カテゴリー別アーカイブ: 機械科

「みなしごハッチ」の贈呈式が行われました

P1020067奉還町商店街の一軒の店の前に置かれ、地元の子どもたちに約40年も親しまれてきた「みなしごハッチ」の遊具が、このたび商店街に寄贈され、11月26日(火)、夕方の買い物客でにぎわう奉還町商店街で、贈呈式が行われました。

 

 

40年の歳月で、「ハッチ」は塗装がはげ、電源を入れても動かない状態になっていました。寄贈にあたって、本校に修理の依頼があったのは今年の2月。機械科、デザイン科、電気科がそれぞれの技能を生かして、修理に取り組みました。

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鮮やかな塗装が施され、基礎部と人形をつなぐ鉄製の補強材も入れられて、すっかり生まれ変わった「ハッチ」。20円で約1分、小さな子どもを乗せて動きます。

ファジアーノ岡山のバナーや小判君神社とともに、「ハッチ」が奉還町の新しいシンボルとして、多くの人に親しまれる存在になることを願っています。

機械科2年生が校外学習に行きました

11月21日(木)、機械科2年生が進路校外学習に行きました。
午前中は呉市海事歴史科学館大和ミュージアムに行きました。
B組が岡工祭で戦艦大和の展示をしたこともあって、タイムリーな見学になりました。体験コーナーや10分の1スケールの大きな大和もありました。

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午後はマツダミュージアムの見学をしました。
係の方が丁寧に説明してくださり、生徒たちは綺麗な館内の中で、歴代のマツダ車やエンジンのモデルなどを興味深く見学していました。

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造船や自動車などのメーカーへの就職者も多い機械科、この日の体験をこれからの学習や進路選びの参考にしてほしいと思います。

技能検定成績優秀者表彰を受けました

11月13日(水)、コンベックス岡山の国際会議場で技能検定成績優秀者の表彰が行われ、本校から金賞3名をはじめ、多くの生徒が受賞しました。

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受賞者は次のとおりです。

金賞 岡山県知事表彰

  • 岡本健汰(機3) 普通旋盤作業3級
  • 佐々木章(機3) フライス盤作業3級
  • 金原一歩(情3) シーケンス制御作業3級

岡山県職業能力開発協会長表彰となる銀賞と銅賞は、それぞれ10名と14名が受賞。受賞分野は、鋳鉄鋳物鋳造作業、普通旋盤作業、機械検査作業、シーケンス制御作業、電気系保全作業、電子機器組立て作業、大工工事作業でした。

「親子ものづくり体験教室」をサポートしました

IMG_11858月11日(日)、岡山職業訓練支援センター(ポリテクセンター岡山)で、「親子ものづくり体験教室」が行われ、本校の機械科と建築科の生徒がサポート役で参加しました。

この体験教室は、「子供から大人までの国民各層が技術の重要性を広く認識し、ものづくりに親しむ社会の形成と若者づくり人材の育成を図る」ことを目的として、岡山職業訓練支援センターが主催したもので、対象は小学4年生から小学6年生の親子です。

機械科の生徒7名は、「アクリル板で作るフォトフレーム」を担当。アクリル板に穴をあける作業では、ドリルの使い方を教えたり、アクリル板の位置決めや、ドリル刃の取り替えなどを補助しました。

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また、建築科の生徒5名は、「和紙で作るライト」を担当。和紙を貼る角材の枠組みと電球の取り付けを指導しました。電球を取り付ける台にねじ止めをする難しい作業では、生徒たちはゆっくりと丁寧に教えていました。

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それぞれ15組~16組の親子をサポートしました。暑い実習室の中で、生徒たちは小学生親子と一緒になって汗をかきながらコミュニケーションをとっていました。

できた作品をうれしそうに持ち帰っている小学生の笑顔が印象的でした。夏休みの良い思い出になると思います。

卒業生を囲む会を開きました

6月12日(水)6校時のLHRの時間に、卒業生を招いてお話を聞く「卒業生を囲む会」が、専門科ごとに開催されました。

就職をして社会人になっている先輩、進学をして勉強を続けている先輩、どの先輩のお話も、在校生が進路選びをするときに、とても参考になるお話でした。

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生徒たちは、メモをとりながら、熱心に話に聞き入っていました。

お忙しい中、校内のために駆けつけてくださった卒業生のみなさん、暑さを吹き飛ばす「熱い」お話を、ありがとうございました。

ものづくりコンテスト(旋盤部門)県大会で優勝しました

5月25日(土)、津山工業高校で「平成25年度ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)岡山県大会」が行われ、県内から10名の選手が出場して技を競い合いました。岡山工業高校からは、機械科3年の岡本健汰君(ゼッケン1)と2年の髙木隆義君(ゼッケン2)が参加しました。

一番早く作業を終えた岡本君の作品は、すべての寸法が規格内に収まっており、最高得点を獲得。堂々の第1位で、山口県で開催される中国大会への出場権を獲得しました。髙木君もよく健闘し、5位となりました。

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岡本君の中国大会での活躍を祈っています。

サイピアで「岡工ものづくり体験デー」が開催されました

5月4日(土)みどりの日、岡山市北区伊島町の「人と科学の未来館サイピア」で「岡工ものづくり体験デー」が行われ、7つの専門科から多くの生徒が参加して、小学生に作業の指導を行いました。

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各専門科のものづくり教室の内容は次のとおりでした。

 午前  化学工学科  化学の楽しさに触れよう
 デザイン科  キャンドルを作ろう
 建築科  2階建て住宅模型を作ろう
 午後  機械科  表札を作ろう
 電気科  電子オルゴールを作ろう
 情報技術科  ロボットカーで楽しもう
展示・発表  土木科  スーパーエンバイロメント事業等の取組

会場の各ブースでは、指導役の岡工生の説明を聞きながら、親子で楽しそうに作業に組んでいました。真剣な表情で住宅模型の部品を接着する女の子、思わず熱くなって子ども以上に張り切ってしまうお父さん、膝を床について小さい子の目線で話しかける岡工生など、とてもほほえましい光景があちこちで見られました。作品が完成すると、どの小学生もうれしそうな笑顔を見せ、自分の作品を大切に持ち帰っていました。 続きを読む

機械科2年生が溶解実習を行いました

2月8日(金)、機械科2年A組の実習の授業で、溶解実習を行いました。この実習は鉄を高温で溶解し、あらかじめ作っておいた鋳型に流し込んで製品を作るものです。鉄を扱う機械科の特色が発揮される実習で、毎年冬の時期に1回だけ実施されます。

この日は朝の7時ごろから準備が始まりました。まず「キューポラ」と呼ばれる溶解炉を薪とコークスで十分に熱した後、材料の鉄を投入します。その後、何度かに分けて鉄とコークスを追加していき、午後1時ごろ、いよいよ溶解した鉄を取り出す準備が整いました。

キューポラの栓を開けると、溶けた鉄が黄色く光りながら流れ出しました。温度は約1500℃もあるそうです。これを専用の容器で運び、ひしゃくのような道具で鋳型に流し込みました。鋳型のまわりの砂から湯気が吹き上がります。

十分に冷ましてから、製品をを取り出し、今日の授業を終えました。次の授業で研磨などの仕上げを行い、生徒たちの作品が完成します。

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