伊島小学校中庭整備の完成引き渡し式を行いました

「スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業」の一環として、土木科3年生8名が1年にわたって、計画、設計、施工を行った「伊島小学校中庭等整備事業」がこのほど完成し、1月31日(木)に、「完成引渡し式」が盛大に催されました。今年度は、中庭めだか池周辺へのベンチの設置と、側溝ふたの整備に取り組みました。

「贈呈の言葉」では、宮本大夢君がベンチや側溝ふた製作の過程について、パネルを使って説明しました。また、伊島小学校の卒業生でもある久世君は、「心を込めてベンチと側溝ふたを作りました。小学生のみなさんには大切に使って欲しいと思います。そして、出来ればものづくりに興味を持って欲しいと思います」と話しました。

伊島小学校の児童代表からは、「なかよし広場がもっと楽しい場所になると思います。大切に使っていきます。ありがとうございました」とお礼のあいさつがありました。

今回製作したベンチは、災害時に「かまど」としても使える設計になっています。除幕の後、座面を取り外し、「かまど」の状態にしたところも披露しました。

設計を何度もやり直したり、寸法通りに仕上がらなかったりと、製作は苦労の連続でした。でも、初めてベンチに座った小学生たちの笑顔を見て、メンバーたちも本当にうれしそうでした。

2月には、これまでの取組をまとめて、伊島小6年生への発表会を行います。メンバーの思いを存分に語って欲しいと思います。

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