学校創立110周年を迎えるにあたり、記念事業の一環として、記念式典までに校内の環境整備を行うことをおもな活動目標に、各科から選抜された30名と3年生有志の若干名からなる、「110周年プロジェクト委員会」が発足しました。
7月21日(木)・22日(金)に、最初の活動として、中央廊下の14本の支柱・本館の中央廊下側扉・図書館入り口扉を塗装し直すとともに、シンボルタワーの修繕を行いました。台風一過の、この時期としては比較的涼しい気候に助けられて、作業ははかどり、いずれも見違えるようにきれいになりました。委員の皆さんご苦労様でした。2学期は校内案内板(9カ所)の設置等を計画しています。
囲碁将棋部 全国高校選手権県大会の結果
6月26日(日)、岡山工業高校において、第35回全国高等学校囲碁選手権大会岡山県大会が行われました。本校囲碁将棋部の成績をお知らせします。
個人戦 實近(化1) 4位
世界大会・全国大会への壮行式を行いました
7月19日(火)、1学期終業式に先立ち、この夏に行われる世界大会・全国大会に出場する選手の壮行式を行いました。
世界大会出場1名、全国大会出場28名が壇上に並び、紹介の後、校長、生徒会長から祝福と激励の言葉が贈られ、生徒職員全員で校歌を歌い活躍を祈念しました。
自転車競技部 世界大会へ出場
本校自転車競技部員とOB・顧問が、日本自転車競技連盟により、次のとおり世界選手権大会に派遣されることが決定しました。
派遣大会名 : 2011ジュニアトラック世界選手権大会
派遣期間 : 8月12日(金)~23日(火)
開催場所 : ロシア共和国・モスクワ
派遣選手 : 奥村 諭志(情3)
黒瀬 耕平(H23年3月電気科卒、現中央大学)
(他、大学・高校生5名)
派遣スタッフ : 川口 敬二(岡工教員)
(他3名)
日本を代表しての活躍が期待されます。
【陸上競技部】国体県最終選考会の結果
7月16日(土)・17日(日)に、津山陸上競技場において、陸上競技の平成23年度県体育大会 兼 第66回国体県代表選手最終選考会が開催されました。本校陸上競技部のおもな成績をお知らせします。
少年男子A 100m 渡邊(土2) 1位(10秒77)
走幅跳 王野(化2) 2位
三段跳 王野(化2) 1位(14m70)
B 110mハードル 島村(機1) 2位
共通 走高跳 田邉(化2) 1位(1m90)
5000m競歩 藤井(電3) 3位
なお、県代表は後日開かれる選考委員会で決定されます。
映画監督の五十嵐氏が 本校生徒に「国吉 康雄」を紹介
岡山市出身の著名な洋画家「国吉 康雄」(1889~1953年)は、本校に在籍したことがあり、本校ピロティーに氏の作品を展示しています。新聞等ですでに紹介されましたように、近々氏の生涯の映画化が計画されており、また作品の展覧会も岡山県立美術館で始まっています。
7月19日(火)、終業式の前に短時間でしたが、映画化を企画されている 五十嵐 匠 映画監督が、生徒にとっては先輩になる「国吉 康雄」を紹介し、生徒を熱く激励してくださいました。
お話は、国吉のおいたちに始まり、アメリカでの波乱に満ちた生活や反戦の作品などにも及びました。「国吉をはじめ岡工の先輩の生き様から学んでほしい」、「狭い心を持つな、心を開け、可能と思うことをやってみよ」、「日本という狭い世界でなく、でっかく物事を考えよ」など、心に響く言葉で生徒を激励してくださいました。生徒たちは、身近に接することの少ない映画監督の熱のこもったお話に聞き入っていました。五十嵐監督のお話に勇気をもらい、新世界へ開眼された生徒が出てくれることを期待しています。
国吉 康雄 氏 ・・・ 洋画家 1989年~1953年 岡山県岡山市中出石町(現・岡山市北区出石町一丁目)出身。1904年岡山工業学校(現・岡山工業高等学校)染織科第3期生として入学、1906年17歳の時、岡山工業学校を中退して単身アメリカに渡り、働きながらロサンジェルス、ニューヨークの美術学校で絵画を学ぶ。1920年代より独自のスタイルを確立し、アメリカ画壇で活躍する。 戦前戦後を通じ、アメリカを代表する画家の一人として名声を博し、1952年ヴェネチアビエンナーレ展にアメリカ代表4作家の1人として選ばれた。 |
水泳部 競泳岡山県選手権の結果
7月9日(土)・10日(日)に、児島地区公園プールにおいて、水泳の 平成23年度
県選手権大会 兼 国体県予選会 が行われました。本校水泳部の主な成績をお知らせします。
50m背泳ぎ 須増(情3) 2位
100m背泳ぎ 須増(情3) 3位
200m背泳ぎ 須増(情3) 3位
なお国体選手は、後日の選考委員会を経て決定されます。
性教育講演会を開催
7月13日(水)の2・3校時、体育館で全校生徒を対象に、性教育講演会を開催しました。幸いにも、この時期にしては低めの気温と湿度に恵まれました。
講師には、昨年に引き続いて「子育て応援隊 kara2」の 為清 淑子 さんと 山下 明美 さん をお招きし、「大切ないのち 大切なわたし」というテーマでお話しいただきました。おもに恋人間のDVについて、次のような内容でした。
DVの具体例と分析
岡工生の考える「男らしさ、女らしさ」とは
ジェンダーの考え方
DVの防止と対応
生徒の中に入ってインタビューされたり、生徒目線で語られるなど、大変親しみやすい雰囲気で、生徒たちは身近な問題として熱心に耳を傾けていました。今日学んだことを生かして、男女交際においては思いやりを忘れず、望ましい人間関係を築いてくれることを願っています。