05.10【機械科】輝き続ける!!機械科の在校生・卒業生

~第69回岡山県溶接技術競技会~

5月10日(土)岡山県立南部高等技術専門校にて第69回岡山県溶接技術競技会が行われました。この大会は高校生の大会とは違い、県内の溶接関連事業に勤務している溶接技能者が会社の威信をかけて出場する大会で、最優秀者は1951年から続いている全国大会へ派遣される由緒ある大会です。そのような大会に本校から機械科3年の鈴木陽太君(備前中学校出身)が出場しました。

鈴木君はサッカー部に所属しているため放課後の部活動と溶接を約2ヶ月にわたり両立してきたわけです。彼は溶接に対する興味と熱量がすこぶる高く、『この大会で企業の人が驚くような作品をつくりたいという』決意で練習に励んできました。当日はRSKが取材にきており、競技終了後のインタビューにも堂々と答えていました。その模様は当日夕方放送されました。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/1905607?display=1

競技では自分の納得がいく作品ではなかったようですが、外観は企業の方に引けを取らないものができており、『高校生の溶接ではない』と高い評価をいただきました。この後、外観審査、X線検査、曲げ試験を行い、6月下旬には最終的な結果が出ます。

さらに、この大会には平成29年機械科卒の三田祐太郎君と、令和6年機械科卒の荒木颯太君が出場していたり、昨年度本校から出場した令和7年機械科卒の浅原愛美さんが応援にかけつけていて、OB、OGの活躍も見ることができました。

また、ゴールデンウィークには愛知県より平成26年機械科卒の浜野元輝君が帰省してきたタイミングで、溶接のアドバイスをいただきました。ちなみに浜野君は構造物鉄工の技能五輪の金メダリストであり、今年の溶接技術競技会愛知県大会では優勝しており、10月に富山県である全国大会に出場します。こういった機会があるのも岡山工業高校だからこそと言えます。