土木科の「伊島小学校歩道整備事業」報告(その2)

 「スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業」の一環として、土木科3年生14名が半年にわたって、計画、設計、施工を行った「伊島小学校歩道整備事業」が完成し、12月6日(火)に、「完成引渡し式」が盛大に催されました。式の最初に、中心となって活動してきた土木科3年生の 小川健一君、小林慎太郎君、髙村将大君、土井詠仁君、中島涼君、福井数也君、南誠人君 の7名による説明が行われ、パネルを使って、歩道整備の過程で工夫した点や苦労した点などを発表しました。その後、目録の贈呈、小学生からのお礼の言葉に続いて、テープカットを行い、歩き初めを行いました。最後に 土井詠仁君 が小学校の児童の皆さんに、「絶対に水たまりができない歩道を造りました。安心して使って下さい。私たちの取り組みを見て、ものづくりに興味をもってもらえたらうれしいです。また何か困ったことがありましたら、私たちを呼んでください」とメッセージを伝えました。
 生徒はこの事業を成功させるために、2学期の放課後はほぼ毎日、実習室や伊島小学校で活動してきました。連日関わってきただけに、完成したときは大きな達成感を感じたようです。この取り組みを通じて、伊島小学校との絆が強くなったと同時に、生徒が、人としてまた技術者としてひとまわり大きく成長しました。
 今後はこの取り組みをまとめ、1月21日(土)に水島公民館で行われる「2012高校生テクノフォーラム」で発表します。これからも応援のほどよろしくお願いいたします。
 最後に、今回の事業に関し、ご講演や工場見学などを通じてご指導ご支援いただきました岡山コンクリート工業株式会社様、歩道版の塗料の配合をご指導ご支援いただきました花田技研工業株式会社様に、深く感謝しお礼を申し上げたいと思います。

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