6月25日(土)、「高校生ものづくりコンテスト(化学分析部門)」が水島工業高等学校を会場に開催されました。
この大会では、岡山県下の工業高校から化学系の生徒各2名が出場し、12名で競技課題「キレート滴定」の実験実技を競いました。
当日は練習の成果を発揮し、本校化学工学科3年の藤本一斗君が優勝、同じく化学工学科3年の德田行哉君が3位に入賞しました。
今年で、4年連続優勝を果たすことができました。
藤本君は8月20日(土)に行われる中国大会に岡山県代表として出場する予定です。
1月16日(土)、工業系高校生の研究発表大会である「2016高校生テクノフォーラム」が開催されました。
岡工からは、化学工学科とデザイン科が発表し、化学工学科が最優秀賞の栄誉に輝き、デザイン科は優良賞をいただきました。また、ポスターの部では、デザイン科3年小野華絵さんが表彰されました。
化学工学科は、「組換え遺伝子導入による形質転換」というテーマで、オワンクラゲの遺伝子を大腸菌に組換えて大腸菌を青く光らせた京山中学校との取組を発表しました。
また、デザイン科は、「端材でつくるイスのキットの製作」というテーマで、大人から子どもまで楽しめるイスづくりのワークショップへの取組を発表しました。
12月13日(日)岡山県生涯学習センターで開催された、第5回目となる『科学キッズフェスティバルin京山祭』に化学工学科が出展しました。
2年生と3年生の10名が参加しました。
今年は、「ワクワク☆ドキドキ 作って遊ぼう化学実験!」というテーマで、午前の部と午後の部であわせて4つの実験を紹介しました。
〈午前〉
*スライム・・・ドロドロしたスライムを作ろう
*プラ板・・・世界に1つだけのアクセサリーを作ってみよう
〈午後〉
*人工カプセル・・・人工イクラを作り、楽しもう
*ダイラタンシー・・・衝撃吸収材を触ってみよう
朝10時からの5時間で、のべ500名の親子連れや学生の皆さんが立ち寄ってくださり、化学の実験を楽しんでいただくことができました。
日頃、授業で化学を学んでいる生徒たちも、この日は先生役として、来ていただいた皆さんに笑顔で実験の説明をしながら日頃とは違った活動を楽しむことができました。
8月26日~27日、化学工学科3年の生徒が、京山中学校・科学クラブの皆さんと遺伝子組換え実験(形質転換実験)を行いました。
26日の前半は培地作製(大腸菌用)を体験していただきました。
後半はオワンクラゲの緑色蛍光タンパク質(Greeen Fluorescent Protein)をコードする遺伝子と、抗生物質に対して耐性のある細胞にするための酵素を遺伝子に含むpGLOを使用し、ヒートショック法で大腸菌の形質転換を行いました。
【写真 培地作製の様子】
27日前半は、前日に植菌したプレートの様子を観察・考察しました。
大変良く形質転換しており緑色蛍光タンパク質の導入された大腸菌も紫外線ランプで発光させ、美しく観察することができました。【写真 発光する大腸菌】
後半は紙製の遺伝子立体モデルをペットボトル内に製作しました。京山中学校の皆さんと楽しく実験をおこなうことができ充実した2日間を過ごすことができました。ありがとうございました。
【写真 遺伝子立体モデル製作の様子】
8月22日(土)、H27年度高校生ものづくりコンテスト(化学分析部門)中国大会が広島県立福山工業高等学校にて行われました
この大会では、広島・山口・鳥取・岡山の工業高校から化学系の生徒各2名が代表として出場し、競技課題「キレート滴定」の実験実技を競います。
本校の多田新平くん(化学工学科3年)が、岡山県代表として参加しました。
当日は練習の成果を発揮し、第3位に入賞する事ができました。
競技中の多田君
3位入賞した多田君