昨夏は猛暑による熱中症が問題になりましたが、その教訓から、校内の2カ所に「ミスト(水の霧)」発生装置を設置することにしました。
1台は、2つの普通教室棟間のグランド脇に既に設置を終え、試験運転を開始しています。生徒たちは、体育の授業や部活動の途中や終わりに利用しています。梅雨明け前から真夏日が続いているここ数日は、特によく利用されています。体に付いた水分が蒸発する際に、気化熱を奪ってくれるおかげで涼しくなるという原理で、かなりの効果が期待できます。もう1台は、建築科棟の前に設置工事中です。各専門科棟にも近く、部活動だけでなく実習中の熱中症予防にも役立つものと考えています。
カテゴリー別アーカイブ: 専門科
土木科3年生が測量技術検定2級に挑戦
今年度も6月27日(月)の土木実習の授業において、土木科3年生が、測量の集大成ともいえる測量技術検定2級に挑戦しました。
測量技術検定は毎年土木科3年生が挑戦し、『平板・水準・角測量』の3種類の測量検定全てに合格して得られる資格です。炎天下の会場で3年生は自分たちのベストを発揮してくれたと思います。検定の模様を写真にてお知らせします。
結果は後日発表です。3年生の皆さんお疲れ様でした。
土木科が再生コンクリートで校内整備
6月3日(金)・10日(金)・17日(金)の3日間、土木科3年生の課題研究で校内の整備を行いました。これは本校が県教育委員会から指定を受けている、スーパーエンバイロメントハイスクール研究開発事業の一環です。昨年度の卒業生が作製した再生コンクリート【インターロッキング】を使用し、本校グランド入口付近にインターロッキングの施工を行いました。生徒たちはできる限りの力を発揮してくれ、入口付近が見違えるようになりました。
各科で「卒業生を囲む会」を開催
6月15日(水)の6校時に、2・3年生を対象に、それぞれの科の卒業生2~4名を招いて、各科ごとに「卒業生を囲む会」を開催しました。
来ていただいたのは、一昨年から数年前までの卒業生で、大学生が4名、企業で働いている方が20名でした。企業で働いている方は、仕事の内容、会社で望まれる能力や人間性、就職先を選ぶにあたって考慮すべき条件などについて、また大学在学中の方は、受験勉強の仕方と心構え、大学での学習内容などについて、それぞれの経験をもとに話してくださいました。その後、在校生からの質問にも答えていただきました。在校生から活発な質問が出て、時間を超過した科もありました。
在校生には大いに参考と刺激になり、目標に向かって頑張る意欲をさらにかき立てられたことと思います。来校くださった卒業生の皆さん、大変ありがとうございました。
卒業記念寄贈による大型製氷機 利用開始
平成22年度卒業生により卒業記念として寄贈された大型製氷機が、体育科教員室に設置され、このほど利用が開始されました。既に設置済みの中型製氷機3台と合わせて4台が利用できることになりました。
これからの時期、気温が高くなる日が多く出てくると、昨夏の例のように熱中症の発症が心配されます。体育の授業、専門科実習、部活動等で、熱中症予防対策として、飲み物や体を冷やすのに活用させていただきます。
平成22年度卒業生の皆さん、ありがとうございました。
機械科が 高度熟練技能者を招聘し 技術講習会
「鋳造」や「溶接」は、機械科で習得する専門的知識・技術の根幹となるものです。この分野での生徒の技術力向上を目的として、地元企業の卓越した技能を持たれた方を講師にお願いし、次のとおり技術講習会を実施しました。内容を各種の資格取得にも対応させ、資格試験の合格率向上も期待できると考えています。
①鋳造技術講習会
期 日:5月24日(火)13:00~
対 象:機械科3年生10名
内 容:技能検定3級 鋳造職種 鋳鉄鋳物鋳造作業実技試験対策(中子の製作)
講 師:ナカシマプロペラ(株) プロペラ事業部 末石 龍三 氏
②溶接技術講習会
期 日:6月9日(木)、14日(火)12:25~
対 象:機械科2年生20名
内 容:溶接技能者評価試験 実技試験対策
講 師:JFEメカニカル(株) プラント建設事業本部 岡 宏光 氏
「溶接技能者評価試験」への機械科の取り組み
溶接・接合技術は、船舶・車両・自動車、建築鉄骨・橋梁、圧力容器・化学プラント、電気・電子機器等の製造、その他各方面で幅広く応用され、その重要度は年々高まっています。日本溶接協会が実施する「溶接技能者評価試験」は、JIS規格に準ずる試験、ならびに日本適合性認定協会(通称JAB)の評価試験として、国内外から高く評価されている資格です。
多くの卒業生が、日本各地の企業で技術者として活躍する本校機械科では、この資格取得を重要視しています。平成17年度から取得指導に取り組み、高度熟練技能者を招聘して技術講習会を実施するなどの結果、毎年多くの合格者を輩出してきました。平成22年度は、基礎級に16名、より高度な専門級に2名の、合計18名が合格し、県内工業高校では最も多数の合格者を出すなど、優秀な成績を収めることができました。
今後も溶接技術を高めてゆき、年末に実施される「高校生ものづくりコンテスト 溶接作業部門 岡山県大会」での上位入賞を目標に、頑張っていこうと考えています。
「ものづくりコンテスト」県大会で1・2位受賞
5月21日(土)に、岡山市北区田中の雇用・能力開発機構岡山センター(ポリテクセンター岡山)において、平成23年度「高校生ものづくりコンテスト(電気工事部門・電子回路組立部門)」岡山県大会 が開催されました。
電気科から電気工事部門に2名、情報技術科から電子回路組立部門に2名の、計4名が本校から参加しました。その結果次の2名が賞に輝き、連日の放課後特訓の成果を発揮することができました。
電気工事部門 宮本(電気3年) 第1位
電子回路組立部門 石岡(情報技術科3年) 第2位
2人は、6月18日(土)に広島市立広島工業高校で行われる、中国地区大会への出場が決定しました。



































