カテゴリー別アーカイブ: 土木科

05.25【行幸啓】天皇皇后両陛下が本校を御視察されました

令和6年5月25日(土)、初夏の日差しがまぶしく降り注ぐ今日この良き日、天皇皇后両陛下が明日岡山市内で開催されます第74回全国植樹祭臨席を前に、本校を御視察されました。

天皇皇后両陛下は御着の後、学校長の御迎え・学校御説明のあと、カウントダウンボードを御覧になり、生徒からの説明をお聞きになりました。御説明はデザインと製作に携わった、情報技術科3年の荒瀬統真君と建築科3年の石井正人君です。

<生徒感想>

石井君:「緊張したけど、このような機会はもう無いと思うので、携われて良かった。」 荒瀬君:「とても緊張したが、このような機会は一生に一度あるかわからないので、とても貴重な経験だったと思う。両陛下は私の話を真剣に聞いてくださり、私もすごく話しやすかった。」

続いて、課題解決学習の地域連携活動について生徒からの説明をお聞きになりました。最初は土木科の「岡山道路パトロール隊」について、御説明は3年の笠原陸君と藤原悠さんです。

<生徒感想>

笠原君:「本当に貴重な体験で、この経験を生かして就職を頑張っていきたいと思った。またお会いしたいと思った。」

藤原さん:「会議室に入ってこられたとき、緊張した。でも自分たちの発表の時にうなずいてくださり、だんだん緊張もほぐれてきた。良い意味で親しみやすかった。とても良い体験になった。」

続いて化学工学科の「水酸化マグネシウムによる水の浄化」について、御説明は3年の長谷川虹夏さんと山田結衣さんです。

<生徒感想>

長谷川さん:「すごく緊張した。いい経験になった。たくさん練習してきて、研究を頑張って良かった。」

山田さん:「説明を真剣にうなずきながら聞いてくださり、話しやすかった。やさしかった。」

最後は奉送者として代表の生徒と教職員計10名が御見送りし、本校での御視察を終えられました。  

生徒の皆さん、大役お疲れ様でした。

今回の行幸啓の様子は、随時HPにて公開していきます。

05.17【土木科】「いんふら星のものがたり」が冊子に掲載されました

令和6年5月17日(金)、一般社団法人日本建設業連合会が発行する機関誌「ACe」に、3年前の土木科・デザイン科の生徒が中心となって作成した、「いんふら星のものがたり」が掲載されました。

この絵本は、3年前に「おかやまSDGsアワード2021」の「特に優良な取組」(過去の記事はこちら)として表彰を受けた生徒たちが中心となって内容を考え、デザイン科の生徒がその内容に沿った絵を描くという、まさにSTEAM/PBL教育を掲げる本校独自の取組みでした。内容はインフラメンテナンスがなぜ大切なのかを、未就学児や小学生にもわかりやすい内容で描かれています。

こちらの絵本は動画となって、youtubeにも公開されています。ぜひこちらもご覧ください。

【いんふら星のものがたり】(←クリックするとyoutube動画に移動します)

監修

 岡山県立岡山工業高等学校 土木科 狩屋 雅之・デザイン科 山形 泰一

問い合わせ先

 岡山県立岡山工業高等学校 土木科 狩屋 雅之(上記写真)  電話:086-252-5231

05.06【地域貢献活動】サイピア岡工デーでワークショップをひらきました

令和6年5月6日(月・振休)、人と科学の未来館「サイピア」にて、令和6年度「岡工デー」が開催されました。岡工デーは、小学生にものづくりの楽しさを体験してもらうだけでなく、本校生徒が小学生やその保護者に直接対応するため、生徒にとってもコミュニケーションのはかり方を学んだり、言葉遣いなどの表現力を学んだりできる効果もあります。

以下その様子です。

午前の部は、土木科、建築科、電気科の3学科がワークショップを開きました。

<土木科>「~ダヴィンチの橋を作ろう~」

<建築科>「~木材をけずってマイはしを作ろう~」

<電気科>「~「くるくるUFO」をつくろう!~」

電気研究同好会の投稿はこちら♪

午後の部は、化学工学科、デザイン科、情報技術科の3学科がワークショップを開きました。

<化学工学科>「人工カプセルをつくろう」「ガラス器にかわいくデザインしてみよう」「楽しいスライムづくり」

化学研究同好会の投稿はこちら♫

<デザイン科>「オリジナルハーバリウムをつくろう」

<情報技術科>「ロボットを操作してみよう」

どの学科の生徒も最初は、小学生にわかりやすく伝えることに苦戦している様子でしたが、すぐに慣れて、手助けするところはするし、見守るところは見守るなどその場に応じた対応が取れていたことが素晴らしかったです。中には、体験している小学生に名前を聞いて名前で呼んであげる生徒もいましたし、保護者の方から岡工について質問を受け、精一杯答えている生徒もいました。

小学生も保護者のみなさんも笑顔で帰ってくれた姿が印象的でした。

ご準備くださいました、サイピアの岡様をはじめご関係の皆様、学びの場を提供くださりありがとうございました。

05.10【土木科】今年の課題研究の様子です

令和6年5月10日(金)、久しぶりの課題研究の様子です。

今年はどんな取組みをしているのでしょうか。今回は、3つの班を紹介します。

以下その様子です。

<ものづくり班>

全国ものづくりコンテスト【測量の部】出場に向けて頑張っています。今回は「内業」と言って、外で測量して得た観測データを元に計算をしている様子です。

<電子平板測量班>

トータルステーションという角度や距離を測定できる測量器機と、その測定したデータを受信し、自動的に図面が描ける電子平板(パソコン)を用いて、校内の地図を作製しています。

<OCP実践班>

2年生で経験したOCP演習の学びや経験をいかし、地域貢献を目的に取組んでいます。今回はチームとは何なのかを、ワークショップを用いて学び直しました。その後カードゲームを用いてチームビルディング体験しました。今後の展開が楽しみですね。

次回は<橋梁模型班><道路パトロール班><コンクリート甲子園班>の活動をお伝えします。

04.26【土木科】進路校外学習(現場見学)に行ってきました

令和6年4月26日(金)、キャリア教育の一環として、学校行事「進路校外学習」に行ってきました。3年生は徳島県美馬市NEXCO事業現場において、「土木の仕事説明及び、馬木橋・脇大谷橋現場見学」を行ないました。2年生は、アイサワ工業本社・玉野市玉トンネル工事現場において、「土木の仕事説明及び、トンネル工事見学」を行ないました。1年生は、倉敷市児島塩生 東亜建設(株)工事現場等において、「土木の仕事説明及び、浚渫船・浚渫工事・基礎工・機械設備工等の見学」を行ないました。

以下その様子です。

今回の校外学習は、3年生にとっては自身の進路を決定づけるもとなったでしょうし、1・2年生にとっては、進路選択の幅を広げられる校外学習となったのではないでしょうか。特に1年生が見学させていただいた塩生の現場は、海洋土木工事を行なっている現場でした。この工事は、普段目の当たりにする工事に比べ、その場所に行かないと見ることのできない特殊な現場でした。また、1年生はクラス全員で行動する初めての機会でした。校外学習をとおして、親睦が深められたかな?

どの工事現場も、生徒にとっては将来の自分自身を想像するにはもってこいの環境だったと思います。

文末となりましたが、この度の校外学習に当たり、平日の工事まっただ中にも関わらず、見学を受け入れてくださいましたご関係企業の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

【土木科】土木系製図コンテスト中国大会全員入賞!!

令和6年2月19日(月)、山口県立下関工科高等学校にて第40回中国地区高等学校土木系製図コンテストが開催されました。このコンテストは、生徒の製図に関する興味・関心を高め、製図技術の向上をとおして高校土木系教育の発展を図る目的で毎年開催されています。このコンテストは、中国地区内の土木系学科の生徒が日頃授業で取組んでいる製図が課題となっています。

結果は 

3年生の部 金賞土木科3年森垣 瑛琳(児島中卒)
2年生の部銀賞土木科2年藤原  悠(建部中卒)
地図記号の部金賞土木科1年 対梨 春子(香和中卒)

3人ともこのコンテストに向けて2ヶ月程度、授業や放課後などを利用して課題の製図に取組みました。森垣さん、藤原さんの2人は、何枚も書き直しながら作品を仕上げました。対梨さんは1枚に集中し、用紙を汚さないよう、また間違いが無いように気をつけながら、特に字の正確さにこだわって完成させました。各部門とも十数点の作品が出品されましたが、3人の作品はそれぞれの部門で、他を圧倒する正確さや見栄えを誇っていました。ちなみに3年の森垣さんは3年連続で金賞を受賞しました。

 おめでとう!!

【土木科有志】AI学習の成果発表を岡山大学で行いました

令和6年2月2日(金)、岡山大学環境理工学部において、土木科有志が1年間学んだAI学習の成果発表を行いました。これは高大連携として一昨年度から行っている取組です。岡山大学大学院環境生命科学研究科西山研究室から大学院生に講師として来校頂き、土木科1~3年の有志生徒へ、AIの基礎知識から応用までご指導頂いたものです。
主テーマは「AI姿見ミラーの開発」です。これはミラーの前に立つだけで服装や安全装具の着用状態を瞬時に判断させる装置を開発し、建設現場での使用を想定したものです。また、付随したAIの学びとしてペットボトルやレジ袋の「ゴミの判別」も行いました。
生徒達は大学院生から指導を頂きながら、顔、ヘルメット、ペットボトル、レジ袋をそれぞれ対象とした4班構成で取組みました。各班とも様々な形態の写真を数百枚単位で撮影し、AIに判断させた結果の良否をまとめました。
どの班も、「AI姿見ミラーの開発」の基礎的な技術の開発に貢献できるような内容で、指導して頂いた大学院生からも、その頑張りに高評価を頂きました。参加した生徒諸君はコンピュータの基礎技術、AIの基本知識を身につけ、さらには協調性や表現力もはぐくむことができたと思います。
最後に、1年弱の期間ご指導頂きました西山先生はじめ、研究室の大学院生の皆さん、本当にありがとうございました。