カテゴリー別アーカイブ: 専門科

09.05【学校訪問】台風一過の青空のもと、栃木県議会の皆様が来校されました

前日まで台風の影響が心配されていましたが、当日の朝には学校上空は青空が広がり、予定通り栃木県議会文教警察委員の皆様にご来校いただきました。

今回のご視察は、令和4年度に本校がスマート専門高校事業の一環として導入した設備をご覧いただくためのもので、担当者による説明にも熱心に耳を傾け、メモを取られる姿が印象的でした。

校内見学の途中、すれ違った生徒たちの様子にも目を留めていただき、「生徒の皆さんが爽やかに挨拶してくれて、とても落ち着いた良い学校ですね」とのお言葉を頂戴しました。生徒たちの普段の姿が評価され、大変嬉しい日となりました。

09.03【電気科1年】防災LHR

今日の6時間目、防災LHRがありました。DIG(災害図上訓練)を通して、地域の災害リスクが高い場所や避難場所、ガソリンスタンド、病院などの位置を確認しました。以下、クラスの様子です。

最後の写真のようなものが完成します。少しずつでも、防災意識が高くなってくれればいいなと思います。

08.26[電気研究同好会・マイコン同会]全国高等学校ロボット競技大会 岡山県予選会

8/26に東岡山工業等学校で開催された[第33回 全国高等学校ロボット競技大会 岡山県予選会」に「晩のおかず」チーム(電気研究同好会 3年生)と「DJボソボソ」(電気研究同好会 2年生・マイコン同好会 合同チーム)で参加をしてきました。結果としては「晩のおかず」チームが第1位になることができました。「晩のおかず」チームは10/25に福島県で開催される[第33回 全国高等学校ロボット競技大会 福島大会」に出場します。あと2か月しかありませんが、上位入賞できるように頑張ってきてほしいと思います。

08.19【化学工学科】「岡山城の堀の水質浄化」現在の様子

6月19日に岡山城の東堀に水酸化マグネシウムを散布してから約2ヵ月経ちました。現在の東堀ですが、なんと透明度が増し、底がうっすらと見えるようになりました。

散布後1ヵ月では水質浄化効果があまり見られず、堀の様子も変わらなかったのですが、ようやく明確に効果が現れてきました。今後も定期的に水質測定してブログで報告していきます。

08.08【デザイン科】全国ポスターコンクール上位入賞者が教育長表敬訪問

8月8日にデザイン科2年の楢村 凌平君、服部 友香さん、デザイン科3年の西山 侑良さんの3名が中村 正芳 県教育委員会教育長を表敬訪問しました。令和6年度山火事予防ポスター原画コンクールでは、全国から原画と標語併せて応募総数4700点以上の中から、楢村君の作品が「農林水産大臣賞」(全国1位)を、服部さんの作品が「文部科学大臣賞」(全国2位)を受賞しました。また、2025年「海の日」ポスターコンクールでは、年齢不問・プロアマ混在の応募総数1800点以上の中から、西山さんの作品が「大賞」(全国1位)を受賞しました。中村教育長からは、作品に込めた想いや受賞したときの気持ち、アイデアはどういう風にひらめくのかなどの質問を受けました。教育長室に入ったときは3名とも少し緊張した様子でしたが、中村教育長のにこやかな表情に接し、リラックスした雰囲気で30分間の懇談と記念撮影を終えました。

08.07【土木科3年】おかやまSDGsフェア2025でワークショップをひらきました

令和7年8月7日(木)、岡山コンベンションセンターで開催されている「おかやまSDGsフェア2025」において、土木科3年課題研究「地域貢献班」がワークショップを出展しました。

今回のワークショップは「土木×防災×SDGs」をテーマに考えました。前回のブログでもお伝えしましたが、消波ブロック色塗り体験と、液状化現象可視化実験装置による液状化実験の2つを考案し準備してきました。

以下その様子です。

以前生徒が参加したBeLiveというイベントでお世話になりました、前岡山県経済同友会代表幹事の梶谷様も激励に訪れてくださり、このワークショップの趣旨を熱心に聞いてくださいました(その後、ワークショップも体験してくださいました。)

事前申し込みされた方以外に、岡山大学の学生さんも興味をもって参加してくれました。生徒に対して、「とてもユニークなワークショップなので、12月に岡山大学で行われるイベントにも参加していただけないか。」とうれしい打診がありました。生徒は快諾したようです。

今回のワークショップには、小学生をはじめ大学生や大人の方も参加してくれました。「すごい!ふしぎ。」と素直な反応の小学生や、「消波ブロックは何年くらい耐久性があるんですか?」とワークショップをきっかけに疑問を持ち、質問してくれた大人の方もいらっしゃいました。

生徒は準備もですが、椅子に座った方へ視点をそろえて説明したり、一緒に実験したり、少し先のことを想像して準備したりと、自ら考えて行動できている様子でした。

今回のような校外のイベントへの参加は、2年生の時の総合的な探究の時間で学んだ(インプットした)「課題発見解決型学習法(PBL)」を用いた学びを実践することのできる、アウトプットの場と位置付けられると考えます。このように連続した探究的な学びの場を提供することは、生徒にとってさまざまな非認知能力を身につけることができる、とても有効な手段だといえます。

生徒には、次のワークショップの実施や発表に向けて、これからも積極的に取り組んでいってほしいと期待しています。

ちなみにこの後有志の生徒3名が、交流会へ参加します。高校生の参加は、主催者にとって大変喜ばしいこととのことでした。わぉ、さっそく積極的!!

07.28【化学工学科】「岡山城の堀の水質浄化」現在の様子

6月19日に岡山城の東堀に水酸化マグネシウムを散布してから約1ヵ月経ちました。現在までの東堀の水質変化の様子です。

散布前の濁度が約12NTU(高いほど汚れている)であったのに対し、散布後約3週間後の7月11日には濁度が約8NTUとなり、濁度低下と、緑色が薄くなり透明度の上昇が見られました。

しかし、このまま濁度の低下が進んでいくと期待していたのですが、7月28日には濁度が約22NTUと再び上昇し、緑色が濃くなっていました。晴れが続き、アオコが発生しやすい環境になっているのかもしれません。

今後も水質観察を続け、岡山市観光振興課、宇部マテリアルズ株式会社、岡山大学と連携し、堀の水質浄化に取り組んでいきます。また、経過はブログで報告します。

暑い中、水質測定頑張っています。

06.27【土木科・情報技術科】課題研究で岡工版STEAM教育~小さな一歩~

令和7年6月27日(金)課題研究(OCP実践)において、土木科の生徒が情報技術科で3Dプリンターでのものづくりを学びました。

7学科を有する本校における岡工版STEAM教育には、「縦横のつながりを持った学習方法」がベースにあると考えています。また、本校の課題研究はどの学科も金曜日の午後に設定されているため、活動における横のつながりを持ちやすい環境でもあります。さらに現3年生は、2年生の時の総合的な探究の時間(OCP)においてMIXホームルームで活動しているため、様々な学科に顔見知りの生徒や先生がいることも、協働的に学習できる大きな要因となっています。

以下、その様子です。

今回土木科の課題研究「地域貢献班」の生徒は、【土木×防災×SDGs】をキーワードに探究活動に取り組んでいます。その中で、「液状化現象と消波ブロックを身近に感じてもらう」ためのワークショップを実施することを決めました。

しかし、自分たちの力では作ることができないことが分かったので、情報技術科の先生方にお願いに行って、3Dプリンターの使い方を学びました。急にお願いに行くのではなく、先週の時点で生徒自ら先生方にアポイントメントを取りに行っていたことも、よかったですね。

このような小さな取り組みが、学科全体で広がり、より一層生徒の学びが協働的で対話的となり、さらに深まるっていくことを期待しています。