「あきらめない心を持とう」人権講演会を開きました

P102033212月20日(金)、全校生徒を対象に、人権講演会を開催しました.講師は、神戸の病院で看護師として働く野村真波さんです。

 

野村さんは、看護師を目指して専門学校で学んでいた20才のとき、交通事故で右腕を失いましたが、その後見事に立ち直り、看護師の仕事のかたわら、北京・ロンドンパラリンピックに水泳日本代表として出場。ロンドン五輪では、平泳ぎで8位入賞しました。

講演中、野村さんは笑顔を絶やさず、ときにはユーモアを交えながら、看護学校の先生や家族などに励まされて、再び看護師を目指したこと、街に出たときの人々の好奇の目がとてもつらかったこと、ロンドン五輪で両親に入賞の報告ができたときの喜びなどを、お話ししてくださいました。生徒たちは、お話に食い入るように聞き入っていました。

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講演の最後には、バイオリンの演奏も披露してくださり、優しい音色が体育館に広がりました。P1020347P1020358P1020366

「人生の中で、迷っても後戻りをしてもいい。でもあきらめないで」野村さんのメッセージは、確かに私たちの心に届きました。野村さん本当にありがとうございました。