【自転車競技部】新人大会ロードの結果報告

 10月10日、広島県中央森林公園にて「第51回 岡山県高等学校自転車競技(ロード競技) 新人大会」が行われ、北井晴也(電2)が優勝を勝ち取りました。

最後の直線でスプリントを仕掛ける北井

 本大会は岡山県や広島県などの53人が合同で行い、最終順位は各県ごとに決まります。コースは1周12.1㎞を7周回、計86.1㎞のアップダウンの激しいレイアウトとなりました。

 レースは序盤から落車が多発し、1周回完了時には20人ほどにまでメイン集団が絞られます。中盤には広島勢がペースを上げたことで集団が崩壊しますが、岡山勢のトップ集団に湯淺照大(機2)と垣内鴻輝(電2)を残すことに成功し、ラスト1周に突入しました。

  下り坂を利用して湯淺らの集団に北井と井上壱晴(機1)が土壇場で合流。最後の直線ではスプリントを得意とする北井が抜け出し1位を獲得。それに続く形で湯淺が3位、井上が4位、垣内が5位となりました。 今後は3月の選抜大会までオフシーズンに入ります。厳しい冬の練習を乗り越え、選抜大会では一人でも多く入賞できるように頑張ります。

湯淺
井上(左)と垣内

【学校行事】創立120周年記念式典を執り行いました

 本日令和3年10月8日(金)コロナウイルス感染症拡大予防の観点から大規模な式典を取りやめ、本校体育館を会場に静粛な空気の中、創立120周年記念式典を執り行いました。 以下その様子です。

式典では物故者に対する黙祷に始まり、工友会功労者、奨学会功労者、教育功労者、記念鳥瞰図 製作指導功労者の合計59名のうち、代表4名の方へ感謝状の贈呈がありました。

式典後は今回の120周年記念事業であります「岡工鳥瞰図」の製作にご指導をいただきました、岡本直樹様による特別講演がありました。

本校は1901年(明治34年)10月10日、当時の文部省により設立許可され、翌1902年10月10日に開校式を挙行いたしました。

創立から120年。歴史ある本校にまた新たな1ページが加わります。今年度は1人1台端末構想によるChromebookの導入、体育祭でのオンライン配信、そして今日の配信や23日実施予定のオンライン学校相談会、バーチャルオープンスクールなど、新しい発展の多い年となりました。

鳥瞰図の鳥のごとく、次の10年20年と未来へ向けて高く羽ばたく記念の一日となりました。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

【総合的な探究の時間】デザインコンテストのアイデアを提案します

令和3年10月6日(水)総合的な探究の時間ではOCP活動として取組んでいる、「デザインコンテスト」のアイデア発表を行いました。

先週までのこの授業は、12月に応募するアイデアコンテストに向けてまずは個人でアイデアを練っていました。そして今日からはこのプログラムの最も盛り上がってくる「チーム学習」へと移行し、各自で持ち寄ったアイデアをそれぞれ提案しました。各チームにおいて最も共感を得たアイデアを自分たちのチームアイデアとし、今後はそのアイデアに手を加えながら、12月の応募へとつなげます。

この総合的な探究の時間では、課題解決学習の手法や協働の手法について、体験を通して学んでいきます。その学んだ手法を3年次での課題研究やその他の活動で活かしていくようになります。「何を学び、どこで活かすのか。」学年を超えて学んでいく…持続可能な学びとなっていきそうです。

【電気科】第72回体育祭の様子をお届けします

電気科です。先日の体育祭の様子を一部掲載します。
コロナウイルスの影響もあり短い準備期間でしたが、3年生はよく頑張ってくれました。1,2年生も一生懸命競技に取り組み、盛り上げてくれました。
来年こそ優勝できると良いですね!

応援合戦
応援合戦
人数削減で行われた綱引き(3年生)
行進の様子(2年生)
8の字ジャンプ(2年生)
8の字ジャンプ(1年生)
控えテントで待つ1年生

【自転車競技部】新人大会結果報告

9月26日に玉野競輪場にて新人大会が行われました。選抜大会の出場権もかかってくるこの大会で、本校は学校対抗をはじめ、スプリントや3kmインディヴィデュアルパーシュートなどで優勝を飾ることができました。

スプリントでは予選トップタイムをたたき出した北井晴也(電2)が持ち前のスピードを活かして快勝。

北井(電2)


3kmインディヴィデュアルパーシュートでは、秋季大会に引き続き湯淺照大(機2)が優勝を果たしました。

湯淺(機2)


その他、ポイントレースでは井上壱晴(機1)が初優勝を飾り、団体種目でも1位を獲得しました。

4kmチームパーシュート(岡山工Aチーム)
4kmチームパーシュート(岡山工Bチーム)

今後は新人大会ロードレースが10月10日に広島県で行われます。引き続き精進しますので応援よろしくお願いします。

【学校行事】第72回体育祭がおこなわれました

 本日令和3年10月1日(金)夏の暑さが残る晴れやかな青空のもと、創立120周年記念 第72回体育祭が実施されました。今年度も奨学会より生徒、教職員へ飲み物の差し入れをいただきました。ありがとうございました。

 今年度は「Break the sky limit ~見せつけろ匠の魂!~」(建築科2年 杉田 悠哉さん作)をテーマに、コロナウイルス感染症・熱中症予防等の対策をとりながらの開催となりました。少ない準備期間でしたが、生徒達は精一杯がんばって競技を行っていました。

以下その様子です。

競技優勝は【化学工学科3年生】

応援優勝は【化学工学科】

デコレーションパネル優勝は【デザイン科】

どの科も工夫を凝らした応援や、手の込んだデコレーションパネルが印象的でした。

順位には上下がありますが、高校生が一生懸命何かに取り組む姿は、見ている人に感動を与えるのだと強く感じました。

次は岡工祭に向けて気持ちを切り替えて取り組んでいきましょう。でもその前に10月12日(火)から15日(金)までの4日間は2学期中間考査となっています。文武両道の岡工生、今日も一日お疲れさまでした。高校生活思い出の1ページになりますように。

【主権者教育】岡山市長選挙

 10月3日には岡山市長選挙がおこなわれます。岡山市長選挙啓発ポスターには本校デザイン科3年生の塩田さんのポスターが採用されています。現在このポスターは岡山駅や岡山市内を走る路面電車やバスの中でよく見かけます。本校にもたくさんのポスターを掲示して、岡山市長選挙に関する意識付けをおこなっています。各クラスや廊下、図書室、食堂などの選挙啓発ポスターの近くには、両候補者がどのような政策を実施するつもりなのか、山陽新聞の「県都と未来」から読み取ってまとめたものや、選挙公報などもポスターの近くに掲示しています。
 選挙は自分一人で決めるものですが、自分のみの利益で投票をするのではなく、どちらの候補が自分の地域社会の利益になるかという視点で投票してほしいと伝えています。自分の住んでいる地域が5年後、10年後にどのような姿になっていたら嬉しいかを考えることによって投票行動が促進されるのではないかと思っています。

【人権教育】2年生LHR 「あなたと誰かの心を守るために」

 9月29日(水)は2年生人権教育LHR「あなたと誰かの心を守るために」という演題で、髙橋聡美さんに講演をしていただきました。
 講演の中ではたくさんの演習を取り入れ、生徒たちが楽しみながら自分の心を大切にすること、そして相手の心も大切にすることを学びました。
 髙橋さんからの言葉で、「すべての人が心を痛める。心が折れない人なんていない。失敗しない人などいないから、誰にでも辛いときが来る。でも、そんなときでもあなたの心を癒やしてくれる人や出来事がたくさんある」とクラスのみんなで自分の心を癒やしてくれるものは何か考えました。そして困難な時に回復を促す力(レジリエンス)は誰にでもあり、あなたも誰かのレジリエンスになれる」ことを学びました。
 また、リフレーミングという捉え方を変えてみる演習もおこないました。例えば、「あの子は暗いよね」というネガティブな表現でも、「あの子は落ち着きがある」と捉え方を変えることができます。そこから自分の欠点をリフレーミングしてみました。自分の欠点は捉え方を変えれば長所にもなります。「すぐに人と比べちゃう」と考えた生徒は、「向上心がある、自信がないのは慎重な性格の証」と置き換えることができます。他にも自分の欠点を友達にリフレーミングしてもらう姿があり、生徒たちは楽しみながら自分と誰かの心を守るためのスキルを身につけてくれていました。
 講演の中で、「人は人との関わりの中で傷つきあい、また癒やしあうことができる存在です。コロナウィルスの影響で学校行事がなくなったり、規模が縮小されたりする中でストレスを抱える生徒が多くいると思います。ストレスの結果、怒りや悲しみの感情を表すこと、怒りや悲しみを行動で示すことは悪いことではありません。しかし、一人で抱え込みすぎることは避けてほしい。悩んだときは、相談をすること。一人目の大人が相談に乗ってくれなくても、三人目までの大人に相談してほしいこと。必ず誰かがあなたの力になってくれるから」と伝えました。
 生徒の振り返りでは、「今まで自分でも嫌いだった自分の短所も捉え方を変えれば長所にもなることに気づいた」「誰にでも自分を癒やす力(レジリエンス)があり、自分も誰かのレジリエンになれる(なりたい)と思った」「自分は失敗することが怖くてチャレンジすることが苦手であったが、自分の性格を分析すると、失敗したときは改善や研究をするタイプだったので、チャレンジして失敗しても、改善や研究をすればいいんだと気づいた」など一人一人がたくさんの考え方を持ってくれました。