【ソフトテニス部】勤労感謝の日

11月23日(火)勤労感謝の日

 前日の寒冷前線の通過に伴う強雨で,朝からコート整備(水抜き・土入れ・ローラー敷き)や白帯の修理などを行いました。
コート整備後は合併教室に移動して,「感謝」をテーマに作文を書きました。
 「ソフトテニス技術が上手い者が勝つのではなく,人間力の強い者が勝つ」を部訓とし, 部活動を行う目的の第一義に「社会に通用する人間力の育成」を掲げて,コート内外での指導に当たっています。
 人間力育成の大前提が「『我欲・我執』の抑制」であり,そのためには日々の生活では「感謝」「謙虚」「素直さ」などの実践が欠かせないと考えています。
 また,古今和歌集に「言霊」がすでに登場しますように,古来より我が国の先人の方々は「言葉」を単なる符号とかではなく,生命や精神が宿るものであることを察知されておられました。
 言葉や文字が人格形成や人生において非常に重要であることから,言葉遣いや書かせる指導を事あるたびに行っています。

*内閣府によれば 
人間力とは「社会を構成し運営するとともに,自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的 な力」をいい,「社会・対人関係力的要素」「自己制御的要素」などによって構成されている。

土木科2年 山本悠太
 私は,毎日忙しくしている母への感謝の気持ちを書こうと思います。  
高校生になって,中学時代とは別の部活動に入ろうと思っていたけど,ソフトテニスが好きだったので,結局また同じソフトテニス部に入りました。
 岡工のソフトテニス部に入って,毎日朝練をすることになりました。
 入部間もない頃は,朝練がしんどくて,自分の事しか考えられずに,自分だけが大変だと思っていました。
 顧問の杉山先生は人間力を高める取り組みを重んじられていて,杉山先生からは「帰宅後に親の手伝いをするように」と言われました。
 中学時代には何一つしていなかった私ですが,仕方なく,親の手伝い徐々にするようになりました。手伝いといっても,弁当箱洗いや食器洗い,洗濯たたみや風呂掃除などのちょっとしたことです。
 しかし,この程度のことを1日やるだけでも,大変なんだなということに,この時初めて気付かされました。
ところが, 母は毎朝,誰よりも早く起きて,父と兄と私の弁当をつくったり,掃除や洗濯をしたりして,午後からは仕事に出掛け,帰宅後は夕飯をつくっています。この毎日の大変さは計り知れないです。
 今では,毎朝自分で起き,朝ご飯をつくったり,休みの日は家の掃除をしたりして,母の負担を少しでも減らそうと頑張っているのですが,まだ学校や部活動で忙しい時などには,つい不満をぶつけたり,家事を母に任せっきりしてしまうことがあります。
 しかし,そんな時でも,母は私のことを察してくれて支えてくれるので,とても感謝しています。
 将来働き出したときには,これまで母が私にしてくれた事を必ず返していこうと思っています。
 今は勉強と部活動をしっかり頑張るので,もう少しだけ見守っていてください。

【教職員研修】SDGs研修を行いました

令和3年12月1日(水)、講師にリコージャパン株式会社岡山支社より山本様をお迎えし、教職員対象の「SDGs研修」を実施しました。

今回の目的は、SDGsとは何のために行うのかを、新学習指導要領にある「道徳」の観点からお話し頂くとともに、SDGsの基本的な考え方や取り組み事例などを交えて、先生方にSDGsを身近に感じて頂くことを目的としました。

 今回の研修を終え、先生方のアンケートには、「生徒とともにSDGsについて考えていきたい。」「様々なことを創造力豊かにして、気づきを大切にしていきたい。」「道徳とSDGsの関連性を強調されていたのが印象的であると同時に、身近でわかりやすかった。」「(SDGsは)大がかりなものだというイメージがあったが、身近なこと、小さなこともSDGsにつながると認識できてよかった。」「教員のSDGsとして、相手の気持ちに立って実践していきたいと思った。」「教育-企業の目指すものは一緒だと思いました。」など、非常に肯定的な感想ばかりで、目標が達成できたのではないかと思います。

 今回の研修をきっかけにSDGsを自分事としてとらえ、小さなことに気付き、そしてそれを生徒に伝えられる教員になっていきたいと思いました。

【LHR】第73期生徒会役員選挙立候補者立会演説会を行いました

令和3年12月1日(水)6時間目のLHRは、第73期生徒会役員選挙立候補者立会演説会が行われました。

感染症拡大予防の観点から、全校生徒を集めた体育館での立会演説を自粛し、各クラスで事前に撮影した立候補者、応援演説者の動画を視聴し、投票する形を取りました。

今回の投票で1年生は、Chromebookの「フォーム」という機能を用いて投票しました。一人一台端末の有効な使い方であるとともに、集計もしやすくなったことと思います。

また、ペーパーレス投票(紙を使わない=原料の木材パルプを使わない=森林の保護)ということで、SDGs17のゴールのうち「13:気候変動に具体的な対策を」と「15:陸の豊かさも守ろう」の2つのゴールに向けて近づけたのかなと感じました。

投票結果は選挙管理委員会の生徒が即日開票し、明日以降に結果発表となると思います。まずは立候補者、応援演説者のみなさんお疲れ様でした。

【電気科1年生】第72回岡工祭

電気科1年生の岡工祭の様子をお届けします。 今年の岡工祭で電気科1年生は、マイコンボードを使用した「ラジコンレース」に挑戦しました。

機体製作、コース製作、模型製作、プログラミングの4班に分かれて、約1ヶ月かけて取り組みました。機体はアクリル製で、レーザーカッターでパーツを切り出し、Arduinoというマイコンボードを使って制御することでワイヤレスでの操作を可能にしました。

コースと模型は予算を考え、段ボールで仕上げました。コースのレイアウトは生徒のオリジナルで、難易度を考えながら試行錯誤して作り上げました。模型チームはラジコンにちなんでカラフルな車を作り会場を彩りました。

本番はトラブル続きでしたが、なんとか切り抜けたくさんの生徒や先生方に楽しんでもらいました。授業では行えないものづくりを通して成長してくれたことと思います。

【ソフトテニス部】15年ぶりの快挙!!岡山県高等学校新人ソフトテニス大会

左三宅・右小山

大会名 岡山県高等学校新人ソフトテニス大会(個人戦)

【戦評】
 岡山県高等学校新人ソフトテニス大会(個人戦)(11月13日(土)~14日(日) 水島緑地福田公園)で, 小山(機械科2年)・三宅(土木科2年)組が3回戦で,今大会第17シードの倉敷工業の格上ペアを④-3で破り,4回戦(ベスト16掛け)では第1シードの理大附属に0-④で敗退したものの,県新人大会(個人戦)でベスト32に進出しました。
 なお,岡山工業の選手が県大会個人戦でベスト32に進出したのは,平成18年以来15年ぶりの快挙です。

【後衛 小山星大のコメント】
今回県大会でベスト32に入ることができたのは、前回の地区大会と同様に人間力で相手に勝つことができたからだ。ベスト64掛けの津山工業、ベスト32掛けの倉敷工業の2試合ともファイナルゲームで勝つことができた。ファイナルに入れば後は粘り強く、声を出している方が勝つと教えられたのを思い出し最後まで粘りに粘って声を出すことができた。普段の練習でしている「ファイト」などの声を出していた成果が出たなと思った。杉山先生の教えである「ファーストサーブは必ず入れましょう。」「レシーブは卓球」が試合で発揮することができたのも勝因の1つだと思う。試合で勝つためには日々の小さな努力の積み重ねが重要である事を改めて感じた。今回の試合で学んだことを次の大会でも発揮し、中国大会やインターハイにつなげていきたいと思った。

【前衛 三宅拓真のコメント】
県新人大会ベスト32達成することができた。ベスト32掛けの倉敷工業との試合に勝利することができた要因は人間力で相手を上回ることができたからだと思う。試合ではファイナルゲームまで全てデュースになった。ここで顧問杉山先生の教えである「上手い者が勝つのではなく、強い者が勝つ」という言葉がある。倉敷工業との試合では人間力の大切さを強く感じた。雨天時のトイレ掃除やトレーニング、日常生活では「時を守り、場を清め、礼を正す」ことに気をて付け過ごせていたため、人間力を高めて試合に挑むことができたのがよかったと思う。

【デザイン科】デザイン科1年生が校外学習に行ってきました

令和3年11月24日(水)、デザイン科1年生で、香川県の四国水族館と丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に行ってきました。

四国水族館では効果的な展示方法やサイン計画などで勉強になる面が多く、猪熊弦一郎現代美術館では作品の持つエネルギーを感じることができ、とても刺激を受けることができました。

自宅での検温に加え、登校後にも検温を行い、さらにバスの座席の指定や手指消毒など新型コロナウイルス感染症の対策を十分に行い、有意義な研修となりました。

今回の校外学習で学んだことを、日々のデザイン活動にいかしていきたいです。

【土木科・建築科】建設版ドリームファンタジー特別講演を視聴しました

令和3年11月24日(水)、一般社団法人日本建設業連合会中国支部様主催の特別講演「~建設版ドリームファンタジーを未来の建設技術者に~」を、本校土木科と建築科の1〜3年生約240名が、オンラインで視聴いたしました。
以下その様子です。

第1部は、鹿島建設様の土木担当の方から「ダム構築の自動化施工技術の紹介、月面基地施工への適用展開」というタイトルでの講演と、同社建築担当の方から「BIMを基軸とした、建築現場のDX」というタイトルで講演いただきました。

第2部は、大林組様の土木担当の方から「カーボンニュートラルの実現に向けた洋上風力発電に関する技術」というタイトルで講演いただきました。

生徒は、NHK岡山放送局の取材に対し、「建設業界に就職を希望しているが、自動化施工などの時代の流れについていきたい。」「機械の自動化や宇宙開発などSFの中だけだったことが、自分たちが大人になる頃には現実となりつつある。そんな夢のある仕事なので建設業界にもっと注目が集まると思う。」など、初めての取材でドキドキの中、しっかりと感想を述べていました。

建設業界に就職予定の3年生は本日の講演の御礼の言葉の中に、「講演で学んだ新しい考え方を持った技術者になりたい。」と頼もしく宣言してくれました。

一般社団法人日本建設業連合会中国支部の皆様、ご講演くださいました鹿島建設ご担当者様、大林組ご担当者様、本日は本校生徒のためにキャリア教育の一環として大変貴重なご講演いただきまして、誠にありがとうございました。

【土木科2年】建設技術フォーラム(オンライン)に参加しました

令和3年11月18日(木)は土木の日です。「土木」という漢字を崩すと、土(十一)と木(十八)になります。その日に合わせ、建設技術フォーラム実行委員会がオンラインで「建設技術フォーラム」を実施し、それを2年生が視聴しました。

オンライン学生交流会では、建設会社に勤めている先輩方から職場環境などの話を聞くことができる場があり、生徒も積極的に質問していました。

あと半年もすれば本格的に就職・進学活動をしています。彼らのキャリア教育の一環として、今日という日が活きてくることを願っています。