カテゴリー別アーカイブ: 建築科

09.09【建築科】3年実習「Google SketchUpで建築物をモデル化」

夏休みを終えて、建築科3年生の多くが、続々と3次元モデリングソフトを使いこなせるようになってきました。

建築科では、1、2年の実習でJw_cadを用いた2次元CADの使い方をマスターします。3年生では、製図の授業で「卒業設計」をすべて手書きで描き、その作品は1年かけて制作していきますが、その卒業設計の作品を「Google SketchUp」を用いて3次元化モデルにすることで、建物の外観や空間デザインのイメージをより深く表現する方法も並行して習得します。

今は昨年度の先輩たちの背中を追うことで精一杯ですが、毎年昨年を上回る作品が生まれています。

卒業生が後輩のレベルの底上げに貢献してくれていることに感謝しています。

次回から、各自が卒業設計で提案している作品を元に、建築物をモデル化していきます。

11月下旬に作品が仕上がる予定です。作品をアップしていきますので、ご期待ください!

建築科担当教員 宮井

08.23【地域貢献】小学生ものづくりたいけん教室をおこないました

令和6年8月23日(金)、本校を会場に「小学生ものづくりたいけん教室」をおこないました。近隣の小学校に案内を送り、4科のショップに小学生約60名、保護者約30名の合計約90名もの方々が来校してくださいました。

以下その様子です。

みんなで、「せーの、イイネー!!」

土木科の「SDGs!?水をきれいにする装置を作ろう!」

建築科の「木を使ったものづくり 世界に1つだけの小物を作ろう」

化学工学科の「化学の不思議!?ガラスコップ、レジンアクセサリー、スライムづくり」

デザイン科の「デザイナー体験!オリジナルうちわ、ヨーヨー、サマーボトルづくりなど」

4つの科それぞれが専門性をいかした、とてもユニークなワークショップでした。参加してくれた小学生が「こんなに水がきれいになると思わなかった。」「作るのが楽しかった」と口々に感想を言ってくれたことがとても印象的でした。

このような活動は、本校の生徒にとっても非常に価値のある活動です。ワークショップを運営するにあたり、「何をするのか」「どのようにするのか」「材料はどうするか」「どのように進めるか」など様々な事柄を想定して準備をします。当日は児童やその保護者の方々と「どんな言葉遣いで」「どのように接するか」なども考えながら行動します。場合によっては予期せぬ事が起こり、臨機応変な対応が求められることもあります。そしてそれらをやり遂げると、達成感を得ることができます。この過程の中で、生徒は資質や能力を身に付けていきます。この学びを「課題解決型学習(PBL)」と言います。

生徒のみなさんお疲れ様でした。また、ご指導いただきました先生方、ありがとうございました。

残暑厳しい中、本校まで来てくれた児童・保護者のみなさまありがとうございました。

06.21【建築研究同好会】 第3回POLUS木造住宅インターハイ《学生限定》(主催:ポラス株式会社)結果発表!

木造住宅インターハイは「ものづくり」の要素に重点を置き、図面やスケッチ、模型製作を条件に入れたアイデアを具現化させるコンペティションです。建築研究同好会の生徒を中心に多くの生徒が参加しました。第3回目のテーマは「ボタニカルガーデンハウス」。気候や植生や風土など環境要素から、建築がどう影響を受け、その共存をどう楽しみデザインするかが問われました。2023年12月〜2024年4月まで取り組み、全国から154点の作品提出がありました。各部門で最優秀賞から奨励賞まで35点の入賞作品が選出され、本校では、下記の4名の生徒が入賞しました。

【設計部門】
佳 作:3年占部杏太朗「ヒロガル」 
奨励賞:3年高淵 望斗「“邸”点観測の家」 3年小林 真大「スキマのカタチ」   

【造形・造作部門】
佳 作:3年平田 叶大「CELL HOUSE」

放課後や春休み等を利用して頑張って取り組んでいました。おめでとうございます。

08.02【建築科】 第59回工業高校建築設計競技会

8月2日(金)に津山工業高校で開催された『第59回工業高校建築設計競技会』において、校内選抜で選ばれた3年生5人が出場しました。活躍は、以下の通りです。

最優秀賞高淵 望斗
優秀賞小坂田 凜
佳 作小林 真大
佳 作廣兼 みゆ
建築士会会長賞石井 正人

この競技会は岡山県内で建築系の科が設置されている岡山工業、東岡山工業、水島工業、津山工業の4校から各5名ずつが選抜され、合計20名が4時間で図面を完成させる競技会です。今回のテーマは、『街並み保存地区にある商店街に住む』~災害復興で新しいまちづくりを目指す~ とし、岡山県建築士会の方々に審査員をしていただいています。成績は、本校から出場した5名すべての生徒が入賞しました。

07.26【学校行事】オープンスクール来校ありがとうございました

令和6年7月25日(木)、26日(金)の2日間、本校を会場に令和6年度第1回オープンスクールを開催いたしました。2日間をとおして、専門科の体験と校内見学ツアー合わせて約1000人の中学生と、500名近くの保護者の方に来校いただき、たいへん賑やかなオープンスクールとなりました。

暑い中、多くのみなさんに来校いただけましたこと、とても嬉しく思います。ありがとうございました。

また、2日間、本校奨学会(PTA)の皆様にも来校いただき、保護者としての本音のお話しをしていただく座談会ブースも設けさせていただきました。平日にもかかわらず、ご協力くださいました本校奨学会の皆様にも心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

以下その様子です。

06.13【建築科】授業の様子(製図)

こんにちは、建築科です。

今回は建築科3年生の授業の様子を紹介します。

8月初旬に津山工業高校を会場に、「第59回工業高校建築設計競技会」が開催されます。この競技会は、50年以上続く伝統ある建築設計競技会です。県下の建築系の科がある岡山工業高校、水島工業高校、東岡山工業高校、津山工業高校の4校から3年生各5名ずつが選抜され、計20名で実施されます。当日に発表される条件を基に4時間以内に計画・設計し、図面に描き上げるという建築士の試験を模したような競技会です。

普段の授業は卒業設計を取り組むのですが、今回は設計競技会の代表者を決める模擬競技会の様子です。

生徒は、発表された条件に対して住宅プランを真剣に素早くかたちにしていきます。

岡山工業の代表に選ばれるようしっかり頑張ろう!

06.06【建築科】教育実習生 研究授業

こんにちは、建築科です。

5月27日から6月7日まで教育実習生として、大橋賢士郎さんが教育実習に来てくれました。

大橋さんは、令和2年度に本校建築科を卒業し、現在、広島工業大学の4年生です。

建築科1年生を担当して下さり、授業見学やHR活動、部活動と多くのことを経験されました。

6月6日の1時間目には、建築科1年生の建築構造の授業で、研究授業をしていただきました。何日も前から夜遅くまで準備をされ、当日は多くの先生方が見学に来られました。緊張していた様子でしたが、生徒は楽しそうに授業を受けていました。

2週間という短い間でしたが、生徒に人気の教育実習生でした。最終日のHRではクラスの生徒から色紙を受け取り良い思い出になったのではないかと思います。

今後の活躍を期待して、岡山県の教育現場を担う人材になってくれることを願います。

05.25【行幸啓】天皇皇后両陛下が本校を御視察されました

令和6年5月25日(土)、初夏の日差しがまぶしく降り注ぐ今日この良き日、天皇皇后両陛下が明日岡山市内で開催されます第74回全国植樹祭臨席を前に、本校を御視察されました。

天皇皇后両陛下は御着の後、学校長の御迎え・学校御説明のあと、カウントダウンボードを御覧になり、生徒からの説明をお聞きになりました。御説明はデザインと製作に携わった、情報技術科3年の荒瀬統真君と建築科3年の石井正人君です。

<生徒感想>

石井君:「緊張したけど、このような機会はもう無いと思うので、携われて良かった。」 荒瀬君:「とても緊張したが、このような機会は一生に一度あるかわからないので、とても貴重な経験だったと思う。両陛下は私の話を真剣に聞いてくださり、私もすごく話しやすかった。」

続いて、課題解決学習の地域連携活動について生徒からの説明をお聞きになりました。最初は土木科の「岡山道路パトロール隊」について、御説明は3年の笠原陸君と藤原悠さんです。

<生徒感想>

笠原君:「本当に貴重な体験で、この経験を生かして就職を頑張っていきたいと思った。またお会いしたいと思った。」

藤原さん:「会議室に入ってこられたとき、緊張した。でも自分たちの発表の時にうなずいてくださり、だんだん緊張もほぐれてきた。良い意味で親しみやすかった。とても良い体験になった。」

続いて化学工学科の「水酸化マグネシウムによる水の浄化」について、御説明は3年の長谷川虹夏さんと山田結衣さんです。

<生徒感想>

長谷川さん:「すごく緊張した。いい経験になった。たくさん練習してきて、研究を頑張って良かった。」

山田さん:「説明を真剣にうなずきながら聞いてくださり、話しやすかった。やさしかった。」

最後は奉送者として代表の生徒と教職員計10名が御見送りし、本校での御視察を終えられました。  

生徒の皆さん、大役お疲れ様でした。

今回の行幸啓の様子は、随時HPにて公開していきます。