入選 デザイン科3年 鹿野 なつめさん
このコンクールは、自分の読書体験を綴ることで「自分の人生と読書のかかわりをあらためて見なおし、読書の喜びと楽しみを発見」してもらいたいとの思いで、一ツ橋文芸教育振興会が主催したものです。全国449校から83,500編あまりの応募があり、*鹿野さんの作品をはじめ185編が入選しました。
受賞した鹿野さんに読書や好きな本についてお話を聞きましたので、紹介します。
「私にとって本は、自分とは違ったものの見方や価値観を教えてくれるものです。
一番好きな本はフランスのライフスタイルアーティスト、パトリス・ジュリアンさんの『生活はアート』というエッセイで、母の愛読書でもあります。
『生活はつまらないルーティーンではなく必要だったものを現実にしていく場所』
彼のこの言葉が、特に印象に残っています。
ジュリアンさんは東京でレストランをされているそうです。彼のこだわりの詰まったそのお店に行って直接言葉を交わす、これが私の夢なんです。」
*『なぜ僕らは働くのか』を読んでコンクールに応募し、昨年度、受賞しました。

