カテゴリー別アーカイブ: 土木科

【土木科】3年生 リモート学習会

本日令和3年10月19日(火)、土木科3年生を対象に、日本国土開発株式会社の内山様、辻本様、田中様とオンラインでつなぎ、今週日曜日に受験する「2級土木施工管理技術検定(学科)第一次検定後期」合格に向けて、追い込みの学習を実施しました。

最初は、本校土木科の卒業生で日本国土開発株式会社社員の方も携わった現場の様子をスライドで見ながら、学科試験内容と関連する内容についてご説明いただきました。

続いて学科試験の過去問などの資料を用いて、時間を区切りながら1ページ解いたらそのページに関する解説をしていただくという学習方法で実施していただきました。 生徒にとっては、普段学校の先生から教わったり、自分で学んだりする学習方法以外のやり方でしたが、熱心に解き解説を聞きながらメモを取っていました。

途中でこの資格の重要性をご説明いただいたのち、再度学習タイムがありました。 卒業後は建設業に携わる生徒が多い中、今回の学びが資格取得のためという一過性の学びで終わるのではなく、将来まで活かすことのできる継続性のある学びとなって欲しいです。

文末となりますが、ご多忙中にもかかわらず本校教育活動のためにご準備くださいました日本国土開発株式会社の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

【土木科】1年 リモート現場見学会

本日令和3年9月8日(水)、土木科1年生がリモート現場見学会に参加しました。

 今回のプログラムは、緊急事態宣言下においてなかなかバス移動や現場見学が難しい現状の中で、今年度産業教育長期専門研修で株式会社荒木組に出られている安東先生(本校土木科教諭)が計画・実施してくれました。

1時間目は、荒木組宮脇様・安東先生より工事概要の説明や、安東先生が学ばれているICT施工(建設現場において、ICT機器を用いて生産性の向上や品質の確保を図ることを目的とした施工方法)を中心に学びました。

2時間目は、ライブ配信にて実際に現場の中を案内して頂きました。

生徒は本来の現場見学でさえ見えないところまで見学できたことに、「わかりやすかった」「おもしろかった」と感想を口にしていました。

 質疑応答については、事前に配信されたアンケートにchromebookを用いて回答していましたので、その結果から生徒の質問が多いものについてご説明頂きました。

 その後教室へ戻り、再びchromebookを用いて感想を記入し、安東先生へ送り終了となりました。

 学びに向かう生徒へ今何ができるか。学校と企業をつなぎ、できる限りのキャリア教育を実施することができたリモート現場見学会でした。

【土木科】おかやまSDGsプラザ夏の交流会2021に参加しました

令和3年8月4日(水)5日(木)の2日間、岡山コンベンションセンター2階アトリウムにおいて、おかやまSDGsプラザ夏の交流会2021が開催され、本校土木科課題研究の2つの班が参加しました。

初日の1部(交流の部)にはSDGsの【4:質の高い教育をみんなに、11:住み続けられるまちづくりを、12:つくる責任 つかう責任、17:パートナーシップで目標を達成しよう】の4つのゴールを達成することを掲げ学習している「OCP実践班」の6名が、SDGsの様々なゴールを目標達成に取組んでいる4つの企業の取組みについてお話しを伺ったり、ディスカッションしたりしました。

 各企業の取組みを見聞きし、自分たちの取組みにも役立たせることができそうなところを、メモを取りながら学んでいました。

 2日目の1部(交流の部)と2部(発表の部)には、産官学共同で国道の点検・報告を実施して5年目になる「道路パトロール班」の6名が参加しました。

2部の発表では、この5年間で取組んできた内容をプレゼンテーションにまとめ、堂々と発表していました。

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 彼らの多くは将来建設業に従事していくこととなります。それはただ構造物を作り出すだけではなく、自然や環境に配慮するとか、安心安全な生活を維持していくであるとか、様々な点でSDGs17のゴールと関連する内容が含まれます。

 近年岡山では多くの企業がSDGsのゴールを念頭に取組みをなさっています。彼らも入社後は何らかの形でSDGsについて携わることになると思います。SDGsの考え方は世界共通です。高校生活で少しでもSDGsについて学び触れておくことで、国際感覚をもった社会人へと成長していって欲しいと願っています。

【土木科】第38回 中国地区測量競技大会

 第 21 回 高校生ものづくりコンテスト中国地区大会 測量部門 兼 第 38 回中国地区測量競技大会(平板・水準測量)が8月3日(火)に広島県立広島工業高等学校で開催されました。岡山県大会の結果から、本校からは平板測量の部と水準測量の部に1チームずつ参加しました。炎天下の中、各競技で選手は一生懸命頑張っていました。コロナ禍の影響で閉会式は各競技ごとに行う形式となりました。

 結果は水準測量の部第3位、平板測量の部第4位でした。反省点もあったので、次につなげていければと思います。

開会式
平板測量
平板測量
水準測量
水準測量
水準測量
水準測量の閉会式(表彰)
平板測量の閉会式

【土木科】課題研究OCP実践班依頼者打ち合せ

 令和3年7月30日(金)土木科課題研究OCP実践班が依頼者の県総合グラウンドの担当者様と陸上競技場会議室にて、打ち合せをおこないました。

 自分たちで作成したプレゼンテーションを用いながら、今まで学んできたこと(チームビルディングやSDGs と本取組みの関連など)や、依頼品について、自分たちが総合グラウンドにあると良いと思う「ブランコベンチ」提案をしました。

 その提案に対して担当者様から、「「ブランコベンチ」の提案は安全面、管理面等で設置することが難しいが、ベンチであればぜひ作っていただきたい。」など様々なご意見ご要望やアドバイスを頂き、生徒はその場で判断をして回答することになりました。

 その結果、彼らは依頼者のご意向をうけ、ベンチの作成に取組むこととなりました。 その場で考え、すぐに判断できた彼らにアッパレ☆

 打ち合せ後は、競技場内にあります本校OBであられる工業デザイナー:水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)氏が監修なされた「遺跡&スポーツミュージアム」を見学して帰りました。

 帰校後生徒は、良かった点・改善すべき点などを振り返り、次回に向けて話し合いをして終わりました。就職活動が本格化するこの時期にできることを考えながら頑張っていって欲しいです。

【土木科】高大連携事業3

 令和3年7月27日(火)、岡山大学様との共同プロジェクト第3回目が、本校土木棟にて開催されました。

 岡山大学環境理工学部西山研究室より3名の学生に来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒と教員対象に、今回は「AIの全体像」とのタイトルでお話しいただきました。

 最初にAIの歴史について説明いただきました。1956年に迷路やパズルなどを解くアルゴリズムが開発されたことを皮切りに、その後のコンピュータの発展とともに、AIも発展してきたことが分かりました。次に機械学習について説明いただきました。教師あり学習、教師なし学習、回帰と分類という機械学習特有の内容について概略を理解することができました。またここで利用している統計学的な考え方も、分かりやすい事例を用いて説明して頂きました。

 講師をして頂いている西山研究室の学生さんには、毎回、説明教材の開発にご苦労頂き、 分かりやすい説明になるよう頑張って頂いています。今後もよろしくお願いします。

【土木科】第21回 高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 測量部門兼第57回岡山県測量競技会

 7月20日(火)に、第21回 高校生ものづくりコンテスト岡山県大会 測量部門 兼 第 21 回 高校生ものづくりコンテスト中国地区大会 測量部門 予選会 兼 第57回岡山県測量競技会 兼 第 38 回中国地区測量競技大会(平板・水準測量)予選会 が津山工業高校で開催されました。県内土木系学科を有する、本校、津山工業高校、笠岡工業高校、新見高校の4校から、ものづくりコンテスト測量部門に8チーム計24名、水準測量の部に7チーム計21名、平板測量の部に8チーム計24名が参加しました。ものづくりコンテスト測量部門は3年生、水準測量の部は2年生、平板測量の部は1年生がチーム編成して参加しています。炎天下の中、各競技で選手は日頃の成果を発揮すべく頑張っていました。各競技の本校チームの結果は以下のとおりです。

ものづくりコンテスト測量部門:第2位 岡山工業高校Bチーム 第3位 岡山工業高校Aチーム

水準測量の部:第1位 岡山工業高校Aチーム

平板測量の部:第1位 岡山工業高校Bチーム

水準測量と平板測量で優勝した2チームは、8月3日に広島県立広島工業高校で開催される中国大会へ出場します。中国大会での活躍を期待しています。

開会式
平板測量
平板測量
水準測量
水準測量
ものづくり(外業)
ものづくり(外業)
閉会式 ものづくりコンテスト表彰
閉会式 水準測量の部表彰
閉会式 平板測量の部表彰
記念撮影

【土木科】高大連携事業2

 令和3年7月16日(金)先週に引き続き、岡山大学様との共同プロジェクト第2回目が、本校土木科棟にて開催されました。 岡山大学環境理工学部西山研究室より3名の学生に来校いただき、本校土木科の1~3年生有志生徒と教員対象に「土木でのAIの実用例」とのタイトルでお話しいただきました。

 今回は最初にi-construction(アイ・コンストラクション:土木工事においてICT技術を積極的に導入して生産性を図り、魅力ある建設現場を目指す取組)、Society5.0(ソサエティー5.0:AIやロボットとともに生きていく社会)について教えていただきました。

 すでに建設業界にはAIが導入され、かつて多くの人員がかかっていた工事も、現在はその何分の一の人員で工事が進められていることなどを学びました。

 続いて、研究室で研究なされている「UAVを活用した河川巡視への人工知能の適用性」と「航空レーザ測量と機械学習を活用した落石発生源の机上抽出」について概要を学びました。

 生徒はこうした最先端の土木施工に関する取組み(i-construction)や、現代社会が歩み始めているSociety5.0が目指す社会について知ることができました。 今後も様々な知識を身につけ、実現に向けて歩んで行って欲しいです。