カテゴリー別アーカイブ: 専門科

09.10【建築科】2年実習「材料実験」実際に作るって楽しい!

建築科2年の「実習」では、①Jw_cadを用いた2次元CAD ②木造の軸組模型の作成 ③1年生の自主設計で計画した住宅の外観模型の作成、最後に④鉄筋やコンクリートの材料実験を、約10名で構成される4班で、順に実習が進められています。

中でも、卒業した生徒たちが特に思い出深い実習として挙げているのが「材料実験」です。

今回は、コンクリートの圧縮試験を行い、試験結果を仲間で共有しながら「なぜこんな数値(結果)になったのか」を考察しました。

「水が多かったかな?」「骨材が多かったかな?」「セメントが少なかったかな?」などなど、各自が座学などで事前に習ったコンクリートの性質を思い出しながら結果をまとめました。

写真に出ているテストピースは、すべて生徒たちが材料実験で作成したものです。コンクリートの性質を確認するため、通常では使用しない「食塩」を混ぜたり、ボンドを配合したりと、仮説を立てて実験に及んでいます。

このように、コンクリートの調合設計から練り混ぜ、スランプ試験など、良質なコンクリートを作る難しさを身を持って体験します。

鉄筋やコンクリートのそれぞれの特性を習うと実践するでは大違いだと、いつも生徒たちが教えてくれます。ここから「現場って楽しい」、「ものづくりの第一線で活躍したい」と施工管理の仕事に興味を持つ生徒が毎年います。

暑い中の実験は大変なときもありますが、みんなで作った思い出がいつまでも記憶に焼き付いている。そんな2年生の実習風景でした。

建築科 担当宮井

09.06【デザイン科3年】卒業制作中間発表会を行いました!

デザイン科3年生は課題研究の時間を中心に、1年間かけて卒業制作に取り組んでいます。

9月6日(金)4限~6限の課題研究の時間に、保護者の方にもお越しいただき、卒業制作の中間発表会を行いました。一人2分程度で夏休みに頑張って取り組んだことや進捗状況、今後の見通しなど思い思いに発表しました。生徒たちはクラスメイトの頑張りを聞いて刺激を受けていましたし、保護者の方からも制作過程を聞いて、工夫しているところや頑張っているところを知ることができたと大変好評でした。

デザイン科3年生の卒業制作展は来年の1月28日(火)~2月2日(日)に天神山プラザで開催されます。一般の方も自由に無料で見学できますので、ぜひお越しいただけたらと思います。

09.09【建築科】3年実習「Google SketchUpで建築物をモデル化」

夏休みを終えて、建築科3年生の多くが、続々と3次元モデリングソフトを使いこなせるようになってきました。

建築科では、1、2年の実習でJw_cadを用いた2次元CADの使い方をマスターします。3年生では、製図の授業で「卒業設計」をすべて手書きで描き、その作品は1年かけて制作していきますが、その卒業設計の作品を「Google SketchUp」を用いて3次元化モデルにすることで、建物の外観や空間デザインのイメージをより深く表現する方法も並行して習得します。

今は昨年度の先輩たちの背中を追うことで精一杯ですが、毎年昨年を上回る作品が生まれています。

卒業生が後輩のレベルの底上げに貢献してくれていることに感謝しています。

次回から、各自が卒業設計で提案している作品を元に、建築物をモデル化していきます。

11月下旬に作品が仕上がる予定です。作品をアップしていきますので、ご期待ください!

建築科担当教員 宮井

09.09【電気科】岡山県電気工事工業組合様から3Dプリンターとケーブルストリッパーを寄贈いただきました

9月9日(月)に、岡山県電気工事工業組合様から、創立六十周年記念事業として、3Dプリンターとワイヤーストリッパーを寄贈いただきました。
瀬戸口理事長から目録が手渡された後、電気工事の魅力を若い人材に発信するとともに、将来を担う生徒の育成を支援していただけるとのお言葉をいただきました。
寄贈品は実習や資格取得などに活用させていただきます。
ありがとうございました。

09.04【情報技術科】インターンシップ、企業見学報告会

 情報技術科2年生は夏休みを活用して多くの生徒がインターンシップ、企業見学に参加しました。インターンシップでは両備システムズ、三井E&Sシステム技研、協和テクノロジィズ、中国計器、備福通信に行き、企業見学ではみのる産業、両備テクノモビリティに行きました。

 プログラミングやリレー制御など情報技術科で学んていることを実際の企業現場でどのように活用されているか新たな発見がありました。難しい内容もありましたが普段の授業の成果を発揮して、生徒それぞれに一生懸命に頑張った様子を発表していました。

09.04【電気科1年】防災LHR

9/4(水)6限目に、防災についてのLHRがありました。

真備町豪雨災害や能登半島地震を中心に、写真で被害を振り返りながら、改めて水の恐ろしさや勢いの凄まじさ、液状化の恐ろしさなどを感じました。

その後、水害や地震のリスクがある生活のなかで、自分がどのような行動をとれるのか、『「そのとき」あなたは?』というワークシートを使いながら、考える活動をペアワークで行いました。

「いつでもどこでも誰といても自分の身は守る」

大きな地震が来たときの行動は・・・地震前、地震中、地震直後

頭を守る、靴を履く、防災バックの準備・位置の確認、家族と避難場所の共有、水をためる、ガス栓を閉める、ブレーカーをおとすなど・・・考えたらキリがありません。

水害のときの行動は・・・何より早めの避難!!

逃げなくても大丈夫、みんな逃げていないから大丈夫、このような考えで被害に遭われた方も多くいるそうです。

そして、高校生のあなたができること、地域の一員としてできることは・・・

「いつでもどこでも誰といても自分の身は守る。そして、みんなが助かる社会にする」

最後は、そんなことを一人ひとりが考えました。普段あまり考えないことでしたが、だからこそ気付くことがたくさんあり、必ずこれからの生活に生きてくると思います。

08.27【電気研究同好会】暑い!熱い!夏

 去る8月27日(火) 倉敷工業高校にて「第32回全国高等学校ロボット競技大会(通称:高校生ロボコン)岡山県予選会」が行われました。今年は電気研究同好会3年生チーム「マッハスペシャル3」号と,電気研究同好会2年生とマイコン同好会の合同チーム「晩のおかず」号の2チームで参戦しました。一昨年優勝,昨年2位でいずれも全国大会に出場していた岡工チームですが,今年は・・・

        電気研究同好会 2~3年生

 残念ながら2チームとも全国大会へのキップは入手できませんでしたが,「結果よりも過程が大事!」トライ&エラーの連続,課題解決の取り組みでは,形ではない色々なものを得たのではないでしょうか?来年へのリベンジに向けて2学期からもがんばりましょう!

08.26【情報技術科】夏休み企業見学(両備テクノモビリティカンパニー)

 情報技術科の有志生徒で両備テクノモビリティカンパニーに企業見学に行きました。会社概要の説明では、お客様の用途に応じた多様な商品開発(特注トレーラーやアシスト台車など)をおこっていることが特徴であり、「真心からの思いやり」の気持ちで取り組んでいる点が勉強になりました。工場見学では、トレーラーの中に入らせていただいたり、消防車の改装の様子などを見せていただいたりと勉強になりました。生徒からの質問では「安全面に関してどのようにして耐久テストおこなっていますか?」や「3年生になったら課題研究に取り組むことになるが、どのようなことが高校生にはできると思いますか?」など積極的に質問をおこなっていました。