カテゴリー別アーカイブ: 授業・学習

【土木科1年生】第1回目の工業技術基礎をおこないました

令和5年4月19日(水)土木科1年生にとって初めての工業技術基礎の授業が行なわれました。

14日(金)の1年生全クラス対象に行われた工業技術基礎ガイダンスでは、「ものづくりは協働」「安全教育」について学びました。

今回は配布された実習服に袖を通し、サイズ確認等をおこないました。その後、来週に控える現場見学に向けて、実習服の着こなし方、話の聞き方、挨拶の仕方についてスライドを用いて説明がありました。ゲーム感覚で、写真を見ながら着こなしの不具合を当てたり、周りの友達と相談したりしながらのガイダンスは、楽しみながら学んでいるようでした。その後、製図道具一つ一つの使用上の説明と、名前書きを行いました。

いよいよ始まりましたね。工業技術基礎は他者との協働作業が知識や技術、資質や能力を向上させる大きなポイントです。頑張っていきましょう。

【総合的な探究の時間】さっそくOCP2回目!岡工PR大賞スタート!

令和5年4月19日(水)17日に引き続き、総合的な探究の時間において、OCP演習を実施しました。

今日は、新たな4人組で自己紹介を兼ねたチームビルディングを体験しました。自然発生的に生まれる役割(司会・書記・タイムキーパーなど)分担ができたことに驚いた様子でした。

今年度もOCP担当者と全クラスをオンラインで結び、生徒の様子を見ながら進めていますが、どのクラスもノリが良い!積極的!そして、OCPの本質をとらえて活動できているように感じられます。これもクラスに心理的安全性が担保されているからこそできることでしょう。皆さん、徐々に資質や能力を育んでいきましょう。

【OCP演習】今年度もOCPが始まりました!

令和5年4月17日(月)今年度第1回目のOCP演習、「OCP演習ガイダンスとチームビルディング」が行われました。

OCPとは、「OKAKO CREATIVE PROJECT(岡工 クリエイティブ プロジェクト)」の略で、PBL(課題発見解決型学習法)を取り入れた、主体的で対話的な学習プログラムのことです。OCP演習は、2年生の総合的な探究の時間において1年間に15回程度行います。

OCPは、1年次のOCP入門(LHRや工業技術基礎)、2年生のOCP演習(総合的な探究の時間)、3年生のOCP実践(課題研究)。そして、生徒会・各科に属する同好会などから集まった生徒有志で活動するOCP発展(これらの活動する集団を<岡工STEAMラボ>と呼びます)で構成された、連続した学び方の総称です。 このように、3年間で連続した学び方を取り入れたプログラムを実践することで、生徒の知識や技術に加え、①仲間と協働できる力②自分の考えや意見を伝える力③コミュニケーション力④デザイン思考(創造力)などの資質・能力も併せて育成していきます。

【人権教育】人権教育新聞「なかま」の発行

人権教育係では毎年人権教育新聞「なかま」を発行しています。多様性を尊重する取組や共生社会の担い手として活躍した生徒の内容をまとめています。全校生徒に配付しているので保護者の方も是非読んでください。

掲載記事
●校長先生「動機善なりや、私心なかしりか」

●土木科山本先生「地域・企業とともに学ぶ~開かれた学習で身に付くチカラ~」

●デザイン科2年星島りらさんの意見広告「真実の愛?」

●デザイン科2年小林芽生さんの意見広告「年を重ねる美しさ」

●建築科3年杉田風音さんのSDGsの視点から建築施工を考える「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

●建築科3年河本和樹さんのSDGsの視点から建築施工を考える「住み続けられる街づくりを」

●1年間の人権教育LHRでの取組「夢のユニバーサルデザイン公園をつくろう」「貧困・格差・孤立などの社会問題を防ぐために私たちにできることは何か」「児童虐待を防ぐには」「職場でのハラスメントをなくすには」

●図書委員がおすすめする人権本・SDGs本の紹介

【総合的な探究の時間】アイデアコンテスト動画発表評価会をおこないました

令和5年2月1日(水)、5・6時間目の総合的な探究の時間は、2年生が企業のアイデアコンテストに応募するアイデアを動画にまとめたものを視聴・評価しました。5時間目は各クラスで視聴評価をしました。その評価の結果クラスNo.1が決まります。各クラスNo.1の動画を6時間目に、1・2年生が評価しました。
以下その様子です。

きっと生徒は今回の動画作成に当たり、様々な壁に当たったのではないでしょうか。1学期の岡工PR大賞の時よりもっとよいものを、ユニークなものを!と考え、悩み、調べ…試行錯誤しながらがんばって作り上げた様子が、どの作品にも表れていました。

OCPは、課題に対して他者と協力しながら解決していく中で、以下のような資質や能力が身に付けられることを目的としています。

この1年間の生徒の様子を見ていると、本当に成長した姿(行動の変化)を見せてもらうことができました。みんな良かったよー♫
この1年間の学びを生かすのは、普段の授業と、来年の課題研究だ!

【OCP入門】1年生向けガイダンスをおこないました

 令和5年1月18日(水)6時間目のLHRは、OCP(OKAKO CREATIVE PROJECT)入門のガイダンスを行ないました。
 2年生のOCP演習に向けた足がかりの時間として、「0から1を生みだそう」と「OCPガイダンス」についてワークシートをまとめながら話しを聞きました。
以下その様子です。

 OCPでは課題解決型学習(PBL)やグループワークなどのアクティブラーニング(AL)をとおして、以下の力(資質や能力)を育むことを目標としています。そしてその力を課題研究や日々の授業でいかし、将来SDGsの17の目標達成に向けてアイデアを出し、行動できる「人財」となることを目的に、学年進行で取組んでいます。

【岡工STEAMラボ(OCP発展)】プレゼンまでいよいよ大詰め!

 令和4年12月20日(火)、岡工STEAMラボで取組んでいる「令和6年度岡山植樹祭に向けたカウントダウンボード製作企画案プレゼン」まで1週間を切りました。今日はプレゼン練習と手直しをしています。
以下その様子です。(プレゼン前のため、画像の一部を加工しています)

いよいよ来週の月曜日に、岡山県庁においてプレゼンします。科・学年をこえて集まったSTEAMラボのみんなのプレゼンは、どの班もそれぞれの特徴が出ていて、ユニークなプレゼンへと仕上がっていました。
26日、頑張ってね!

【主権者教育】主権者教育講演会

 12月14日(水)2年生を対象に第2回主権者教育講演会を実施しました。「税金を通して、よりよい地域社会を実現していく手段や方法を考える」をテーマに岡山西税務署、中国税理士会岡山西支部、岡山市選挙管理委員会の方々に協力していただき、生徒と一緒に税金について考えました。

 まずは税理士の方より、所得税と消費税の集め方の違い、租税公平主義の視点から消費税の是非などについて講演をしていただきました。その後、講演内容を踏まえて、「これからの日本は消費税を上げるべきか、下げるべきか」についてディベートをおこないました。ディべートを通して、「メリット・デメリットがそれぞれあるから現状維持しかない?」「少子高齢化対策としては消費税をアップするのがいいが、個人的には嫌だなと思う」などよく考えていました。対話を通して意見を形成していくことも主権者教育の大切な部分となっていると伝えました。

 次に生徒が考えた「オリジナル税金」の演説をおこないました。「ペット購入時に2万円の税金を課す。集めた税収で、ペットと一緒に暮らしやすい社会の建設を目指す。ペットホテル、ペットカフェ、ドッグランなどをつくる。」「自転車購入に10%の税率を課す。自転車の付属品にも同様に10%の税率を課す。集めた税収で交通安全教室の実施、自転車専用通行帯の建設費用に充てる」「東京などの大都市に住んでいる人に年収の4%を毎年課税する。集めた税金で過疎地の活性化、地方の雇用創出、全国どこでも仕事ができるようテレワークの整備費用に使う。その名も多勢に無勢(税)」と3つのオリジナル税金を自作のスライド資料とともに演説し、演説後にはパソコンで電子投票をおこないました。

 結果は、ペット税が賛成68%・反対32%、自転車税が賛成42%・反対58%、多勢に無勢(税)が賛成68%・反対32%という結果になりました生徒の感想では「自分も犬を飼っていて困ることがあり共感したので賛成」「犬1匹に2万円の課税で税収は見込めないので反対」「自転車専用通行帯は必要なので賛成」「自転車税を徴収するのはいいが、使い道には反対」「地方が活性化すると日本全体も発展するから賛成」「東京に住んでいる人で生活が苦しい人もたくさんいるから反対」など生徒はそれぞれの税金に多くの賛否を考えていました。このようにみんなで意見を出し合い、対話を通してよりよい社会を実現していくことが大切であると伝えました。