本日令和3年12月24日(金)、今年最後の日は校内清掃から始まって、「収納式・壮行式」「生徒会新旧交代式」「終業式」を各クラスmeetで行いました。
収納式は、全国大会・中国大会・岡山県大会等で優秀な成績を収めた部活動・同好会・各専門科・個人がその賞を披露し納めました。
生徒会新旧交代式では第72期生徒会長松本君から、第73期生徒会長山本さんへバトンが引き継がれました。新生徒会長の挨拶では、今後の学校行事等への意気込みを強く感じることができました。松本君をはじめ72期生徒会役員の皆さんお疲れ様でした。73期生徒会の皆さんの活躍を心から願っています。
終業式では学校長からの訓示がありました。冬休みに計画を立てて過ごしましょうというお話しが印象的でした。4月から社会人や上級学校へ進学する3年生にとっては、そろそろ心の準備をする期間になります。2年生は3年生に向けて具体的な進路について保護者の方と相談する時期でしょうし、1年生は「何のために働くのか」を自問自答しながら将来設計をしていく時期です。そういった意味で「計画を立てて過ごす」ことをみんなに伝えられたのではないでしょうか。
この冬休みは17日間と例年になく長い冬休みとなります。事故やケガ、病気に気をつけながら充実した日々を過ごし、新年11日(火)には、元気な姿で登校してくれることを願っています。それでは良いお年を。
【国際交流】12月はグローバル活動がもりだくさんでした!
●12月1日(水)グローバル講演会
総合的探究の時間の中で、2年生を対象に、グローバル講演会を行いました。講師は、岡山県国際課で中国交流推進員をしている姚紹瓊(ヤオ シャオチョン)さんです。姚さんは湖北省恩施土家族苗族自治州のご出身で、ご本人も土家族という少数民族として中国で育ちました。少数民族という視点から見た中国について、貴重なお話を聞かせてくださいました。

●12月13日(月)台湾で建築を学ぶ高校生たちとオンラインでプレゼン交流
以前より交流のある台湾・国立岡山高級農工職業学校の建築科の生徒と、本校の建築科2年生の生徒が、オンラインによるプレゼン交流を行いました。プレゼンの内容は、お互いの国の伝統建築や有名な建築家についてで、お互いの共通語である英語で伝え合いました。プレゼンに参加した生徒は、本番まで何度も発音練習をし、とてもよく頑張っていました。
●12月21日(火)初級中国語講座
ここ数年、台湾を含め中国語圏の学校との交流が増えているため、校内で希望者を募って初めて初級中国語講座を開きました。講師は、グローバル講演会をしてくださった姚紹瓊さんにお願いしました。様々な学年・学科の生徒18名が集まり、みんなで簡単な挨拶や自分の名前を中国語で言う練習をしました。今後もシリーズで初級中国語講座を行う予定です。
【2年生】主権者教育講演会
12月22日(水)に主権者教育講演会を実施しました。主権者教育とは、社会の困っていることに参加し、自らの行動で課題を解決していく力を養う授業になります。今回は、条例や住民投票を通して、よりよい地域社会を実現していく方法や考え方について勉強しました。
全国にはユニーク条例(理念条例)と呼ばれるおもしろい内容の条例がたくさんあります。「自分の住んでいる地域を活性化するような条例を考えてみよう」と、生徒同士で話し合いをおこないました。
生徒の中には「マスカットのようにフレッシュなあいさつをすることで、住民同士との交流を深める!マスカット条例」「友達と食べると笑顔になる!きびだんご条例」「子ども達は外で元気に遊んで強い体を作ろう!桃太郎条例」「岡山県の道路交通マナーを改善!ゆずりあい条例」など、生徒同士でたくさんの地域活性化につながる条例を考えてくれていました。
次に、6月におこなった主権者教育の授業の中で、「自分の周りで困っていることを考え、その困っていることを解決するルールを考えてみよう」と宿題を出していました。今回はその宿題の中から、「新型コロナウイルス感染症対策から、ロックダウン(都市封鎖)を導入する法律」「SNSやオンラインゲームの利用に関して、小学生は使用を制限する条例」「岡山交通死亡事故防止条例(自動ブレーキ機能付き自動車購入義務、自転車に乗るものは全員ヘルメット着用義務)」と生徒達が考えた3つの案について、賛成か反対か生徒全員に投票をおこなってもらいました。投票方法はchromebook(Googleのchrome OSを搭載したコンピューター)を活用した電子投票形式でおこないました。投票後には、自分の投票と全体の総意の比較をしてみました。
生徒の振り返りでは、「自分は絶対に賛成と思っていても、全体の投票結果では拮抗している場合もある。一人一人の意見は違うから、選挙をおこなうことで、全体での合意ができるので、投票の大切さが分かった」「一つの意見に対して、すぐに良くないと思うのではなく、他の案はないのか、その案にデメリットはないのかなどじっくりと考えることが大切だと分かった」など、民主主義の大切さを実感してくれる生徒が多くいました。
【土木科】課題研究で企業訪問に伺いました
令和3年12月21日(火)、土木科3年課題研究OCP実践班が、地域貢献活動の一環で製作を予定しているベンチの材料を頂きに、銘建工業株式会社様CLT工場を訪問させていただきました。
以下その様子です。
先日オンラインミーティングで様々なアドバイスを頂き、図面と数量表を作成しお送りさせていただいていました。それらをもとに材料をカットし、ご用意いただきました。
面取り・塗装・接着の方法などを細かく教えていただくとともに、生徒からもビス留めの方法などを質問し、しっかりメモにとって話しを聞くことができました。その後は、CLT工場内の見学と、木材がもつ様々な可能性とSDGsについて多くの知識を学ばせていただくことができました。
銘建工業株式会社山本工場長様をはじめ関係の皆様、年末のお忙しい中、本校の学習活動に多大なるご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
いよいよ1月からは製作に移ります。多くの方々と協働しながら取組んでいる今回のプログラムもピークを迎えようとしています。2月上旬の寄贈に向け、頑張っていきましょう。
ちなみに今回の活動プログラムは12月27日(月)岡山県高校生探究フォーラム(非公開)で発表を予定しています。またそちらもご覧ください。
【土木科】第13回橋梁模型コンテスト
11月27日(土)に神戸市中央区のデザインクリエイティブセンター神戸で第13回橋梁模型コンテストが開催されました。本校から土木科2年生の3名が参加しました。9月から様々な形式の橋を、作っては壊し作っては壊しの連続でしたが、コンテスト直前までかかって、やっと規定重量内(1500g以下)の頑丈な桁橋を作製できました。コンテストのプレゼンテーションでは桁橋を完成させるまでの苦労を語りました。これに対し審査員の先生から「実際に作って壊してみるというのは大切なことだ。壊すことで何が足らないかを目で見て確かめることができる。」「がっちり作ってあるので安心感がある。」などのコメントを頂き、これまでの苦労が報われた気持ちになりました。また載荷では、橋上をびくともしないで20kgの台車が移動しました。賞には入れませんでしたが、他チームの優れたデザインや構造を見て大変良い勉強をさせて頂きました。
参加チーム 兵庫県立兵庫工業高等学校 京都市立京都工学院高等学校
大阪市立大学(2チーム) 兵庫県立東播工業高等学校
明石工業高等専門学校 京都大学
高知県立高知工業高等学校(定時制) 山口県立萩商工高等学校
兵庫県立豊岡総合高等学校 岡山県立岡山工業高等学校
広島工業大学




【建築科】【デザイン科】岡工STEAMラボ(デザイン科×建築科)
建築コンペにデザイン科1年生と建築科1年生の有志で取り組みました!
「CLTアイディアコンテスト2021主催:一般社団法人日本CLT協会」主催のコンペに、建築科1年生3人が応募することにしました。が、「アイデアはあるけど、絵が描けない・・・」と困っていたところ、デザイン科職員室へ相談に行くと「デザイン科の1年生が協力するよ」と言っていただけました。
10月下旬から放課後の時間を使って、アイデアを共有しながら何とか作品を完成させました。作品としてはまだまだ未熟な部分もありますが、生徒主体で学科を超えた連携として一つの作品を作り上げたことに感心しました。まだ1年生、これからこの経験を生かして、様々な連携で自分たちのアイデアを形にしていってほしいと思います。
【ソフトテニス部】中学校の先生方へ(合同練習会の受け入れ)
中学校の顧問の先生方へ
岡山工業高校ソフトテニス部監督の杉山勝彦です。
私の指導方針の1つに「中学校からの合同練習要請は積極的にお受けする」というものがあります。
令和2年4月に赴任して参りましたが,この1年半あまりは,新型コロナウィルス感染症の第1派~第5派の度重なる襲来により,公式戦の中止,部活動の禁止,練習試合の禁止などの措置が続いておりました。
そのため,中学校からの合同練習の受け入れもお断りしておりました。
しかしながら,新型コロナウィルス感染症者の減少にともない,今冬以降,中学校との合同練習をお受けしようと思います。
ご希望される先生方は,男女を問わず,レベルを問わず,お問い合わせをいただければと存じます。私も生徒も中1,中2のときのレベルがありましたので,お気兼ねは不要です。
【中学校側からのご依頼に積極的に応える理由】
1 高校生レベルにまで上達できたことへの御恩返し
2 各種研修大会への参加や強豪校との練習試合に対する御恩送り
3 地域貢献・社会貢献
4 人間力の育成(「孝」の育成と「我欲」の抑制)
【前任校倉敷市内での受け入れ実績】
玉島西中学校 | 玉島北中学校 | 船穂中学校 |
真備東中学校 | 倉敷南中学校 | 倉敷東中学校 |
倉敷北中学校 | 倉敷第一中学校 | 新田中学校 |
水島中学校 | 連島中学校 | 郷内中学校 |
水島中学校 | 福田南中学校 | 吉備中学校 |
興除中学校 など |

【電気研究同好会】つやまロボットコンテストで3位入賞
電気研究同好会が12月11日に津山総合体育館で行われた「つやまロボットコンテスト」において、第3位という好成績を収めました。

今年の大会テーマは『素早くきれいに!お掃除ロボコン』ということで、ゴミに見立てたソフトボールやテニスボールを、より多くコート外に落としたチームが勝利するというルールで行われました。ボールを落とすには30度の坂道を上らなければならず、ボールを集めることに加え、急な坂道を上れる工夫が求められました。 本校の機体は、機体の中央にボールを集め、坂を上った後にボールを押し出す機構を備えました。坂で滑らないように、タイヤにはゴム製の素材を巻いて試合に挑みました。

2回勝負で行われた予選は、1回目で苦戦したものの2回目でうまく取り返し、高校生チームでは唯一の準決勝へ駒を進めました。準決勝では敗れましたが3,4位決定戦で快勝し、見事3位を獲得しました。

今年は1年生が製作した機体で参加し、2年生にもサポートで参加してもらうなど、チームワークがうまく機能し結果を残すことができました。今回の経験を活かして来年度は「全国高等学校ロボット競技大会」へ出場できるように頑張って参ります。