「南三陸から 2011.3.11~2012.3.11」佐藤信一写真展
東日本大震災以降、岡山工業高校図書館では多くの震災関連図書を受け入れ、特集展示を行ってきました。その中でよく利用されていた図書に『南三陸から2011.3.11~2011.9.11』があります。
このたび、この図書の著者である写真家・佐藤信一氏をはじめ、出版社やボランティア活動経験者の方々のご協力を賜り、写真展を開催させていただくことになりました。佐藤信一氏からは、岡山での写真展開催にあたり、直筆のメッセージボードも寄せていただいております。
この写真展により、本校生徒や教職員、保護者の皆様にとって、間もなく震災から2年を迎える被災地について改めて考えるきっかけとなることを願っております。ぜひ多くのみなさまにこの写真展をご覧いただきますようご案内申し上げます。
[会期]平成25年2月12日(火)~2月22日(金) 8:30~16:45 *土・日・祝日は除く
[会場]岡山県立岡山工業高校 本館3F 図書館前
[対象]本校生徒・教職員・保護者
佐藤信一(さとうしんいち)氏 プロフィール
1966年宮城県本吉郡南三陸町生まれ。親子二代、南三陸町で写真館「佐良スタジオ」を営んでいたが、2011年3月11日、東日本大震災の津波により自宅及び写真館を失う。「一番苦しいときの写真を残す。この先、何が起きても、みんなで乗り越えられるように」と、唯一持って逃げたカメラで地震直後から失われた街が元通りになるまでの道のりを今も撮り続けている。
震災後の写真展活動
2011年9月(日本橋高島屋等)、10月(フジテレビ)、11月(農水省)、
12月(慶應義塾大学日吉キャンパス)等
2012年2月(長野市)、3月(新潟市)等