11月29日、愛知県名古屋市の吹上ホールで開催された第52回技能五輪全国大会見学ツアーに参加しました。
本校機械科からは、生徒10名(1年6名、2年4名)と教員3名が参加しました。
技能五輪は、青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会で、全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された23 才以下の技能者です。
国際大会が開催される前年の大会は、国際大会への派遣選手選考会を兼ねて行われます。
本校の卒業生も各企業を代表してこの大会に臨んでいます。また、企業に所属する選手がほとんどですが、一部工業高校生の姿も見ることができました。高校生の限りない可能性を再認識して岡山に帰ってきました。本校卒業生が技能五輪で活躍できるよう期待しています。
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【機械科】非破壊検査セミナー
平成26年12月25日(木)、第7回「明日を担う次世代のための非破壊検査セミナー」が本校百周年記念会館、機械科実習室で行われました。
本校からは、機械科の生徒12名と教員3名が参加しました。
横浜国立大学客員教授 工学博士 荒川敬弘先生の講義のあと、実習室で実演を行いました。
赤外線サーモグラフィー装置による温度分析変化の実演や磁粉探傷試験、浸透探傷試験、超音波探傷試験、放射線透過試験など興味深いものばかりでした。
特にバルブの打音検査の体験では、人の耳の正確さを知ることになり、とても良い経験ができたと思います。
「全国製図コンクール」最優秀特別賞受賞
今年で31回目になる全国製図コンクールで機械科3年赤木秀駿くんが最優秀特別賞を受賞しました。
全国約3000人の中から選ばれたということでたいへん価値のある最優秀特別賞です。
製図コンクールは、三相誘導電動機で渦巻きポンプを駆動するときに用いるフランジ型たわみ軸継手を設計製図するもので、正確さ、明瞭さ、美しさ等を競い合います。出題で与えられるものはモーターの出力のみで、あとはすべて自分で形状や寸法を日本工業規格に則って設計します。
この賞を受賞した本校卒業生が技能五輪で活躍しているように、更に上を目指して頑張ってほしいと思います。
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「全日本ゼロハンカー大会」参戦
12月21日(土)高梁川河川敷グラウンド(倉敷市西阿知町西原)で行われた「全日本高等学校ゼロハンカー大会」に、機械科3年生が課題研究で製作したOKAKO1号、OKAKO2号の2台のマシーンが出場しました。
昨年の優勝トロフィーを返還し、競技スタート、決勝前の第3次予選まで進んだものの、エンジン不調のため決勝に進出することはできませんでした。
また、来年、リベンジし大きな優勝トロフィーを手にできるよう頑張ります。
2年生自主設計発表会Part2 優秀賞決定!!
先日紹介した2年生自主設計発表会後半の部が19日に実施されました。生徒達は巧みにipadをあやつり、自分のアピールする部分を4分間の持ち時間をフルに使って紹介していました。まだまだプレゼンテーションとして、また、図面としても不十分なところはありますが、来年の3年生の卒業設計へ向けての第一歩を歩み始めました。来年が楽しみです。
「図面・パース・コンセプト・プレゼン・宮井が住みたい家・難波が住みたい家」の6部門で生徒・担任の投票により、総合の部で次の生徒が決まりました。
第1位:片田佳菜さん・田邉貴大君
第2位:松下咲良さん
第3位:梅原佑奈さん
【第1位 片田佳菜さん】
【第1位 田邉貴大君】
【第2位 松下咲良さん】
【第3位 梅原佑奈さん】
【デザイン科】パン工房「メープルハイム」ロゴ決定
社会福祉法人 閑谷福祉会 閑谷ワークセンターわけにある「パン工房 メープルハイム」のロゴが決定しました。
昨年度、2年生の実習の取り組みの中で、グループワークの授業として様々な提案をしました。今年度は、その中から最終選考に選ばれたロゴを有志(デザイン科3年 木村汐里さん)が制作し、採用していただくことになりました。今後、名刺やポスター・ちらしなどの印刷物などに使っていただけると思います。
夢は建築家!!2年生自主設計発表会Part1
6月より取り組んだ2階建て専用住宅の図面が完成して,自分たちの思いをプレゼンテーションしました。持ち時間4分と短い中に,自分の設計した図面を提示して,工夫した点について熱く語っていました。
時間の関係で前半の20人が終わり,後半は19日に実施されます。今回の発表会には保護者の方が来校されていました。よろしければ保護者の皆様,足を運んでいただければと思います。
【デザイン科】キャリアライフ講演会 「岡山県立大学デザイン学部 桑野哲夫先生」実施報告
12月3日
キャリアライフ(職業生活)についての講演会が実施されました。
デザイン科では、岡山県立大学 デザイン学部 造形デザイン学科 学科長 桑野 哲夫先生をお招きしました。
桑野先生は大手広告代理店、博報堂で30数年に渡りデザイナー、アートディレクターとして、家電、食品、化粧品などの広告制作に携わられてきました。
07年から岡山県立大学 デザイン学部 造形デザイン学科で学科長を務めながら吉備路の風景を元にしたフォトグラフィックデザインの研究や「岡山デザインミーティング」の代表としての活動など「デザイン」をキーワードに岡山の文化・産業の発展を目指した活動もされています。
今回は、先生が携わられた広告の事例から広告デザインが完成するまでのプロセスを具体的にご紹介頂きました。
コンセプトを立て、カメラマン、イラストレーター、デザイナー、モデル、など様々な方々と関わりながらデザインを仕上げていくことが分かりました。
決して個人プレーではない制作現場で大切なのはフットワーク力とコミュニケーション力。
スマホやデジカメで記録することは簡単ですが、スケッチやメモを通じて考えながら自分の記憶に残し、相手にアイデアを伝えていくことなど実際のサムネールやスケッチを見ながら知ることができました。
生徒たちは、日頃、校内で心がけている挨拶や課題で取り組むスケッチや資料集めなど、今後社会でどのように役立つか具体的に感じることができたようです。
現在取り組む授業課題を仕上げる上で、デザイン現場の考え方や具体的な事例は非常に参考になりました。
生徒のために様々な資料をご準備され、分かりやすくご説明いただいた桑野先生に、心より御礼申し上げます。