【建築科有志】身近なところにある現場での学び

 令和4年12月20日(火)近隣のマンション建設現場の鹿島建設株式会社より三名、専門工事業者二社より四名の方を講師としてお招きし、勉強会及び現場見学会を開催しました。

 まずは校内で建設業界や現場施工管理の現状などについてお話を伺いました。その後、専門工事業者の方から会社の取組み、「けんせつ小町」の活躍・現状などをわかりやすく教えて頂きました。今回のお話しで、自分たちが将来目指すものについて少しでも感じてもらえると嬉しいです。

 

 講義の後は、実際に徒歩で建設現場に行き、現場で使用されている鉄筋や支柱、型枠、スペーサーなど実際に触れさせて頂きました。また、実際に4階の足場から型枠内部の配筋の様子や養生などを見学することができました。生徒たちは普段の授業では学びきれないことを吸収してくれたようです。

 講義で学ぶことで想像力を働かせ、すぐさま現場を見学することでその答え合わせができるとともに、現場を見て、聞いて、感じることで、将来自分自身が建築現場において設計施工に携わっていることを想像します。こうした生きた経験が、生徒の創造力を育むきっかけとなります。将来、豊かな創造力を持った技術者へと歩みを進めていって欲しいと願っています。

 文末となりましたが、今回お世話になりました工事関係者の皆様、本当にありがとうございました。