カテゴリー別アーカイブ: 人権教育

02.25【人権教育】人権教育新聞の完成

 本校では1年間の人権教育の活動を新聞形式でまとめています。難聴の子どもたちへの支援について調べまとめたもの、介護問題やヘルプマークについての意見広告、人権教育LHRの活動記録などをまとめています。全校生徒に配付していますので保護者の方も是非ご覧ください。

 新聞記事の中にある意見広告の欄を書いた生徒は、「介護の問題で困っている人をなくしたいと思って作成しました。長子だけでなく家族のみんなで考える問題であり、家族だけではなく行政や社会全体で助け合うことが大切だと伝えたいと思って作成しました。」「通学中に電車の中でヘルプマークを身につけている人がいました。もっとみんながヘルプマークの存在を知ることができれば、困っている人が少なくなるはずと思って今回のポスターを作成しました。」と制作の思いを語ってくれました。

 意見広告を制作したデザイン科の2年生

グッドビヘイビアカード新デザインの表彰式

岡山工業高校では、「すべての人の価値を尊重し生活していこう」をテーマに人権教育に取り組んでいます。そこで、「積極的に相手のよい部分を見つけていこう」または、「相手のよい部分を肯定的に認めていこう」といった取組を学校全体でおこなっていきます。

具体的には、「グッドビヘイビアカード」と呼ばれる相手の良い部分を認めたり、肯定的に評価するカードを作成し、全校生徒に配布しています。今回、美術部部長の田中さんとデザイン科1年の石井さんが新デザインの「グッドビヘイビアカード」を考案してくれました。

これから、新デザインの「グッドビヘイビアカード」を活用して、相手のよい部分や感謝の思いを伝え、笑顔あふれる岡工をみんなで作っていきたいと思っています。

「あきらめない心を持とう」人権講演会を開きました

P102033212月20日(金)、全校生徒を対象に、人権講演会を開催しました.講師は、神戸の病院で看護師として働く野村真波さんです。

 

野村さんは、看護師を目指して専門学校で学んでいた20才のとき、交通事故で右腕を失いましたが、その後見事に立ち直り、看護師の仕事のかたわら、北京・ロンドンパラリンピックに水泳日本代表として出場。ロンドン五輪では、平泳ぎで8位入賞しました。

講演中、野村さんは笑顔を絶やさず、ときにはユーモアを交えながら、看護学校の先生や家族などに励まされて、再び看護師を目指したこと、街に出たときの人々の好奇の目がとてもつらかったこと、ロンドン五輪で両親に入賞の報告ができたときの喜びなどを、お話ししてくださいました。生徒たちは、お話に食い入るように聞き入っていました。

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講演の最後には、バイオリンの演奏も披露してくださり、優しい音色が体育館に広がりました。P1020347P1020358P1020366

「人生の中で、迷っても後戻りをしてもいい。でもあきらめないで」野村さんのメッセージは、確かに私たちの心に届きました。野村さん本当にありがとうございました。

2年生が聴覚障害者の人権について学びました

9月19日(水)の午後、2年生を対象に人権教育講演会が開かれました。

講演の題目は、「聞こえないってわかりますか」。講師にお迎えしたのは、手話サークルわかば代表の奥山初子さんと、副会長の山本修さんです。

山本さんは3才のころ、病気で耳が不自由になりました。ろう学校での勉強の一方、野球にも熱心に取り組まれ、広島カープのプロテストを受けた経歴をお持ちです。

講演は、生徒が身振りで「バナナ」や「コーヒー」を表現したり、先生方が名前を簡単な手話で表現したりと、聞き手も参加する形で進みました。身振りや簡単な手話が山本さんに伝わったときの、生徒たちのうれしそうな表情がとても印象的でした。お二人の絶妙のコンビネーションとユーモアに、自然と笑いが出て、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

講演を通して、耳が聞こえないことがどれほど大変なことなのか、そのご苦労が伝わってきました。また、私たちが耳の不自由な方と接するとき、たとえ手話を知らなくても、伝えようという気持ちをもってどんどん話しかけてほしいとお二人はおっしゃっていました。その思いは生徒たちにしっかり届いたことと思います。

講演してくださった奥山さん、山本さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。