9月9日(木)放課後、人と科学の未来館サイピアより作成依頼がありました貝殻の「展示ケース」6つの納品を行いました。
この製品は、課題研究の木工班10名のうち3名が取り組みました。5月初旬に生徒とサイピアの方で製品の形状や大きさ、利用の仕方、納期などの打ち合わせを行いました。課題研究の授業時間だけでの完成には無理があり、夏休みに補習を行いながら完成しました。製作中は色々な失敗もありましたが、何とかこの日を迎えることができました。達成感でいっぱいです!
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【建築科】建築科2年 「建築資格ガイダンス」
9月8日(水)5限の「総合的な探究の時間」を利用し、建築科2年生を対象に「建築資格ガイダンス」を実施しました。外部より講師をお招きし、オンラインによって「2級建築施工管理技士」の資格について講演をしていただきました。
「資格取得のメリット」「一次試験の概要」「過去の出題内容の分析」「学習ポイント」について、分かりやすく丁寧に話をしていただきました。11月14日(日)の「後期2級建築施工管理技士試験」合格に向けて、更なる努力をしましょう。前進あるのみ!
【土木科】1年 リモート現場見学会
本日令和3年9月8日(水)、土木科1年生がリモート現場見学会に参加しました。
今回のプログラムは、緊急事態宣言下においてなかなかバス移動や現場見学が難しい現状の中で、今年度産業教育長期専門研修で株式会社荒木組に出られている安東先生(本校土木科教諭)が計画・実施してくれました。
1時間目は、荒木組宮脇様・安東先生より工事概要の説明や、安東先生が学ばれているICT施工(建設現場において、ICT機器を用いて生産性の向上や品質の確保を図ることを目的とした施工方法)を中心に学びました。
2時間目は、ライブ配信にて実際に現場の中を案内して頂きました。
生徒は本来の現場見学でさえ見えないところまで見学できたことに、「わかりやすかった」「おもしろかった」と感想を口にしていました。
質疑応答については、事前に配信されたアンケートにchromebookを用いて回答していましたので、その結果から生徒の質問が多いものについてご説明頂きました。
その後教室へ戻り、再びchromebookを用いて感想を記入し、安東先生へ送り終了となりました。
学びに向かう生徒へ今何ができるか。学校と企業をつなぎ、できる限りのキャリア教育を実施することができたリモート現場見学会でした。
【建築科】第56回 工業高校建築設計競技会
8月6日(金)に津山工業高校で開催された、「第56回工業高校建築設計競技会」において、建築科3年生5人が参加しました。結果は、下記の通りです。
最優秀賞 上田 鈴音さん
優 秀 賞 河原 佑芽さん
西岡 美怜さん
平松 彩 さん
佳 作 小原 凛 さん
この競技会は岡山県内でも50年以上続く歴史的な建築設計競技会です。事前に配布された課題を読み解きながら事前にプランを作成します。大会当日にはさらに新たな条件が追加された課題をもとに、考えてきたプランを修正しながら、木造2階建の住宅を設計するというものです。競技会は4時間で全ての図面を作成しなければなりません。したがって与えられた条件に対して「瞬時にプランニングを考える力」とそれを「図面に表現する力」の両方が必要となってきます。参加生徒は岡山県内で建築系の科がある岡山工業高校、東岡山工業高校、水島工業高校、津山工業高校の4校から各5名ずつが選抜され、合計20名で実施されます。
つまりこの設計競技会は岡山県内の高校生の中で、設計ナンバーワン!を決める競技会と言えます。事前にプランを練る時間が少ない状況ではありましたが、生徒たちはみんな集中力がとぎれることもなく、競技会では精一杯作図に取り組みました。この一連の設計活動により得られた達成感は、生徒達にとって良い経験となったと思います。生徒たちの今後の活躍を期待しています。

【土木科】おかやまSDGsプラザ夏の交流会2021に参加しました
令和3年8月4日(水)5日(木)の2日間、岡山コンベンションセンター2階アトリウムにおいて、おかやまSDGsプラザ夏の交流会2021が開催され、本校土木科課題研究の2つの班が参加しました。

初日の1部(交流の部)にはSDGsの【4:質の高い教育をみんなに、11:住み続けられるまちづくりを、12:つくる責任 つかう責任、17:パートナーシップで目標を達成しよう】の4つのゴールを達成することを掲げ学習している「OCP実践班」の6名が、SDGsの様々なゴールを目標達成に取組んでいる4つの企業の取組みについてお話しを伺ったり、ディスカッションしたりしました。

各企業の取組みを見聞きし、自分たちの取組みにも役立たせることができそうなところを、メモを取りながら学んでいました。
2日目の1部(交流の部)と2部(発表の部)には、産官学共同で国道の点検・報告を実施して5年目になる「道路パトロール班」の6名が参加しました。

2部の発表では、この5年間で取組んできた内容をプレゼンテーションにまとめ、堂々と発表していました。

彼らの多くは将来建設業に従事していくこととなります。それはただ構造物を作り出すだけではなく、自然や環境に配慮するとか、安心安全な生活を維持していくであるとか、様々な点でSDGs17のゴールと関連する内容が含まれます。
近年岡山では多くの企業がSDGsのゴールを念頭に取組みをなさっています。彼らも入社後は何らかの形でSDGsについて携わることになると思います。SDGsの考え方は世界共通です。高校生活で少しでもSDGsについて学び触れておくことで、国際感覚をもった社会人へと成長していって欲しいと願っています。
【デザイン研究同好会】岡山市長選挙啓発ポスター
令和3年10月3日の日曜日は岡山市長選挙の投票日になります。今回岡山市長選挙、岡山市議会議員補欠選挙(中区選挙区)の選挙啓発ポスターに使用するデザイン画が本校生徒の作品に決まりました。
デザイン科3年塩田希実さんの作品が最優秀作品として選挙啓発ポスターに盛り込まれることになりました。また、優秀作品のデザイン科3年生森千尋さん、デザイン科2年生星尾愛珠さんの作品についても、岡山市選挙管理委員会のホームページや公式Twitterなどで啓発のために活用されることになりました。(岡山市選挙管理委員会の公式Twitterでは、今回の啓発ポスターのデザイン画の発表を、アニメーションを交えた楽しい演出で発表しているので是非見てみてください。)
最優秀作品に選ばれた塩田さんは18歳になり、今回の選挙は初めての投票になります。塩田さんは「自分の周りでも選挙の話をすることはあまりないので、若い人にも選挙に関心を持ってもらいたい。投票は大事。若い人も投票に行くことで、みんなが生きやすい社会となるはず」と言っていました。また、今回のポスターを作成するにあたって、「全国の自治体の選挙啓発ポスターを調べ、どうすれば選挙に関心を持ってくれるのか研究しました。デザインの力で、社会をよりよくしていきたい。自分で考えたキャッチフレーズ「未来を創るのは私たち」の文字は、遠くからでもパッと見えるように意識して作りました。」など、デザイン科で一生懸命授業に取り組んできた成果を発揮していました。
今回の選挙啓発ポスターについては、9月初旬に完成予定です。街中で完成したポスターとして見られる日を楽しみにしています。





【土木科】第38回 中国地区測量競技大会
第 21 回 高校生ものづくりコンテスト中国地区大会 測量部門 兼 第 38 回中国地区測量競技大会(平板・水準測量)が8月3日(火)に広島県立広島工業高等学校で開催されました。岡山県大会の結果から、本校からは平板測量の部と水準測量の部に1チームずつ参加しました。炎天下の中、各競技で選手は一生懸命頑張っていました。コロナ禍の影響で閉会式は各競技ごとに行う形式となりました。
結果は水準測量の部第3位、平板測量の部第4位でした。反省点もあったので、次につなげていければと思います。








【土木科】課題研究OCP実践班依頼者打ち合せ
令和3年7月30日(金)土木科課題研究OCP実践班が依頼者の県総合グラウンドの担当者様と陸上競技場会議室にて、打ち合せをおこないました。
自分たちで作成したプレゼンテーションを用いながら、今まで学んできたこと(チームビルディングやSDGs と本取組みの関連など)や、依頼品について、自分たちが総合グラウンドにあると良いと思う「ブランコベンチ」提案をしました。

その提案に対して担当者様から、「「ブランコベンチ」の提案は安全面、管理面等で設置することが難しいが、ベンチであればぜひ作っていただきたい。」など様々なご意見ご要望やアドバイスを頂き、生徒はその場で判断をして回答することになりました。
その結果、彼らは依頼者のご意向をうけ、ベンチの作成に取組むこととなりました。 その場で考え、すぐに判断できた彼らにアッパレ☆
打ち合せ後は、競技場内にあります本校OBであられる工業デザイナー:水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)氏が監修なされた「遺跡&スポーツミュージアム」を見学して帰りました。

帰校後生徒は、良かった点・改善すべき点などを振り返り、次回に向けて話し合いをして終わりました。就職活動が本格化するこの時期にできることを考えながら頑張っていって欲しいです。