【自転車競技部】中国大会トラック19連覇

「第50回中国地域高等学校対抗自転車競技選手権大会」(中国大会トラック競技)が6月15~17日、広島競輪場で開かれ、学校対抗19連覇を達成したほか、4㎞チーム・パシュートなど7種目でインターハイ出場権を獲得しました。

【学校対抗19連覇を達成。賞状を持つ主将の橋本(左)とカップを手に喜ぶ服部】

16日の午前に行われた4㎞チーム・パシュートには、橋本凌汰(土3)、服部幸之助(情3)、大森健太朗(電3)、小西涼太(機2)が出場。2位に甘んじた県総体の反省を生かし、余裕を持ったスピードで序盤の周回を重ねました。残り4周を切った時点で大森が力を出し切って離脱。ハイスピードのままラスト3周に入ると、服部と橋本が先輩の維持を見せて小西を引っ張り、ペースを落とすことなくゴールまで走り切りました。結果は昨年度本校がたたき出した大会記録を塗り替える3分35秒043で優勝し、インターハイの出場を決めました。チームスプリントも勝利を収め、団体競技は2種目とも制覇。午後には3㎞インディヴィデュアル・パシュートが行われ、橋本が3分41秒577で3位、大森が3分47秒749で6位となりました。

【大会新記録で優勝した4kmチーム・パシュート。(前から)小西、服部、橋本、大森】

6種目の決勝戦が繰り広げられた17日は入賞ラッシュとなりました。アタック合戦となった4㎞速度競争は、終始先頭でレースを進めた吉房暖人(デ2)がラスト200mで独走態勢に持ち込んで優勝。

【後続を突き放してゴールに飛び込んだ吉房】

ポイントレースでは力強いスプリントを見せた小西が2位、果敢に逃げを打った近藤康裕(化3)が3位表彰台をつかみました。

【ポイントレース2位の小西】
スプリントは、服部が決勝戦に挑みました。1本目はスタートから全速力で逃げを打った相手を冷静に封じ込めた服部が先着。2本目は純粋な力勝負となりましたが、最終コーナーを抜けてから伸びを見せた服部が相手を突き放し、力の差を見せつける勝利を飾りました。服部は1㎞タイムトライアルでも1分8秒301という記録で2位となり、短距離種目のエースとして奮闘しました。

【最終コーナーで相手と競り合う服部】

このほか、ケイリンでは橋本が4位、吉野太晟(建2)が5位。スプリントで吉野が4位。4㎞速度競争で小西が5位。スクラッチで大森が8位でした。
今後は8月3日から静岡県で開催されるインターハイに向けて合宿などを含め、一層ハードな練習に励みます。昨年度に引き続き優勝者を出せるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

以下にそのほかの写真を掲載します。

【優勝を飾ったチームスプリント。(前から)小西、服部、橋本】

【3kmインディヴィデュアル・パシュート3位の橋本】

【ポイントレースで逃げを打ち、3位となった近藤】

【スプリントの3,4位決定戦を戦う吉野】

【1kmタイムトライアルを走る服部】

【スクラッチで8位の大森】