今回1年次生を対象に、「ユニバーサルデザインという考え方」という演題で、本校デザイン科の先生に講演をしていただきました。「普段何気なく使っている商品は、実は多くが右利き用であること」や身近にあるユニバーサルデザインとして「岡山市ホームページのウェブアクセシビリティ」があることなどを学びました。このユニバーサルデザインという考え方を通して、「多様性を尊重することが大切であり、多様性を受け入れることも大切であること」と実感しました。 将来「ものづくり」の専門家になる生徒たちは、「誰かのためにつくる」という考え方が出てくると思います。今回の講演内容が、きっと役に立ってくれると思います。 生徒の感想では、「ユニバーサルデザインと聞くと福祉関係のものをイメージしていたが、今回の講演を聞き、すべてのものづくりに含まれると知り、身近な物なんだと実感しました」「当たり前を疑い、よりよい生活に変えていくこと、日常で感じる違和感を疑い観察することが大切だと思った」「今後はいろいろな立場、状況から物事をみようと思った」などの感想がありました。 また、課題として「片手であけるペットボトルのアイデア」を考えました。生徒たちがどのようなアイデアやデザインを考えてくれるか楽しみにしています。
【情報技術科】「こうもり塚古墳の石室をVR化するぞ!」の取り組み
STEAM教育の一環として,情報技術科3年生の2チームが,岡山県古代吉備文化財センターと連携して,吉備の大首長の墓と考えられるこうもり塚古墳のVR化を研究テーマとして,取り組みを始めました。 7月17日の課題研究では,株式会社Aurisの小寺様,槇原様の指導で,3Dで表示するためのプログラムであるUnityの使い方や編集作業を体験しました。その後,360度カメラによる学校内での撮影や薄暗い場所での撮影など繰り返し,実際の撮影に向けて準備を進めています。 9月2日には,Auris,岡山県古代吉備文化財センターと本校とで今後のスケジュールや機材の調達などについて入念な打ち合わせを行いました。 いよいよ10月6日には,感染予防を十分に行いながら,現地での撮影を開始することが決まり,生徒たちも意気揚々と準備に入りました。



【国際交流】カンボジア姉妹校にマスクが届きました!
8月24日に発送した生徒の手作りマスクが、遂にカンボジア王国にある姉妹校の校長のもとへ届きました!今後、マスクを作成した生徒と姉妹校の生徒がオンラインで交流する予定です。

(株)山陽設計様とトマト銀行様の連名で寄付をいただきました。
「学校寄付型私募債」による寄贈品贈呈式
株式会社山陽設計様とトマト銀行様から連名で「学校寄付型私募債」による寄贈品として 「デジタル簡易無線機1組」をいただき、次のとおり贈呈式を行いました。
1.日 時 令和2年9月4日(金)15:30~
2.場 所 岡山県立岡山工業高等学校 応接室
3.出席者
株式会社山陽設計 代表取締役 荒島信昭(S41 土木科卒)【敬称略。以下同じ。】
株式会社トマト銀行原尾島支店 支店長 田中創太郎
岡山県立岡山工業高等学校 校長 文谷元信 生徒2名
4.寄附物品 デジタル簡易無線機 1組(2台)

【国際交流】カンボジア姉妹校に手作りマスクを送る
姉妹校交流の一環として、カンボジアにある姉妹校に贈るマスクを、生徒が手作りしています。第一弾として、マスク11枚を8月24日に発送しました。




カンボジアの姉妹校にマスクが届き次第、スカイプによるテレビ電話の交流も再開する予定です。
【国際交流】カンボジア姉妹校に贈るマスクを生徒が製作中~その2~
姉妹校交流の一環として、カンボジアにある姉妹校に、手作りマスクを贈ることを計画しています。マスク製作を手がけているのは、デザイン科3年有富士路くんと同じくデザイン科3年の黒住友理さんです。今回は、有富士路くんの製作しているマスクを紹介します。 有富くんは、自身が生地のデザインも手がけています。学校にある機材を使って、自分がデザインした柄を生地に印刷しています。


ゴムではなく、調整可能な耳かけをつけるデザインになっており、耳への負担を軽減することができます。このカラフルな耳かけも、一つ一つ手作りしています。
ただマスクを作って贈るのではなく、現地の高校生たちが長く快適に使えるように工夫されたマスクを作っています。
これらの手作りマスクは、カンボジアにある姉妹校バベット高校に贈られます。
【国際交流】カンボジア姉妹校に贈るマスクを生徒が製作中~その1~
姉妹校交流の一環として、カンボジアにある姉妹校に、手作りマスクを贈ることを計画しています。マスク製作を手がけているのは、デザイン科3年有富士路くんと同じくデザイン科3年の黒住友理さんです。今回は、黒住友理さんの製作しているマスクを紹介します。

黒住さんが一枚一枚手作りしたマスクは、レースやかわいらしいボタンのついたおしゃれなデザイン性が特徴的で、ファッションに敏感な現地の高校生たちにもきっと喜ばれると思います。また、裏地には霧状の水を含ませるとひんやりとした肌触りになる特殊な布を使っており、一年中暑いカンボジアでも快適に使ってもらえるよう工夫されています。


これらの手作りマスクは、カンボジアにある姉妹校バベット高校に近々贈られる予定です。
【野球部】2020年度 引退交流試合報告!!
8/18(火)15:30~於:マスカットスタジアム
ついにその日がやってきた。この試合を持って高校での3年生の野球部活動は終了を迎える。
今年はコロナ禍での日々をもんもんと過ごしながら、引退交流試合は不可能かもしれないと思われた。しかし、日程を探りながら選手達と相談しながら、なんとか8/18(火)に決定!
3年生諸君は、夏休みが大幅に短縮になり就職の関係上、大変忙しい日々の最中文句一つ言わず、良く頑張ってくれた。この夏、夏季岡山県高等学校野球大会2勝してベスト16進出。大会3回戦の岡山東商戦でも持ち前の粘り強さを発揮。最後まで食い下がった。この岡工魂を引退試合にも。
引退交流試合の数日前に女子マネージャーが言った。「 先生 入場行進させて下さい。始球式をやらせて下さい。そして3人の女子マネージャー3人共背番号付きのユニフォームを着用してベンチに入りたいです。お願いします。」3人の目は潤みながら、必死で訴えます。・・・心のこもった気持ちがひしひしと伝わってきた。・・・私はこう答えた。「気持ちは良く分かった。しかし、相手校がいるので、許可をもらわないといけない。しばらく待ってくれ。」と・・・結果、相手校(笠岡工)の了解を得て3つのお願いが実現した。さらに、選手達の背番号も私達で決めたいとの申し出があり、直前の変更なので、背番号のメンバー変更申請書も全て女子マネージャーで作成し、「明日の朝つまり当日には、放送・電光掲示板担当の江口先生に報告します。」との事だった。
当日、両校共に午後2時頃にマスカットスタジアムに集合。球場内でウォーミングアップ・キャッチボール・シートノックを行い、グラウンド整備の後、いよいよ入場行進。両校の選手諸君が球場ライト側に集まり、簡単な打ち合わせの後、岡山工・笠岡工の順番で堂々の入場行進だった。女子マネージャーの3人もプラカード嬢を始め、先頭での堂々たる入場行進でした。マウンド付近に両校が整列した所で引退交流試合宣言。選手退場の後すぐ試合開始となった。
試合開始に先立ち、本校野球部マネージャーの人見による始球式が行われた。緊張ぎみながら堂々たる始球式だった。その後本人は目に涙を浮かべ、感動したのか「感無量です。」のコメント
いよいよプレーボール!!
先発投手が左腕杉山。本調子ではなかったが、気持ちのこもった投球で3回を無失点に抑えた。本校の攻撃陣は、チャンスで溝口の3塁線2ベースヒットにより、1点を先制。序盤3回を終了して、1-0でリード。4回以降も攻撃陣が奮闘し、2アウト満塁から氏家が思い切りの良いスイングで左前打を放ち2点を奪取。中盤は3-1となり2点のリード。守備陣は、4回から右腕山本が登板。得点をリードしていたが、押し出し四球と見方の失策により3点を献上。3-4と逆転を許す。後半7回から本校はエース大髙を投入。残り3回の相手打線をびしっと抑え、本校打撃陣に期待したが、チャンスを作れど、後続が倒れ万事休す。結果3-4でゲームセット。
試合後、お互いのチームが奮闘をたたえ合い、保護者の方々に感謝の気持ちを伝え、選手・顧問一同スタンドに向かって深々と頭を下げた。・・・保護者も惜しみない拍手で答えました。
今まで最高の応援をしていただいた皆様 本当に熱い応援ありがとうございました!!
特に保護者の皆様 毎日毎日選手のお弁当や、休日の日には選手の送り迎えに、様々な分野で陰ながら支えていただき、本当に心から感謝申し上げます。大変な日々だったと思います。
我が子がわがままを言ったり、悩んだり、喜んだり、議論になったり、時には感謝したりで、家族全員が青春の日々を送られたのではないかと思います。
今思えば、毎日が最高の日々でした。本当にサポートありがとうございました。
岡工野球部顧問・生徒一同