【人権教育】3年生人権教育LHR

11月30日(水)3年生人権教育LHRは「職場でのハラスメントに対処するためには、どのような考え方や方法があるのだろうか。」をテーマに、岡山社会保険労務士会の押野りか氏による講演会が実施されました。卒業後に安心して社会へ出て行けるように、労働と社会保険の専門家である社会保険労務士の方より「労働に対する考え方」、社会人として知っておくべき「労働関係の法律」や「社会保険制度の仕組み」などについて考え、特に「職場でのハラスメント」についてどのような対処方法があるのか考えました。

まずは「遅刻してきた人を怒るのはハラスメントなのか?」「仕事が終わってないから残業させるのはハラスメントなのか?」「懇親会に全員参加させるのはハラスメントなのか?」などクイズ形式で考えました。

次の講演を通して、ハラスメントの種類(パワハラ・セクハラ・マタハラ)やハラスメントが起きやすい職場の特徴などを勉強しました。

ハラスメントはどこでも起きやすく、誰もが加害者・被害者になることがあります。講演後には「自分がハラスメントの被害にあったら、どのように対応するのがいいだろうか。」「職場でのハラスメントをなくすために、自分には何ができるだろうか。」を考えました。

生徒たちは、「職場でのコミュニケーションを多くするために自分から話しに行ったり、分からないことなどを上司などにすぐに聞いて対処したりして、自分から職場の雰囲気を良くする。」「自分だけで問題を抱えないように相談する。」など多くの意見を考えていました。