【土木科】土木系製図コンテスト中国大会全員入賞!!

令和6年2月19日(月)、山口県立下関工科高等学校にて第40回中国地区高等学校土木系製図コンテストが開催されました。このコンテストは、生徒の製図に関する興味・関心を高め、製図技術の向上をとおして高校土木系教育の発展を図る目的で毎年開催されています。このコンテストは、中国地区内の土木系学科の生徒が日頃授業で取組んでいる製図が課題となっています。

結果は 

3年生の部 金賞土木科3年森垣 瑛琳(児島中卒)
2年生の部銀賞土木科2年藤原  悠(建部中卒)
地図記号の部金賞土木科1年 対梨 春子(香和中卒)

3人ともこのコンテストに向けて2ヶ月程度、授業や放課後などを利用して課題の製図に取組みました。森垣さん、藤原さんの2人は、何枚も書き直しながら作品を仕上げました。対梨さんは1枚に集中し、用紙を汚さないよう、また間違いが無いように気をつけながら、特に字の正確さにこだわって完成させました。各部門とも十数点の作品が出品されましたが、3人の作品はそれぞれの部門で、他を圧倒する正確さや見栄えを誇っていました。ちなみに3年の森垣さんは3年連続で金賞を受賞しました。

 おめでとう!!

【学校行事】第75回卒業証書授与式を挙行しました。

令和6年3月1日(金)、心配された雨も上がり、3年生の門出を祝うような晴れやかな日差しの中、第75回卒業証書授与式が挙行されました。
以下その様子です。

4年ぶりに卒業生とその保護者、在校生(2年生)、教職員が一堂に会し、卒業生の門出を祝いました。約1000名に迫る人数での式典は本当に久しぶりで、さらに吹奏楽部の演奏での入退場や校歌斉唱は圧巻でした。

堂々と自信に満ちた入場、起立礼、聞く姿勢、代表生徒の答辞、校歌斉唱、そして退場。どれをとっても「素晴らしい」の一言でした。

岡工に入学してはや3年。「ご入学おめでとうございます。」と言ったあの日がつい先日のように感じます。嬉しいことも楽しいことも辛いこともしんどいこともたくさんあった3年間だったと思います。岡工での思い出と「誠実勤勉」の校訓を胸に、明るい未来へ羽ばたいていってください。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。

【建築科課題研究】京山公民館からの依頼品を納品しました。

2月22日(木)、建築科3年課題研究(木工班)が年度初めに京山公民館から依頼のあったままごとキッチンを納品しました。

今回ままごとキッチンを作成する際に必要な図面作成、打ち合わせ、材料拾い出し、加工、組み立て、納品をすべて生徒が行いました。
初めてのことばかりで上手くいかないこともありましたが、最終的にはご要望に添った物が完成でき、大変喜んでいただきました。
生徒たちも一つの物を一から作ることの難しさや完成したときの達成感など大変勉強になったと思います。

以下作業の様子になります。

・図面作成

・京山公民館での打ち合わせ

・加工、組み立て

【デザイン科】「ひろげよう情報セキュリティコンクール」表彰式

経済産業省のIT政策実施機関「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が主催する「ひろげよう情報セキュリティコンクール」に応募したところ、デザイン科2年寳田百香さんの作品が優秀賞(警察庁)に決定しました。また、優秀賞(一般社団法人システムエンジニアリング岡山)としてデザイン科2年各務絢音さん、優秀賞(岡山県情報セキュリティ協議会)としてデザイン科2年加藤琴羽さん、また、優秀賞(岡山県警察本部)としてデザイン科2年高橋一帆さんと藤森優衣さんの作品が選ばれました。入賞した5名で2月22日に岡山県警察本部庁舎で行われた表彰式に参加してきました。
寳田さんが選ばれた優秀賞(警察庁)は全国賞のため、3月に東京都で行われる表彰式に参加します。

優秀賞(警察庁):デザイン科2年 寳田百香
優秀賞(一般社団法人システムエンジニアリング岡山):デザイン科2年 各務絢音
優秀賞(岡山県情報セキュリティ協議会):デザイン科2年 加藤琴羽
優秀賞(岡山県警察本部):デザイン科2年 高橋一帆

優秀賞(岡山県警察本部):デザイン科2年 藤森優衣

【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学で行いました

令和6年2月2日(金)、岡山大学環境理工学部において、土木科有志が1年間学んだAI学習の成果発表を行いました。これは高大連携として一昨年度から行っている取組です。岡山大学大学院環境生命科学研究科西山研究室から大学院生に講師として来校頂き、土木科1~3年の有志生徒へ、AIの基礎知識から応用までご指導頂いたものです。
主テーマは「AI姿見ミラーの開発」です。これはミラーの前に立つだけで服装や安全装具の着用状態を瞬時に判断させる装置を開発し、建設現場での使用を想定したものです。また、付随したAIの学びとしてペットボトルやレジ袋の「ゴミの判別」も行いました。
生徒達は大学院生から指導を頂きながら、顔、ヘルメット、ペットボトル、レジ袋をそれぞれ対象とした4班構成で取組みました。各班とも様々な形態の写真を数百枚単位で撮影し、AIに判断させた結果の良否をまとめました。
どの班も、「AI姿見ミラーの開発」の基礎的な技術の開発に貢献できるような内容で、指導して頂いた大学院生からも、その頑張りに高評価を頂きました。参加した生徒諸君はコンピュータの基礎技術、AIの基本知識を身につけ、さらには協調性や表現力もはぐくむことができたと思います。
最後に、1年弱の期間ご指導頂きました西山先生はじめ、研究室の大学院生の皆さん、本当にありがとうございました。

【土木科2年】建設企業ライブに参加しました 

令和6年2月1日(木)午後、ジップアリーナ岡山で岡山県・岡山県建設協会・岡山県測量設計業協会が主催する「おかやま建設企業ライブ」が開催され、県内建設会社40社、県下の土木・建築系学科の2年生約320人が参加しました。これは、高等学校の土木・建築系学科に在籍する生徒が、建設産業の魅力や現状を聞き、キャリア教育の一助とするための企業情報説明会です。

岡山県高等学校工業教育協会会長文谷校長先生の挨拶に始まり、各社の簡単な説明の後、生徒は各社のブースに別れて説明を聞き、進路情報の収集をしました。卒業生が説明をしてくれる企業もあり、みんな真剣に聞いていました。参加した生徒の何人かは、本日出会った会社へ就職することでしょう。将来が楽しみです。

【生徒会執行部】能登半島震災で被災した工業高校への募金協力について

この度は、能登半島震災において被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

本校では、能登半島震災で被災した工業高校への募金協力について、各ご家庭や生徒の皆さんから集めさせていただいたお金を、生徒会執行部一同が責任をもって集計し、「公益社団法人全国工業高等学校長協会」にお送り致しました。

募金金額は167,427円でした。
皆様のたくさんのご支援をありがとうございました。

また、募金を入れていただいた封筒に書かれていたメッセージも載せさせていただきます。

募金は能登半島地震で被災された工業高校の復興支援に使われます。

石川県立金沢北陵高校様
石川県立羽昨工業高校様
石川県立七尾東雲高校様
日本航空高校石川様
石川県立大聖寺実業高校様
石川県立小松商業高校様
石川県立工業高校様
金沢市立工業高校様
新潟県立新潟工業高校様

岡山の地から応援しています!!

そして、能登半島震災において被災された全ての皆様に心よりお見舞い申し上げると共に、復興に尽力されている皆様には、安全に留意され、ご活躍されることをお祈り申し上げます。

【総合的な探究の時間】今年度最後のOCP「探究×課題研究」発表と評価をおこないました

令和6年1月31日(水)、2年生の総合的な探究の時間は、今年最後のOCP、「プレ☆課研」の発表動画視聴とその評価をおこないました。
2学期以降は、「探究×課題研究」として、3年生へとつながる探究テーマに取り組みました。
このプログラムの理想的なゴールは、「各科の専門知識を生かして社会課題を解決する→その解決策を3年生の課題研究(OCP実践)で実際に製作すること」です。さて、どんなアイデアが出てくるのでしょうか。
以下その様子です。

5時間目はクラス内でプレゼン動画を視聴し、クロームブックを用いて評価しました。1学期も同様にやっていたので、生徒はお手の物でした。各クラスで代表動画が決定したあと、6時間目は各クラス代表動画を視聴し、評価しました。6時間目は1年生もOCP入門として一緒に視聴・評価をしてもらいました。

社会課題の解決をテーマにしたので、高校生にとっては難しく感じた人もいたかもしれません。しかし、完成したアイデアはいずれもユニークで、「これ実際に製作できたら面白いな!」と思うプレゼンもありました。内容だけでなく、自動音声で読み上げたり、画像を合成してみたりと、技術的な進歩も多く見られました。2年生の皆さん、きっと大変だったでしょうね。でもそれを班のメンバーと楽しんで取り組むことができたのであれば幸いです。本当にお疲れ様でした。

このOCPでは、課題解決能力の育成、チームビルディング、アイデアだし(創造性)、他者理解など、様々な非認知能力の醸成を目指して取り組みました。この経験が3年生の課題研究へつながり、そして未来の自分自身へとつながっていってほしいと願っています。