1/25(土)京山公民館にて「京山ESD・SDGsフェスティバル」が行われました。その中で化学工学研究同好会13名は「化学を楽しんでもらうものづくり」として、「オリジナルプラバン」、「人工カプセル」、「スライム」、「アルコールロケット」を行い、多くの人に楽しんでもらうことができました。訪れてくれた皆様をはじめ、関係の皆様方、本当にありがとうございました。




1/25(土)京山公民館にて「京山ESD・SDGsフェスティバル」が行われました。その中で化学工学研究同好会13名は「化学を楽しんでもらうものづくり」として、「オリジナルプラバン」、「人工カプセル」、「スライム」、「アルコールロケット」を行い、多くの人に楽しんでもらうことができました。訪れてくれた皆様をはじめ、関係の皆様方、本当にありがとうございました。
水酸化マグネシウム散布から約2ヵ月経った堀の様子です。気温が低下して藻が減り、透明度が増しています。濁度の値も、先月の濁度8.5NTUから4.2NTUに下がっていました。
しかし、本研究の目標は堀の底まで見えるようになることです。今のところ、そこまでは達成できていません。濁度低下が見られたので、水酸化マグネシウムの効果は確認できましたが、今回の散布量では足りなかったかもしれません。今までのプールや近隣小学校の実験では、前年に散布した水酸化マグネシウムの効果がある程度持続することがわかっているので、来年追加散布すれば目標達成に近づけられるのではないかと考えています。
堀の水質については今後も継続して測定していきます。来年も堀の浄化活動を頑張ります!
12月14日(土)に有明セントラルホール&カンファレンスで行われた「第13回イオンエコワングランプリ最終審査会&表彰式」に、本校化学工学科3年生生徒2名が参加しました。化学工学科で研究を行っている「岡山城の堀の水質浄化」を研究・専門部門で応募したのですが、残念ながら最終審査に進む6校には残れませんでした。しかし二次審査進出代表校9校のうちの1校として招待されたので、勉強のために参加しました。
最終審査に進んだ12校(普及・啓発部門、研究・専門部門各6校)の発表は、全て内容・発表共にレベルが高く、大変勉強になりました。この学びを後輩へ伝え、研究を進展させ、次こそは最終審査に進めるよう頑張りたいと思います。
また、ワークショップでは宮城県農業高等学校科学部桜プロジェクトチームと交流ができました。桜プロジェクトチームは被災地で桜の植樹活動に積極的に取り組まれています。最終審査に残り、沿岸部でも育つ品種の桜を植えられていることや、廃カイロから2価鉄イオンの肥料を作り出していることなど素晴らしい取り組みをされています。ワークショップでは、「連携して桜餅づくりや桜の盆栽ができたらいいね」という楽しい話ができました。いずれ本当に連携できたらと思います。今回招待してくださった公益財団法人イオン1%クラブおよび関係の皆さま方、このような機会を与えてくださりありがとうございました。
先月10/31に、水質浄化効果のある水酸化マグネシウム1tを岡山城の堀に散布しました。約1カ月経った現在の堀の様子です。散布前の10月の堀の濁度(値が高いほど濁っている)は20.9~25.9NTU(平均22.7NTU)だったのに対し、11/29の濁度は6.82~10.8NTU(平均8.5NTU)と低下していました。水面にたくさん浮いていたアオコも減り、水の透明度も増しています。
また、2019年11月29日のデータ(濁度16.9NTU、現在より水温が2℃ほど低い)と比較しても濁度は下がり、透明度も増していました(石垣の見え具合を比較してもらうとわかりやすいです)。
とはいえ、堀の水はまだまだ緑色です。これから水温が低下してくると藻の活動も低下していき、透明度が上がっていくのではないかと期待しています。定期的に水質測定しているので、またブログで報告したいと思います。
2024年 11月18日(月)
1968年、日本で最初にポケットティッシュを誕生させ、
現在は化粧品のOEM商品を主に製造している
明星産商株式会社・岡山浅口工場へ行ってきました。
歳の近い姉がいるので見た事のある化粧品が沢山あって、今までの石油会社とかよりも作っているものが毎日直接使っているものということでかなり身近に感じました。とても丁寧な説明で、かなり分かりやすく説明してくれているのが凄く伝わってきて興味を持って聞かせていただくことが出来て良かったと思います。会社の雰囲気が女性が多いのも相まって今まで見学してきたどの工場よりも雰囲気が柔らかく感じることが出来ました。今までは正直工場見学で将来こういうところで働くというか働きたい!というイメージが全然湧かなくて多分自分にも化学系の道は合ってないっていうのはずっと思ってて、そういうところで中途半端にやるのが嫌で凄く怖かったけど、最初に配られた資料の堅すぎない雰囲気や、目を引くデザインであったり、何より働いている方々の掛け合いや笑顔を見て、こういうところもあるんだというのを知って、前よりもずっと将来に希望を感じました。こういうのが勉強のモチベーションとかになったらいいなと思いました!
「生徒感想文より」
6年前から「岡山城の堀の水をきれいにしたい!」という思いで行ってきた水質浄化の課題研究。ついにこの日、本格的な岡山城の堀の水質浄化活動に取り組み、化学工学科3年生32名が、水質浄化効果のある水酸化マグネシウム1tを東側の堀に散布しました。思った以上に大変な作業で、予定時間も約1時間超過しましたが、何とかやり遂げることができました。岡山市観光振興課の皆さん、資材を提供してくださった宇部マテリアルズ株式会社さん、岡山大学石川教授、作業を手伝ってくださった関西教材株式会社さん、船を貸してくださった生徒会長鳴島君のおじいさん、そして歴代この研究に携わった化学工学科の卒業生たち、皆様のご協力があって、今回のことが実現できました。ありがとうございました。
浄化が上手くいけば、約2~3週間で目に見える成果が出る予定です。引き続き定期的に水質を測定し、報告したいと思います。
10/28(月)に化学工学科3年生代表者4名が、岡山市役所にて岡山市長に表敬訪問しました。10/31(木)に化学工学科3年生全員が実施する予定の、岡山城の堀に水酸化マグネシウム1tを散布して水質浄化に取り組む活動を報告するためです。大森市長は快く迎えてくださり、発表を聞いてくださるだけでなく、水質浄化について話し合いの場を設けてくださったり、岡山城の歴史について教えてくださったりしました。「現在緑色に濁っている岡山城の堀の水を、何とか改善したい」という思いがますます強まりました。10/31、頑張って浄化活動します!
8月23日に「化学の不思議」をテーマに、近隣の小学生を対象としたものづくりたいけん教室を開催しました。サンドブラスターによるガラスコップ装飾、葉脈を用いたレジンづくりを行いオリジナル作品に仕上げました。また、スライムづくり、化学反応を利用した手のひらで”パン”と鳴る水素爆発、アルコールロケットを体験してもらいました。水素爆発は、水素を入れたシャボン玉の大きさやガスの配合を変えることによって、音の大きさや高さが変わってきます。そのことも体験してもらいました。
また、NHKのテレビ放送局の方が来られました!!
暑い中、たくさんの小学生がたいけんに来てくださり、高校生一同も嬉しく、一緒になって楽しく活動できました^^ありがとうございました。
夏休み終わりの素敵な締めくくりとなりました!
ぜひまた、私たちと化学の面白さや楽しさを体験しましょう!!