カテゴリー別アーカイブ: SDGs

08.07【土木科】おかやまSDGsフェア2024参加しました

令和6年8月7日(水)、リットシティビルひかりの広場にて、【おかやまSDGsフェア2024】(テーマ)「子どもたちと学ぶ私たちの未来」のワークショップコーナーに、土木科3年生課題研究「地域貢献班」が参加しました。

以下その様子です。

生徒は4月から課題研究という授業において、課題発見解決方学習法(PBL)を用いて今回の「コンクリート水をろ過しよう!」というワークショップを考えました。きっかけはコンクリートを練った後の箱を洗い流す際に出る「コンクリート水」を、そのまま流すのは環境にも排水溝にも影響があると考え、解決方法を模索しながら、今回の「ろ過」というワークショップに決めました。この、ろ過装置が実現すると、結果としてSDGs「目標6.安全な水とトイレを世界中に、目標12.つくる責任つかう責任、目標14.海の豊かさを守ろう、目標15.陸の豊かさも守ろう」が達成できると考えました。 また担当者としては、この授業においては常に自分のキャリアとどう結びつけるかを意識しながら取組むことを促しました。それが探究学習の本質だと思います。

体験された小学生の保護者の方や、見学に来られた企業の方から、「先生がだいぶ指導されているんですか?」というような質問を受けました。「いいえ、ワークショップをすることは伝えましたが、内容から段取りまで全て生徒任せです。」とお答えすると大変驚かれていました。もちろんアドバイスをしたり、材料の購入をしたりサポートすることはありますが、基本的には生徒主体で取組みました。だからこそ、今日も一人ひとりが臨機応変な対応がとれたのだと思います。

次回は23日(金)、本校で実施する小学生対象のものづくり教室です。今回の学び・成功・失敗をいかして頑張ってください。

小学生が笑顔で感想を言ってくれた姿がとっても嬉しかったですね。みんなお疲れさまでした。

06.25【私募債】峰南工業株式会社様と株式会社中国銀行様からインパクトドライバー一式を寄贈いただきました

6月25日(火)に、中国銀行SDGs私募債「地域応援型」により、中国銀行様と峰南工業様の連名でインパクトドライバー一式を寄贈いただきました。

峰南工業株式会社の宮田代表取締役社長から目録が手渡された後、

河本校長から、土木科の実習や課題研究などのものづくりに活用し、地域に貢献できる人材の育成に努めたいとのお礼の言葉がありました。

地元企業との繋がりと応援していただいていることに心より感謝し申し上げます。

ありがとうございました。

05.28【SDGs】SDGs×土木構造設計 意識的な学び方

令和6年5月28日(火)、土木科2年生の土木構造設計の授業では、中間考査も終わり単元が変わる最初の授業と言うことで、「SDGs×土木構造設計」というタイトルで授業を行いました。

以下その様子です。

OCPの班で教科書の内容を確認し、その内容を学ぶ事でSDGsのどのゴールが達成できるかを考えました。SDGsには17の目標があり、その細目は169のターゲットに分かれます。クロームブックを用いて169のターゲットを確認し、授業内容と照らし合わせながら、班でまとめて黒板に書きました。どの班もユニークな視点で「SDGs×土木構造設計」をとらえることができていました。

工業の学びはSDGs、17のゴールの達成に大きく関わっていると考えます。それを少しでも意識しながら教科の内容を学ぶ事が、次世代を担う若者の育成に大切ではないかと考えています。

【生徒有志】第10回ESD Cafe URA 2023に参加しました

令和5年12月17日(日)、岡山コンベンションセンター1階イベントホールにて、NPO法人こくさいこどもフォーラム岡山様が主催する、第10回ESD Cafe URA 2023「SDGsと私~今、私たちにできること・すべきこと~」が開催されました。本校からは有志で集まった3名の2年生が参加しました。
以下その様子です。(画像に一部加工があります)

今回の参加に当たり生徒には事前に、「グループ活動では、どんな役割ができるかな?OCPの学びは活かせられるかな?今日はどんな力が身に付くかな?」など話しをして、それぞれのグループに分かれました。3名とも自分の役割について責任感を持ってやり遂げられたと思います。見て回っていると、普段学校で学んでいるPBLが活かされていたように感じました。お疲れ様でした。今日の経験を今後の生活に活かしていけると良いですね。

【総合的な探究の時間】OCP演習 企業の方を招いたSDGs講習会!

令和5年6月28日(水)本日のOCPは、株式会社中国銀行様、和建設ホールディングス株式会社様をお招きし、「SDGs講習会」を行いました。

以下その様子です。

<生徒の感想文より>

【中国銀行様】
・身近のところから始めて、SDGsに対して意識を持って行動することがSDGsの達成につながるんだなと思った。
・ただ意識を高く持って本を読んだりするのではなく、自分のふとした時の善意や良心をSDGsにつなげるべきだと思った。
・目的を持って目標を立て、課題に取り組む。

【和建設ホールディングス様】
・何事をするにも思いやりを持ってやることが大切なんだとわかった。自分も思いやりを持って、これから生活していきたいと思った。
・サスティナブルを目指して、より良い環境になるよう老木を伐採して有効利用し、若い木を増やしてCO2を減らす取り組みがあることを知った。各々の企業によってそれぞれのSDGsに対する強みがあるんだなと思った。
・私は建築科に所属しているため森林を伐採する意味の話などが特に理解することが出来ました。そのために国産材を工夫して使っているところがしっかり考えられていてとても良いと思いました。

今回「今後、SDGs に関連する学びの情報が学校に寄せられた際、 個人的に参加したり、話しを聞いてみたりしたいですか?」というアンケートを取ったところ、およそ6割の生徒が「はい、してみたいです。」と答えてくれました。
講習会後は、中国銀行SDGs私募債「地域応援型」を活用し、和建設ホールディングス様、中国銀行様から本校建築科へ寄贈品の目録をいただきました。有意義に活用させていただきます。ありがとうございました。

文末となりましたが、ご関係の皆様ご多忙中、ご来校いただき誠にありがとうございました。

第1回 「SDGs」を取り入れた授業デザインを考える勉強会を行ないました

 本日令和4年12月19日(月)、「SDGs」を取り入れた授業デザインを考える勉強会を実施しました。この勉強会は、講師も本校教員、参加するのも本校教員という、今までに無い新たな形で、さらに自由参加の勉強会として行ないました。
以下その様子です。

 講師の先生からSDGsの取組み事例やPBLについての話しを聴いた後は、4人組でワークショップを体験しながら、授業づくりを考えました。参加した先生からは「SDGsってハードルが高く感じていたけど、自分が『これ』と思うゴールを中心に考えれば良いことがわかった。」「SDGsをコミュニケーションツールの一つとしてとらえ、授業の導入や展開まで考えられて良かった。」など、おおむね好評でした。

【教職員研修】SDGs研修を行いました

令和3年12月1日(水)、講師にリコージャパン株式会社岡山支社より山本様をお迎えし、教職員対象の「SDGs研修」を実施しました。

今回の目的は、SDGsとは何のために行うのかを、新学習指導要領にある「道徳」の観点からお話し頂くとともに、SDGsの基本的な考え方や取り組み事例などを交えて、先生方にSDGsを身近に感じて頂くことを目的としました。

 今回の研修を終え、先生方のアンケートには、「生徒とともにSDGsについて考えていきたい。」「様々なことを創造力豊かにして、気づきを大切にしていきたい。」「道徳とSDGsの関連性を強調されていたのが印象的であると同時に、身近でわかりやすかった。」「(SDGsは)大がかりなものだというイメージがあったが、身近なこと、小さなこともSDGsにつながると認識できてよかった。」「教員のSDGsとして、相手の気持ちに立って実践していきたいと思った。」「教育-企業の目指すものは一緒だと思いました。」など、非常に肯定的な感想ばかりで、目標が達成できたのではないかと思います。

 今回の研修をきっかけにSDGsを自分事としてとらえ、小さなことに気付き、そしてそれを生徒に伝えられる教員になっていきたいと思いました。