11月29日(水)3年生の人権教育LHRは体験学習を通して、すべての人が楽しく過ごすことができる「共生社会」の実現について考えました。
●視覚障害の体験(点字ブロックの歩行、目隠しの状態でパソコンを操作する)をおこなった生徒の振り返り
「目の不自由な方にとって、耳から入ってくる情報がすごく大事なことや、そのような人たちを支える工夫や機能がたくさんあることも知ることができました。」
●ボッチャの体験をおこなった生徒の振り返り
「人生で初めてボッチャの体験をし、ほんとに障害者スポーツというカテゴリーだが私たちも楽しむことができ驚いた。「共生社会」にとって必要なことは、健常者や障害者と言わず、すべての人が暮らすことができる社会だと感じた。」
●車いす体験をおこなった生徒の振り返り
「普段何も気にせずに使っている学校でも車いすに乗るとボコボコの道が気になったり、段差の大きいところだと登れなかったり不便なところが多かった。障害者の視点になって物事を考えることが暮らしやすい社会をつくる上で大切だと分かった。将来建物の設計ができるようになったらみんなが過ごしやすい建物を作れたらいいなと思った。」
●高齢者体験をおこなった生徒の振り返り
「高齢者になると筋力など色々なところが衰えて大変になると聞いたことはあったが、少し疑問にも思っていました。実際に自分が体験してみると、クリップや小銭を拾うのもすごく大変で、もっと高齢者に配慮しなければならないと思い直しました。すべての人が暮らしやすくするために、私たちデザイン科の役割が大切だと思いました。」





日本基準寝具株式会社、株式会社ライフケア、株式会社アークリード、有限会社福祉の店アイコー、株式会社トーカイの5社のみなさん方が協力してくれました。






ゴールボール(目隠しの状態で相手ゴールに鈴の入ったボールを投げ入れる競技)をおこなっている様子