カテゴリー別アーカイブ: 専門科

04.23 WASAOレターの完成

公共の授業では、「よりよい社会を形成していくために課題を見つけ、課題を解決する」をテーマに社会参画の授業をおこなっています。その一環で、岡山市選挙管理委員会事務局がおこなっている「WASAOレター」と呼ばれる広報紙を制作しました。
 本校有志生徒が自分たちで取材テーマを決め、岡山市役所の関係部署を取材し、調べたことや考えたことを広報紙にまとめました。
 WASAOレターづくりは、昨年の夏休みに岡山市役所に取材し、質問内容やレイアウトなど自分たちで考えて制作し、2月に校内発表をおこないました。
 本校生徒が制作したWASAOレターは、岡山市内の高等学校や特別支援学校などに配布されています

WASAOレターはウェブサイトで読むことができますので、ご興味のある方は、ぜひ一読してみてください。 https://www.city.okayama.jp/shisei/0000023886.html

「第16話 自転車に乗るときヘルメットをしないといけないの?」を制作したデザイン科2年森本早紀さん、デザイン科2年森本椎香さん。
岡山市はこれからも自転車先進都市として「安心・安全なまちづくり」を進めていくことが取材を通して分かりました。

「第17話 子どもの貧困の支援って何があるの?」を制作したデザイン科3年小野さんと武川さん。取材を通して子どもの貧困は周りからは見えにくい現実があります。そのため周囲のサポートが大切だと分かりました。

「第18話 災害が起きたらどうしたらいいの?」を制作した情報技術科2年松谷さん。
自宅周辺の災害対応が気になり、岡山市危機管理室に取材しました。

【学校行事】終業式・収納壮行式をおこないました

令和6年3月21日(木)、3学期終業式・収納壮行式をおこないました。
終業式に先立ち、収納式では1個人2団体が収納し、壮行式では2団体が壮行されました。
以下その様子です。

収納個人は、デザイン科2年生が「ひろげよう情報セキュリティコンクール2023 ポスター部門 警察庁賞」(全国表彰)を受賞しました。団体では土木研究同好会が第40回土木系製図コンテスト(中国大会)で、2年生1名が銀賞、1年生1名が金賞を受賞しました。続いてバドミントン部が「令和5年度県バドミントン競技 新人大会 男子Bダブルス」(県大会)で、機械科・土木科1年生のペアが優勝しました。

壮行では、自転車競技部の4名(情報技術科2年、電気科2年、機械科1年、土木科1年)が3月26日~29日に大分県で開催される全国選抜大会に出場されます。続いて、空手道部3名(全員建築科1年)が3月24日~26日に広島県で開催される全国選抜大会に出場されます。生徒会長からの激励、その激励を受けた後の代表者のお礼の言葉。どちらもかっこよかったですよ。

続いておこなわれた終業式では、校長先生が自身の人生を振り返り、人とのつながりの大切さなどを祝辞として述べられました。
その後、教務課長・生徒課長からのお話があり、全ての行事を終えました。

4月からはまた新たな1年が始まります。新1年生を迎え、一つずつ学年の上がる在校生の皆さん、岡工生の先輩として素晴らしいお手本となれるように、この春休みを有意義に過ごしてください。

【土木科】土木系製図コンテスト中国大会全員入賞!!

令和6年2月19日(月)、山口県立下関工科高等学校にて第40回中国地区高等学校土木系製図コンテストが開催されました。このコンテストは、生徒の製図に関する興味・関心を高め、製図技術の向上をとおして高校土木系教育の発展を図る目的で毎年開催されています。このコンテストは、中国地区内の土木系学科の生徒が日頃授業で取組んでいる製図が課題となっています。

結果は 

3年生の部 金賞土木科3年森垣 瑛琳(児島中卒)
2年生の部銀賞土木科2年藤原  悠(建部中卒)
地図記号の部金賞土木科1年 対梨 春子(香和中卒)

3人ともこのコンテストに向けて2ヶ月程度、授業や放課後などを利用して課題の製図に取組みました。森垣さん、藤原さんの2人は、何枚も書き直しながら作品を仕上げました。対梨さんは1枚に集中し、用紙を汚さないよう、また間違いが無いように気をつけながら、特に字の正確さにこだわって完成させました。各部門とも十数点の作品が出品されましたが、3人の作品はそれぞれの部門で、他を圧倒する正確さや見栄えを誇っていました。ちなみに3年の森垣さんは3年連続で金賞を受賞しました。

 おめでとう!!

【建築科課題研究】京山公民館からの依頼品を納品しました。

2月22日(木)、建築科3年課題研究(木工班)が年度初めに京山公民館から依頼のあったままごとキッチンを納品しました。

今回ままごとキッチンを作成する際に必要な図面作成、打ち合わせ、材料拾い出し、加工、組み立て、納品をすべて生徒が行いました。
初めてのことばかりで上手くいかないこともありましたが、最終的にはご要望に添った物が完成でき、大変喜んでいただきました。
生徒たちも一つの物を一から作ることの難しさや完成したときの達成感など大変勉強になったと思います。

以下作業の様子になります。

・図面作成

・京山公民館での打ち合わせ

・加工、組み立て

【デザイン科】「ひろげよう情報セキュリティコンクール」表彰式

経済産業省のIT政策実施機関「独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)」が主催する「ひろげよう情報セキュリティコンクール」に応募したところ、デザイン科2年寳田百香さんの作品が優秀賞(警察庁)に決定しました。また、優秀賞(一般社団法人システムエンジニアリング岡山)としてデザイン科2年各務絢音さん、優秀賞(岡山県情報セキュリティ協議会)としてデザイン科2年加藤琴羽さん、また、優秀賞(岡山県警察本部)としてデザイン科2年高橋一帆さんと藤森優衣さんの作品が選ばれました。入賞した5名で2月22日に岡山県警察本部庁舎で行われた表彰式に参加してきました。
寳田さんが選ばれた優秀賞(警察庁)は全国賞のため、3月に東京都で行われる表彰式に参加します。

優秀賞(警察庁):デザイン科2年 寳田百香
優秀賞(一般社団法人システムエンジニアリング岡山):デザイン科2年 各務絢音
優秀賞(岡山県情報セキュリティ協議会):デザイン科2年 加藤琴羽
優秀賞(岡山県警察本部):デザイン科2年 高橋一帆

優秀賞(岡山県警察本部):デザイン科2年 藤森優衣

【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学で行いました

令和6年2月2日(金)、岡山大学環境理工学部において、土木科有志が1年間学んだAI学習の成果発表を行いました。これは高大連携として一昨年度から行っている取組です。岡山大学大学院環境生命科学研究科西山研究室から大学院生に講師として来校頂き、土木科1~3年の有志生徒へ、AIの基礎知識から応用までご指導頂いたものです。
主テーマは「AI姿見ミラーの開発」です。これはミラーの前に立つだけで服装や安全装具の着用状態を瞬時に判断させる装置を開発し、建設現場での使用を想定したものです。また、付随したAIの学びとしてペットボトルやレジ袋の「ゴミの判別」も行いました。
生徒達は大学院生から指導を頂きながら、顔、ヘルメット、ペットボトル、レジ袋をそれぞれ対象とした4班構成で取組みました。各班とも様々な形態の写真を数百枚単位で撮影し、AIに判断させた結果の良否をまとめました。
どの班も、「AI姿見ミラーの開発」の基礎的な技術の開発に貢献できるような内容で、指導して頂いた大学院生からも、その頑張りに高評価を頂きました。参加した生徒諸君はコンピュータの基礎技術、AIの基本知識を身につけ、さらには協調性や表現力もはぐくむことができたと思います。
最後に、1年弱の期間ご指導頂きました西山先生はじめ、研究室の大学院生の皆さん、本当にありがとうございました。

【土木科2年】建設企業ライブに参加しました 

令和6年2月1日(木)午後、ジップアリーナ岡山で岡山県・岡山県建設協会・岡山県測量設計業協会が主催する「おかやま建設企業ライブ」が開催され、県内建設会社40社、県下の土木・建築系学科の2年生約320人が参加しました。これは、高等学校の土木・建築系学科に在籍する生徒が、建設産業の魅力や現状を聞き、キャリア教育の一助とするための企業情報説明会です。

岡山県高等学校工業教育協会会長文谷校長先生の挨拶に始まり、各社の簡単な説明の後、生徒は各社のブースに別れて説明を聞き、進路情報の収集をしました。卒業生が説明をしてくれる企業もあり、みんな真剣に聞いていました。参加した生徒の何人かは、本日出会った会社へ就職することでしょう。将来が楽しみです。