【社会貢献活動】津島遺跡やよいまつりボランティア

10月22日(土)・23日(日)と「津島遺跡やよいまつり」がおこなわれました。
本校の生徒27名が「火起こし体験・勾玉づくり・古代米の収穫」などのボランティア活動に参加しました。生徒達は子どもから大人まで幅広い年代の人たちに、弥生時代の生活の様子であったり、火起こしのやり方であったりと上手に説明していました。生徒達は自ら「イベントやってまーす!」「こうやったら上手にできるよ」など積極的に声かけをおこなったり、子ども達に伝わるように言葉を選んだりと自分で考えながらボランティア活動を楽しんでしました。また、設営や片付けも積極的におこなってくれ、イベントを企画している古代吉備文化財センターの方も喜んでくださいました。生徒達の一生懸命な姿が地域の方や子どもたちにたくさんの笑顔を届けていました。

ボランティア活動に参加した生徒の感想になります。

「とても楽しかったです。ほとんど一日中ぎっしりとしたスケジュールだったので、最初はしんどいかなと思っていましたが、体験もその手伝いをするのも楽しく、時間を忘れてしまうほどでした。籾摺り体験も勾玉作りも、子どもたちとたくさんコミュニケーションを取りながら楽しんでできました。なにより、子どもたちが体験を通して笑顔になってくれたのが嬉しかったです。日々の疲れが癒されるようでした。また、ボランティアだけではなく見学の時間も設けてくださったので、弥生時代のことについての勉強にもなりました。クイズや解説も交えてくださったので、すごく面白かったです。今回はお手伝いという形でしたが、私達にとってもいい刺激でしたし、とても貴重な体験になりました。」

「私は、友達も行くし、家から近いからという軽い気持ちで初めてボランティアに参加したんですが、終わってから振り返ると、子どもたちや保護者の方と話したり歴史で習った石包丁を使って収穫したり籾摺りをしたりと色々な経験ができて参加してよかったと思える充実した一日になりました。
また、津島遺跡の歴史を聞くと、水田や高床式倉庫など人々の暮らしを感じさせるものはすべて細かいところまで忠実に再現していることで、弥生人が生きた軌跡が現在まで大切に語り継がれているんだなと感じました。私は中学生の頃、部活でこの津島弥生広場の周りを利用していたので、自分が走っていた地下にはこんなに深い歴史があったと思うと、感慨深い気持ちになりました。 ボランティアに参加して本当によかったです。」