはなんですか。2.仕事が辛いと感じることはありますか。それはどんなときですか。 3.仕事とプライベートの両立をどのようにされていますか。という質問に対してそれぞれの思いをお答えいただきました。

次に質疑応答の時間を設け、3年生が個人的に聞いてみたい質問を受け付けました。大学進学に向けての質問も複数ありました。

最後は生徒代表から、「コミュニケーションの大切さが改めてわかった。今できることから頑張っていきたい。後悔しない進路選択に向けてしっかり調べていきたい。」という感想を込めた謝辞で締めくくりました。

4名の卒業生の皆様、本日は後輩のために、通常業務の傍ら遠方よりお越しくださりありがとうございました。生徒は自分の進路を決定に向けてとても刺激をもらえたと思います。ありがとうございました。

と、ここで終わる予定でしたが、すべての卒業生が放課後まで残ってくださり、興味のある3年生に座談会として質問に答えてくれました。

最後の最後まで、本当にありがとうございました。

05.26【土木科】土木講演会に行ってきました

令和7年5月26日(月)、土木教育の一環として、土木科生徒1年生から3年生まで全員で(一社)全国道路標識・標示協会中国支部主催の講演会に参加してきました。講演者は(一社)全日本建設技術協会会長・国土学総合研究所長の大石久和様で、国土交通省技監、土木学会長を歴任されるなど日本の建設業の中心を担ってこられた方です。岡山県内外の建設業関係者が多数参加し、土木科生徒と合わせると約400人の聴衆となりました。土木科の卒業生も何人か参加しておられました。 大石様からは「正しい財政認識とインフラを考える」と題し、政治的側面、財政的側面、諸外国との比較など様々な方面からインフラ整備の重要性をお話し頂きました。また有権者として投票することは、政治に参加し政治に責任を持つことになるなど、多角的に講話が展開し、生徒たちも先生のお話に飲み込まれていきました。さらに高校生がこの場所に参加しているということは次世代育成にとっても重要なことだともお話になりました。生徒たちが、このようなすばらしいお話に触れたことで、インフラ整備という私たちの使命もより深く感じ、これからの学びもより深くなるでしょうし、将来、技術者として社会貢献していく人材となっていくことが期待されます。

今回は大石様の、次世代を担う若い人にこの話を聞いてほしいという、たっての御希望で最前列の位置に席を用意して頂きました。生徒たちも一生懸命聞いていました。

04.25 【土木科3年】進路校外学習

土木科3年は神戸市のポートアイランド処理場の改築更新工事現場へ行き、見学させていただきました。

午前は工事概要、工法の説明を聞きました。配布していただいた資料に、しっかりメモをしながら真剣に説明を聞いていました。

午後は2班に分かれて、現場見学と体験を行いました。

現場見学は、作業内容と、工事全体の説明を聞き、質疑応答をしました。生徒は積極的に手を挙げて質問をしていました。

体験は、ニューマチックケーソンについてのVR体験とDreamシミュレータで無人掘削機のシミュレーションをしました。

最後に、岡山工業高校の卒業生へ質問をしました。

本日の工事現場見学、昨日の事前学習会と大豊建設株式会社の皆様には、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

2日間を通して学んだことを今後の進路選択に活かしてほしいと思います。

04.24【土木科3年】進路校外学習事前学習会開催!

令和7年4月24日(木)、明日の進路校外学習に向けた事前学習会を、土木科3年生を対象に行いました。講師は、明日見学させていただく現場工事を担当されておられます、大豊建設株式会社様より3名の方々にお越しいただきました。

以下その様子です。

生徒は講師の先生のお話を真剣にメモを取りながら聞いていました。

明日の見学先は、兵庫県のポートアイランド処理場の「改築更新」工事現場を見学させていただきます。工法としては「既製杭工法、ニューマチックケーソン工、本体構築工」です。授業では学ぶことのできない現場の様子を肌でしっかり感じて帰ってきて、今後の授業や自身のキャリア選択にいかしてほしいと思います。

遠方より講義に来てくださいました大豊建設株式会社の皆様、本日はありがとうございました。明日もどうぞよろしくお願いいたします。