ベンチ台製作4週目
この週は材料切断と機械加工を行いました。
まずは、材料を決まった長さに切断しました。
そして切断した材料を、フライス盤を使って垂直にしました。
そして製作するベンチ台の設計図を書くために授業でしているCADを使い、設計図を完成させることができました。
ベンチ台の足回りが複雑な作りになっていてCADで表現するのが難しかったです。
5月末、放課後の時間を使って、レディオモモさんからのラジオ取材を受けました。
取材は3人で受け、取材が始まる前はとても緊張していましたが、取材をしに岡工まで足を運んでくださった方が気さくな方で緊張せずに取材を受けることができました。
取材内容はベンチ台製作の班に志望した理由や、機械科で学んできたこと、印象に残っていることなど幅広いことに答えました。
第2週は依頼者の方々との安全面や、費用、デザインについての打ち合わせを行いました。事前に自分たちで質問を考えたことで打ち合わせを円滑に進めることができました。
依頼者の方々が「予算は超えても良い。高校生が頑張って製作することに意味がある」と、おっしゃったことがとても印象に残りました。
ベンチ台製作の詳細を聞きに商科大学へ行くことになりました。
4月末、商科大学へ8人の中から2人の生徒と担当の先生の3人で取材へ行きました。
内容はデザインについてや、ノーマライゼーション(障害者や高齢者がほかの人々と等しく生きる社会)のベンチ台製作について、実際にパワーリフティングをみて作業のイメージがしやすくなったり、パラ・パワーリフティングをしている人と話したりしました。
3週目は岡山商科大学からお借りしたベンチ台を使って寸法を測る班と、
商科大学の取材の結果をまとめる班に分かれて作業を行いました。
寸法は1度しか測る時がないので見落としの無いように写真を撮って確認できるようにしたり、みんなで協力して作業を行いました。
平成30年5月24日(木)、技能検定「旋盤作業3級」の受検者を集めて、「ものづくりマイスター」による実技講習会を行いました。ここで教えてもらったことを何度も練習して自分のものにしていきます。
平成30年5月19日(土)倉敷工業高校で行われた「高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門」に野内渉矢君(機械科3年)、逢澤海翔君(機械科2年)が参加しました。競技時間2時間30分、打ち切り時間3時間で練習の成果を発揮し、満足のいく作品を作り上げました。
M.Tさん(西日本高速道路エンジニアリング中国株式会社)H29卒
仕事の内容(広島施設事務所 施設第二課)
高速道路に設置されている各種設備の保守点検
アドバイス
私は、中学3年生のとき普通科と進学先を迷っていましたが、岡工に入学して大正解でした。岡工では社会に出てから必要な能力が身に付きます。毎日の実習などで安全管理や礼儀などが自然とできるようになります。
S.Sさん(株式会社豊田自動織機)H29卒
仕事の内容(技能専修学園)
1年間給料を頂きながら、学園で技術を身に付けて配属されます。
アドバイス
僕は普通科と迷っていましたが、この機械科へ進んで、大学からでは中々行けない様な大企業へ就職することができました。ベテランの先生による細かな指導や部活動等、自分の成長につながることが多くあり、岡山の工業高校といえば「岡工」なので、僕は来て良かったと思います。
R.Wさん(パナソニック株式会社)H28卒
仕事の内容(生産技術本部 高度技術開発道場)
年に1度ある技能五輪大会に向けて、過去の課題を行い、技術力と分析力の向上を行っています。
アドバイス
「整理・整頓・清掃」の3Sが会社の物を使用するにあたってとても重要になってきます。実習でも、使ったもの、あった場所に、あったようにキレイに戻すことで、次の人のためにも、自分のためにもなります。実習の中で、こだわりをもって取り組むことで、知識の幅が増えて、技術向上につながります。忍耐力がある人が活躍できます。とにかく頑張って、楽しい思い出をつくると良いことがあります。
D.Nさん(株式会社本田技術研究所 四輪R&Dセンター)H27卒
仕事の内容(第四技術開発室 第二ブロック)
HEV、FCV、EVに搭載されているモータの開発。
アドバイス
岡工で学ぶ科目を頑張ることはもちろんですが、それ以外に何か1つ武器になるものを持っておくと良いです。部活動でも何でも良いので自分が自信を持って言える武器を見つけ伸ばすと良いです。仲間やおもしろい先生がたくさんいる中で、充実した学校生活を送ってください。
5月6日(日)ゴールデンウイークの最終日に、機械科・化学工学科・情報技術科・電気科による、ものづくり教室を開催しました。さすがゴールデンウィークだけあって、たくさんの親子の皆さんに参加していただき、楽しくにぎやかに実施することができました。本校からは、それぞれの専門科の教員とボランティアで参加してくれた生徒約40名が体験のサポートをしました。
体験内容
午前の部 電気科:観覧車を作ってみよう
化工科:人口カプセルとプラ板keyホルダー
午後の部 機械科:表札をつくろう
情報科:車の制御