平成30年10月25日(木)
カバヤ食品株式会社で新聞広告のプレゼンテーションをしました。
1学期のビジュアルテクニックで取り組んだコマーシャルフォトで、カバヤ食品の商品をモチーフとした新聞広告を制作しました。
事前にカバヤ食品株式会社に課題の概要を伝え、企業ロゴの使用許可をいただきました。
生徒は、広告にしたい商品を選択し、ターゲットを設定した上で、スタジオ撮影を行いました。写真データを加工し、コピーを考えて、新聞1面サイズの商業広告を作りました。
このたび、クライアントとして設定したカバヤ食品を訪ね、工場見学をした後、一人ずつ作品のプレゼンテーションを行いました。最後に会社の方々から講評していただき、生産者や開発者の立場から貴重な意見を伺うことができました。
お世話になったカバヤ食品株式会社の皆様、大変ありがとうございました。
【電気科】第26回全国高等学校ロボット競技大会出場・本校初の予選突破‼
平成30年10月20~21日にかけて山口県キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで行われた、第26回全国高等学校ロボット競技大会に本校の電気研究同好会・マイコン同好会の合同チーム“PONY@岡山工業”チームの電気科3年(田辺君、坪田君、西崎君)、電気科2年(田淵君、難波君)、情報技術科2年(佐々野君、山下君)が出場しました。
この大会は全国から129チームが参加し、岡山県は8月に行われた県大会の上位3チームが出場しました。
4月から準備をはじめ全国大会に向けて、毎日真摯にロボットづくりに励んできました。
大会は公式練習→予選→決勝トーナメントの順で行われ、決勝には予選の上位48チームが進出します。
本校はこれまでに全国大会の予選を突破したことがなく、今回は予選突破を目標にしてきました。前日の公式練習ではアイテムを取り損ない180点で55位でした。
決勝トーナメント進出は48位に入らねばなりません。
公式練習後、予選の結果を踏まえて作戦を立て直し翌日の予選へ臨みました。
予選では作戦通りアイテムをとることができ、これまでの最高点330点を獲得し、予選第39位で決勝トーナメントに進出しました。
本校のロボットの性能では最高430点(この点数は全国16位相当)を獲得することができ、決勝トーナメント1回戦の相手にも十分戦うことができると思っていました。
決勝トーナメント1回戦では、緊張からかロボットの操作がうまくいかず210点となり、210点対310点で惜しくも負けてしまいました。
この結果、決勝トーナメント1回戦で敗れてしまいましたが、全国ロボット競技大会で初の決勝トーナメント進出を果たすことができ、本校の歴史に新たな1ページを刻むことができました。
今回のチームには2年生も多くいるため、この悔しさを忘れずに来年、新潟である全国大会に向けてさらに頑張っていってほしいです。
【ボクシング部】国体結果報告
10月3日から8日、福井県産業会館で行われた第73回国民体育大会ボクシング競技少年男子ピン級に寺下魁人(機3A)が出場しました。1回戦でいきなりインターハイ王者との対戦でした。試合開始直後から臆することなく積極的に攻撃を仕掛けます。一進一退の攻防でしたが、一瞬の隙をつかれ右フックを被弾しダウン。立ち上がりましたが、そのままレフリーが試合をストップ。残念ながらRSC負けとなりました。
同じ大会の成年女子フライ級に本校ボクシング部OGの晝田瑞希が出場しました。強豪選手との試合が続く中、決勝まで駒を進めました。残念ながら決勝は判定負けで準優勝でした。
晝田は11月に行われる世界選手権大会に、ひとつ階級が上のバンタム級で日本代表に選ばれていることも合わせて報告します。
【自転車競技部】福井国体 橋本、服部が5位入賞
福井しあわせ元気国体の自転車競技大会が9月25~29日、福井競輪場などで開かれ、本校の橋本凌汰(土3)と服部幸之助(情3)がともに全国初入賞となる5位を獲得。総合成績8位にも貢献しました。
【総合表彰式で総合8位の賞状を掲げる川口先生(前列左から5人目)】
服部は27日に行われた1kmタイムトライアルに出場。持ち前のスタートダッシュでスピードに乗せると、苦手としていた終盤もタイムロスを最小限に抑えてゴール。1分7秒326というタイムで5位入賞を果たしました。
【1kmタイムトライアル。5位の服部】
28日のスクラッチ決勝に挑んだ橋本は、スプリント勝負にかけ集団内で足を休ませる作戦に。終盤にかけて単発の逃げが決まる中、橋本も残り3周を残して集団から勢いよく抜け出しました。スピードを落とすことなく、メイン集団を置き去りにした橋本は、そのままゴールへ。最後は前方選手を視界にとらえながらもあと一歩届かず、5位という結果になりました。
【スクラッチレース。5位の橋本】
このほか、他種目では本校OBが活躍。4kmチームパシュートでは4位、成年ポイントレースでは5位、成年ケイリンでは7位となり、総合成績も8位入賞を獲得することができました。
主将の橋本と服部は今大会で引退となります。2人はこれまで入賞経験がありませんでしたが、3年間最後の全国大会で初入賞を勝ち取ることができ、努力してきた姿勢は後輩たちの手本になったと思います。
現在は、2年生の吉野太晟(建2)を新主将として新チームが始動しています。これまでの先輩たちが残した結果を上回れるように日々精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願いします。
以下にそのほかの写真を掲載します。ぜひご覧ください。
【ケイリンに出場した小西涼太(機2)】
【ポイントレース決勝に進んだ吉房暖人(デ2)】
【本校OBの成貞琳平(一番左・朝日大学4年)、矢部駿人(左から3人目・法政大学2年)、渡部将太(左から4人目・法政大学4年)が出場し、4位となった4kmチームパシュート】
【チームスプリントには橋本(左)、服部(左から2人目)、OBの田中克尚(早稲田大学3年)が出場】
【女子チームスプリントには本校OGでプロの競輪選手として活躍する三宅玲奈(左から2人目)が出場】
【オープンスクール】2018部活動オープンスクール開催
10月20日(土)、秋晴れの空のもと「部活動オープンスクール」を実施しました。中学3年生約170名が参加してくれました。谷口副校長のあいさつの後、各部のプラカードの誘導で活動場所に移動して行き、12時まで練習に参加したり、説明を受けていました。この度のオープンスクールが中学生の皆さんにとって、学校選択の一助になれば幸いです。また4月にお会いできることを楽しみにしています。
【機械科】ベンチ台製作 2学期
先日、就職試験などを終えて、ようやく二学期の課題研究もスタートし、順調に進行しているところです。
今回は夏休み前に入る前のお話をしたいと思います。
今週は、詳しい専門的な作業内容を教えていただく為にパラ・パワーリフティング協会の方たちやパワーハウスつくばの方たちに来ていただき、放課後の時間を使って教えていただきました。
最初に、障害を持った方がとても楽しそうに色々なスポーツを行ったり、楽器を演奏したり、ダンスを踊ったりしているビデオを見させていただきました。
そのビデオを見て、私たちは今取り組んでいるベンチ台製作で楽しく競技してもらうためにしっかりと作業内容を理解しないといけないなと気を引き締めることができました。
作業を教えていただく時にはとても丁寧で分かりやすく説明していただき、たくさんメモをとることができました。溶接でどこから作るか、ボール盤で穴をあける箇所やその寸法などを教えていただきました。これからは難しい溶接を使って作業していくのでしっかりと練習をして本番に挑みたいです。
また、私たちに教えるために暑い中お越しいただき、とても感謝しています。
これからもしっかりと取り組み、障害をもった方が不自由を感じないベンチ台を製作したいと思います。
【土木科】JFEスチール・ランデス@倉敷工場見学[エンバイロ⑤]
本校では今年度より3年間、岡山県教育委員会指定事業である「スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業」の指定を受けることになりました。この研究主題は「鉄鋼スラグを活用した高機能コンクリート部材の研究開発」です。
今回の2工場の見学はこの研究を進めるにあたり高機能コンクリート材料として使われている各種スラグを製造するJFE西日本製鉄所倉敷工場を見学し各種スラグについて学び、ランデス倉敷工場では各種スラグを使用してのコンクリート製品の製造を通じてスラグの可能性を高校生にも理解しやすく説明して頂く見学を設けました。
1 目 的 「スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業」についての理解を
深め、高機能コンクリート材料について学習する。
2 日 時 平成30年10月12日(金) 10:00~14:30
3 会 場 JFEスチール(株)西日本製鉄所/倉敷地区
ランデス(株)倉敷工場
JFEスチール(株)西日本製鉄所の皆様からは主に「スラグや細骨材」「建設現場見学」について、ランデス(株)倉敷工場の皆様には、「高炉スラグ使用製品(ハレーサルト)」「圧縮強度試験」の説明・見学を詳しくして頂きました。お忙しい中、スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業のためにご協力いただいたJFEスチール(株)西日本製鉄所の皆様、ランデス(株)倉敷工場の皆様、本当にありがとうございました。