9月12日(木)、デザイン科1年生が池田動物園へ行き、「デザインサーベイ(デザイン調査)」の学習をしました。これは、実習の授業で「イラストマップ」と「ピクトグラム(絵文字)」をデザインする課題のための調査で、実際の園内の様子や施設の位置、マップに必要な情報は何かなどについて、写真を撮影したりスケッチをしたりして調べました。この後、調査した内容からアイデア展開をし、イラストマップとピクトグラムを制作していきます。




9月12日(木)、デザイン科1年生が池田動物園へ行き、「デザインサーベイ(デザイン調査)」の学習をしました。これは、実習の授業で「イラストマップ」と「ピクトグラム(絵文字)」をデザインする課題のための調査で、実際の園内の様子や施設の位置、マップに必要な情報は何かなどについて、写真を撮影したりスケッチをしたりして調べました。この後、調査した内容からアイデア展開をし、イラストマップとピクトグラムを制作していきます。
「教育時報」900号の表紙デザインに、デザイン科3年 藤森 優衣さんの作品が採用され、9月10日に岡山県庁で表彰式が行われました。「教育時報」は、毎月、岡山県教育委員会が発行している機関誌で、通常は学校や授業風景の写真が表紙に使われていますが、9月号で発刊900号となることを記念し、県立学校の児童生徒に向けて表紙原画の募集がありました。審査の結果、藤森さんの作品が最優秀賞、デザイン科2年 上田 りささんの作品が優秀賞に選ばれました。藤森さんのイラストは、女の子の背景に、国語、数学、英語、理科、社会、体育、家庭、芸術の各教科で用いられる道具や岡山県を象徴するものを配置し、その中に「900」という数字が散りばめられたデザインになっています。
建築科2年の「実習」では、①Jw_cadを用いた2次元CAD ②木造の軸組模型の作成 ③1年生の自主設計で計画した住宅の外観模型の作成、最後に④鉄筋やコンクリートの材料実験を、約10名で構成される4班で、順に実習が進められています。
中でも、卒業した生徒たちが特に思い出深い実習として挙げているのが「材料実験」です。
今回は、コンクリートの圧縮試験を行い、試験結果を仲間で共有しながら「なぜこんな数値(結果)になったのか」を考察しました。
「水が多かったかな?」「骨材が多かったかな?」「セメントが少なかったかな?」などなど、各自が座学などで事前に習ったコンクリートの性質を思い出しながら結果をまとめました。
写真に出ているテストピースは、すべて生徒たちが材料実験で作成したものです。コンクリートの性質を確認するため、通常では使用しない「食塩」を混ぜたり、ボンドを配合したりと、仮説を立てて実験に及んでいます。
このように、コンクリートの調合設計から練り混ぜ、スランプ試験など、良質なコンクリートを作る難しさを身を持って体験します。
鉄筋やコンクリートのそれぞれの特性を習うと実践するでは大違いだと、いつも生徒たちが教えてくれます。ここから「現場って楽しい」、「ものづくりの第一線で活躍したい」と施工管理の仕事に興味を持つ生徒が毎年います。
暑い中の実験は大変なときもありますが、みんなで作った思い出がいつまでも記憶に焼き付いている。そんな2年生の実習風景でした。
建築科 担当宮井
デザイン科3年生は課題研究の時間を中心に、1年間かけて卒業制作に取り組んでいます。
9月6日(金)4限~6限の課題研究の時間に、保護者の方にもお越しいただき、卒業制作の中間発表会を行いました。一人2分程度で夏休みに頑張って取り組んだことや進捗状況、今後の見通しなど思い思いに発表しました。生徒たちはクラスメイトの頑張りを聞いて刺激を受けていましたし、保護者の方からも制作過程を聞いて、工夫しているところや頑張っているところを知ることができたと大変好評でした。
デザイン科3年生の卒業制作展は来年の1月28日(火)~2月2日(日)に天神山プラザで開催されます。一般の方も自由に無料で見学できますので、ぜひお越しいただけたらと思います。
夏休みを終えて、建築科3年生の多くが、続々と3次元モデリングソフトを使いこなせるようになってきました。
建築科では、1、2年の実習でJw_cadを用いた2次元CADの使い方をマスターします。3年生では、製図の授業で「卒業設計」をすべて手書きで描き、その作品は1年かけて制作していきますが、その卒業設計の作品を「Google SketchUp」を用いて3次元化モデルにすることで、建物の外観や空間デザインのイメージをより深く表現する方法も並行して習得します。
今は昨年度の先輩たちの背中を追うことで精一杯ですが、毎年昨年を上回る作品が生まれています。
卒業生が後輩のレベルの底上げに貢献してくれていることに感謝しています。
次回から、各自が卒業設計で提案している作品を元に、建築物をモデル化していきます。
11月下旬に作品が仕上がる予定です。作品をアップしていきますので、ご期待ください!
建築科担当教員 宮井
9月9日(月)に、岡山県電気工事工業組合様から、創立六十周年記念事業として、3Dプリンターとワイヤーストリッパーを寄贈いただきました。
瀬戸口理事長から目録が手渡された後、電気工事の魅力を若い人材に発信するとともに、将来を担う生徒の育成を支援していただけるとのお言葉をいただきました。
寄贈品は実習や資格取得などに活用させていただきます。
ありがとうございました。
情報技術科2年生は夏休みを活用して多くの生徒がインターンシップ、企業見学に参加しました。インターンシップでは両備システムズ、三井E&Sシステム技研、協和テクノロジィズ、中国計器、備福通信に行き、企業見学ではみのる産業、両備テクノモビリティに行きました。
プログラミングやリレー制御など情報技術科で学んていることを実際の企業現場でどのように活用されているか新たな発見がありました。難しい内容もありましたが普段の授業の成果を発揮して、生徒それぞれに一生懸命に頑張った様子を発表していました。
9/4(水)6限目に、防災についてのLHRがありました。
真備町豪雨災害や能登半島地震を中心に、写真で被害を振り返りながら、改めて水の恐ろしさや勢いの凄まじさ、液状化の恐ろしさなどを感じました。
その後、水害や地震のリスクがある生活のなかで、自分がどのような行動をとれるのか、『「そのとき」あなたは?』というワークシートを使いながら、考える活動をペアワークで行いました。
「いつでもどこでも誰といても自分の身は守る」
大きな地震が来たときの行動は・・・地震前、地震中、地震直後
頭を守る、靴を履く、防災バックの準備・位置の確認、家族と避難場所の共有、水をためる、ガス栓を閉める、ブレーカーをおとすなど・・・考えたらキリがありません。
水害のときの行動は・・・何より早めの避難!!
逃げなくても大丈夫、みんな逃げていないから大丈夫、このような考えで被害に遭われた方も多くいるそうです。
そして、高校生のあなたができること、地域の一員としてできることは・・・
「いつでもどこでも誰といても自分の身は守る。そして、みんなが助かる社会にする」
最後は、そんなことを一人ひとりが考えました。普段あまり考えないことでしたが、だからこそ気付くことがたくさんあり、必ずこれからの生活に生きてくると思います。