本日有志生徒が集まって防災学習をおこなう「岡工STEAMラボ」の発表会をおこないました。テーマは「災害時における非常食や備蓄品について」になります。
①災害時における備蓄の重要性
「過去の災害の被災地で一番困るのはトイレです!」「備蓄品は、避難所への避難、在宅避難等、避難の仕方でも備えておくものは異なる。7日分を目安として、整理して保管する!」「非常持出品や備蓄品は、期限等に注意して、 ローリングストックで‼」「人や家庭の事情などによって必要なものは異なります‼自分たちに必要なものを考えて備えましょう。」と発表していました。
②最強の備蓄品
「岡工で用意されている1人分の備蓄品は最強ではない!」「日もち・サイズ・軽さ・量を大切にした最強の保存食はチョコレート!」「個人的最強の備蓄品に必要な4要素は、1量 2サイズ感 3日もち 4軽さ」と発表していました。しかし、「チョコは保存場所によっては溶けるのでは?」というデメリットを指摘され、チョコをきっかけに保存場所の重要性に気づかされました。
③缶詰で献立を作ろう!
「たった3つで作れるカレー~野菜ジュース・やきとりの缶詰・カレー粉~」「トマト缶でつくるトマトソースペンネを作ってみたけど、茹でる必要がある麺類は災害時に適さないのかもしれない?あまり美味しくなかった!トマト缶は思っていたより賞味期限が短かった!」「缶詰は基本的に2から5年と長持ちするものが多くある。備蓄しておいた缶詰の賞味期限が切れそうな時は紹介してきたように美味しく料理していきたいと感じました。」と失敗を糧にどうすればおいしい非常食になるか考えていました。
④食える食べ物の見分け方
「春の七草ってちゃんと知ってる?」「毒キノコ御三家~ドクツルタケ・シロタマゴテングタケ・タマゴテングタケ~」「腐っているものの見分け方」など食料が買って食べることが当たり前だけど、それすらできない自然災害を想定した発表をおこなっていました。
⑤ポリ袋でお米を炊く
「用意するものは、湯煎対応のポリ袋・大きめの鍋・陶器のお皿(鍋底に敷く用)・ボウル・計量カップ」「作ってみたけど真ん中に硬い芯があって失敗した」と発表していました。「何がいけなかったのか」考え、「浸漬工程がなかったのでは?」と発表者は気づきました。また、「陶器のお皿を用意するのは難しいので木で吊るすようにはできないか?」など発表後に意見として出ました。