カテゴリー別アーカイブ: LHR・総合的な探究

【総合的な探究の時間】さっそくOCP2回目!岡工PR大賞スタート!

令和5年4月19日(水)17日に引き続き、総合的な探究の時間において、OCP演習を実施しました。

今日は、新たな4人組で自己紹介を兼ねたチームビルディングを体験しました。自然発生的に生まれる役割(司会・書記・タイムキーパーなど)分担ができたことに驚いた様子でした。

今年度もOCP担当者と全クラスをオンラインで結び、生徒の様子を見ながら進めていますが、どのクラスもノリが良い!積極的!そして、OCPの本質をとらえて活動できているように感じられます。これもクラスに心理的安全性が担保されているからこそできることでしょう。皆さん、徐々に資質や能力を育んでいきましょう。

【OCP演習】今年度もOCPが始まりました!

令和5年4月17日(月)今年度第1回目のOCP演習、「OCP演習ガイダンスとチームビルディング」が行われました。

OCPとは、「OKAKO CREATIVE PROJECT(岡工 クリエイティブ プロジェクト)」の略で、PBL(課題発見解決型学習法)を取り入れた、主体的で対話的な学習プログラムのことです。OCP演習は、2年生の総合的な探究の時間において1年間に15回程度行います。

OCPは、1年次のOCP入門(LHRや工業技術基礎)、2年生のOCP演習(総合的な探究の時間)、3年生のOCP実践(課題研究)。そして、生徒会・各科に属する同好会などから集まった生徒有志で活動するOCP発展(これらの活動する集団を<岡工STEAMラボ>と呼びます)で構成された、連続した学び方の総称です。 このように、3年間で連続した学び方を取り入れたプログラムを実践することで、生徒の知識や技術に加え、①仲間と協働できる力②自分の考えや意見を伝える力③コミュニケーション力④デザイン思考(創造力)などの資質・能力も併せて育成していきます。

【総合的な探究の時間】アイデアコンテスト動画発表評価会をおこないました

令和5年2月1日(水)、5・6時間目の総合的な探究の時間は、2年生が企業のアイデアコンテストに応募するアイデアを動画にまとめたものを視聴・評価しました。5時間目は各クラスで視聴評価をしました。その評価の結果クラスNo.1が決まります。各クラスNo.1の動画を6時間目に、1・2年生が評価しました。
以下その様子です。

きっと生徒は今回の動画作成に当たり、様々な壁に当たったのではないでしょうか。1学期の岡工PR大賞の時よりもっとよいものを、ユニークなものを!と考え、悩み、調べ…試行錯誤しながらがんばって作り上げた様子が、どの作品にも表れていました。

OCPは、課題に対して他者と協力しながら解決していく中で、以下のような資質や能力が身に付けられることを目的としています。

この1年間の生徒の様子を見ていると、本当に成長した姿(行動の変化)を見せてもらうことができました。みんな良かったよー♫
この1年間の学びを生かすのは、普段の授業と、来年の課題研究だ!

【OCP入門】1年生向けガイダンスをおこないました

 令和5年1月18日(水)6時間目のLHRは、OCP(OKAKO CREATIVE PROJECT)入門のガイダンスを行ないました。
 2年生のOCP演習に向けた足がかりの時間として、「0から1を生みだそう」と「OCPガイダンス」についてワークシートをまとめながら話しを聞きました。
以下その様子です。

 OCPでは課題解決型学習(PBL)やグループワークなどのアクティブラーニング(AL)をとおして、以下の力(資質や能力)を育むことを目標としています。そしてその力を課題研究や日々の授業でいかし、将来SDGsの17の目標達成に向けてアイデアを出し、行動できる「人財」となることを目的に、学年進行で取組んでいます。

【岡工STEAMラボ(OCP発展)】プレゼンまでいよいよ大詰め!

 令和4年12月20日(火)、岡工STEAMラボで取組んでいる「令和6年度岡山植樹祭に向けたカウントダウンボード製作企画案プレゼン」まで1週間を切りました。今日はプレゼン練習と手直しをしています。
以下その様子です。(プレゼン前のため、画像の一部を加工しています)

いよいよ来週の月曜日に、岡山県庁においてプレゼンします。科・学年をこえて集まったSTEAMラボのみんなのプレゼンは、どの班もそれぞれの特徴が出ていて、ユニークなプレゼンへと仕上がっていました。
26日、頑張ってね!

【人権教育】3年生人権教育LHR

11月30日(水)3年生人権教育LHRは「職場でのハラスメントに対処するためには、どのような考え方や方法があるのだろうか。」をテーマに、岡山社会保険労務士会の押野りか氏による講演会が実施されました。卒業後に安心して社会へ出て行けるように、労働と社会保険の専門家である社会保険労務士の方より「労働に対する考え方」、社会人として知っておくべき「労働関係の法律」や「社会保険制度の仕組み」などについて考え、特に「職場でのハラスメント」についてどのような対処方法があるのか考えました。

まずは「遅刻してきた人を怒るのはハラスメントなのか?」「仕事が終わってないから残業させるのはハラスメントなのか?」「懇親会に全員参加させるのはハラスメントなのか?」などクイズ形式で考えました。

次の講演を通して、ハラスメントの種類(パワハラ・セクハラ・マタハラ)やハラスメントが起きやすい職場の特徴などを勉強しました。

ハラスメントはどこでも起きやすく、誰もが加害者・被害者になることがあります。講演後には「自分がハラスメントの被害にあったら、どのように対応するのがいいだろうか。」「職場でのハラスメントをなくすために、自分には何ができるだろうか。」を考えました。

生徒たちは、「職場でのコミュニケーションを多くするために自分から話しに行ったり、分からないことなどを上司などにすぐに聞いて対処したりして、自分から職場の雰囲気を良くする。」「自分だけで問題を抱えないように相談する。」など多くの意見を考えていました。

【総合的な探究の時間】アイデアコンテスト発表に向けて大詰めです

 令和4年11月9日(水)本日の総合的な探究の時間は、久しぶりのOCPです。今日までに中間発表を行ない、自分たちのアイデアに対してクラスの人からアドバイスをもらいました。そしてアイデアコンテスト応募用紙を書き上げました。
 今回はそれを動画で発表するための材料づくりを行なっています。応募用紙を撮影したり、発表用に書き直してみたり、Chromebook等の端末を駆使して書いてみたり…。様々な活動が見られました。
以下、中間発表等の様子です。

【LHR】2年生人権教育

10月5日(水)に「知ろう!考えよう!現代の「貧困」・「格差」・「孤立」などの社会課題について」という演題で、川崎医療福祉大学の直島克樹先生が授業をおこなって下さいました。
すべての人が幸せに暮らせる社会とはどのような社会なのかを考え、自分なりの解決策を見出そうというテーマで、生徒は個人やグループで多くのことを考えていました。
講演内容としては、「貧困問題は現在の日本にもある現代社会の大きな課題。日本の貧困は相対的貧困が多く、着ている服はみんなと同じであったり、スマホを持っていたりするけど、今日は一回しか食べてないという子供がいる。」「福祉では人と人とのつながりがテーマとなっている。貧困で苦しんでいる人は人とのつながりが希薄。人と人とがつながることで解決策が見いだせる。」「子ども食堂は、すべての人が利用していい場所。子供たちと大人のつながりは、ご飯が食べられるというだけでなく、大人とつながることで学びの場にもなる。」「賞味期限が近い食品や形の悪い廃棄する野菜を使ったカフェがある。そこでは、障がい者の方を雇用し、子ども食堂のように誰もが利用していい場所にしている。みなさんの考え方次第で、たくさんの人と人とがつながりをもった空間を作っていってほしい。」など、孤立を防ぐことが貧困問題や格差問題の解決策であると学びました。
講演後には講演内容を踏まえて、どのような社会にしていきたいか、自分には何ができるのかを考えました。「誰もが働きやすい環境がある社会を作っていくべきだと思った。」「貧困問題に対して、自分にできることは募金ぐらいと思っていたけど、人と人とがつながることに関しては、自分にもできることがあると思った。」「高齢者が孤立しないような地域での取組、子育てがしやすい地域の取組が大切だと思った。」など、人とのつながりを意識した内容を考えてくれた生徒が多くいました。
人権教育をおこなう目的とは、「すべての人が幸せに暮らせる社会を作ること」だと思います。そして、国や自治体がしてくれると思うのではく、自分は何ができるのかを考えることも人権教育の大きなテーマだと生徒に伝えました。