カテゴリー別アーカイブ: 社会貢献活動

08.23【地域貢献】小学生ものづくりたいけん教室をおこないました

令和6年8月23日(金)、本校を会場に「小学生ものづくりたいけん教室」をおこないました。近隣の小学校に案内を送り、4科のショップに小学生約60名、保護者約30名の合計約90名もの方々が来校してくださいました。

以下その様子です。

みんなで、「せーの、イイネー!!」

土木科の「SDGs!?水をきれいにする装置を作ろう!」

建築科の「木を使ったものづくり 世界に1つだけの小物を作ろう」

化学工学科の「化学の不思議!?ガラスコップ、レジンアクセサリー、スライムづくり」

デザイン科の「デザイナー体験!オリジナルうちわ、ヨーヨー、サマーボトルづくりなど」

4つの科それぞれが専門性をいかした、とてもユニークなワークショップでした。参加してくれた小学生が「こんなに水がきれいになると思わなかった。」「作るのが楽しかった」と口々に感想を言ってくれたことがとても印象的でした。

このような活動は、本校の生徒にとっても非常に価値のある活動です。ワークショップを運営するにあたり、「何をするのか」「どのようにするのか」「材料はどうするか」「どのように進めるか」など様々な事柄を想定して準備をします。当日は児童やその保護者の方々と「どんな言葉遣いで」「どのように接するか」なども考えながら行動します。場合によっては予期せぬ事が起こり、臨機応変な対応が求められることもあります。そしてそれらをやり遂げると、達成感を得ることができます。この過程の中で、生徒は資質や能力を身に付けていきます。この学びを「課題解決型学習(PBL)」と言います。

生徒のみなさんお疲れ様でした。また、ご指導いただきました先生方、ありがとうございました。

残暑厳しい中、本校まで来てくれた児童・保護者のみなさまありがとうございました。

08.07【土木科】おかやまSDGsフェア2024参加しました

令和6年8月7日(水)、リットシティビルひかりの広場にて、【おかやまSDGsフェア2024】(テーマ)「子どもたちと学ぶ私たちの未来」のワークショップコーナーに、土木科3年生課題研究「地域貢献班」が参加しました。

以下その様子です。

生徒は4月から課題研究という授業において、課題発見解決方学習法(PBL)を用いて今回の「コンクリート水をろ過しよう!」というワークショップを考えました。きっかけはコンクリートを練った後の箱を洗い流す際に出る「コンクリート水」を、そのまま流すのは環境にも排水溝にも影響があると考え、解決方法を模索しながら、今回の「ろ過」というワークショップに決めました。この、ろ過装置が実現すると、結果としてSDGs「目標6.安全な水とトイレを世界中に、目標12.つくる責任つかう責任、目標14.海の豊かさを守ろう、目標15.陸の豊かさも守ろう」が達成できると考えました。 また担当者としては、この授業においては常に自分のキャリアとどう結びつけるかを意識しながら取組むことを促しました。それが探究学習の本質だと思います。

体験された小学生の保護者の方や、見学に来られた企業の方から、「先生がだいぶ指導されているんですか?」というような質問を受けました。「いいえ、ワークショップをすることは伝えましたが、内容から段取りまで全て生徒任せです。」とお答えすると大変驚かれていました。もちろんアドバイスをしたり、材料の購入をしたりサポートすることはありますが、基本的には生徒主体で取組みました。だからこそ、今日も一人ひとりが臨機応変な対応がとれたのだと思います。

次回は23日(金)、本校で実施する小学生対象のものづくり教室です。今回の学び・成功・失敗をいかして頑張ってください。

小学生が笑顔で感想を言ってくれた姿がとっても嬉しかったですね。みんなお疲れさまでした。

06.11【あいさつ運動】

6月11日(火)毎月恒例のあいさつ運動を行いました。社会貢献活動の一環で、本日は2年生が中心となり、近隣の伊島小や石井小の通学路で登校する小学生とお互い元気にあいさつを交わしていました。

05.29【行幸啓】天皇皇后両陛下より頂きました

令和6年5月29日(水)、先日天皇皇后両陛下に本校を御視察頂きました。御視察時の様子はこちら【行幸啓】天皇皇后両陛下が本校を御視察されました)

それにともないこの度、天皇皇后両陛下より写真の和三盆糖菓子を頂きました。

天皇皇后両陛下の前で「水酸化マグネシウムによる水の浄化」について説明してくれた、化学工学科3年生の2名はとても嬉しそうでした。

貴重な御品をありがとうございました。

05.25【行幸啓】天皇皇后両陛下が本校を御視察されました

令和6年5月25日(土)、初夏の日差しがまぶしく降り注ぐ今日この良き日、天皇皇后両陛下が明日岡山市内で開催されます第74回全国植樹祭臨席を前に、本校を御視察されました。

天皇皇后両陛下は御着の後、学校長の御迎え・学校御説明のあと、カウントダウンボードを御覧になり、生徒からの説明をお聞きになりました。御説明はデザインと製作に携わった、情報技術科3年の荒瀬統真君と建築科3年の石井正人君です。

<生徒感想>

石井君:「緊張したけど、このような機会はもう無いと思うので、携われて良かった。」 荒瀬君:「とても緊張したが、このような機会は一生に一度あるかわからないので、とても貴重な経験だったと思う。両陛下は私の話を真剣に聞いてくださり、私もすごく話しやすかった。」

続いて、課題解決学習の地域連携活動について生徒からの説明をお聞きになりました。最初は土木科の「岡山道路パトロール隊」について、御説明は3年の笠原陸君と藤原悠さんです。

<生徒感想>

笠原君:「本当に貴重な体験で、この経験を生かして就職を頑張っていきたいと思った。またお会いしたいと思った。」

藤原さん:「会議室に入ってこられたとき、緊張した。でも自分たちの発表の時にうなずいてくださり、だんだん緊張もほぐれてきた。良い意味で親しみやすかった。とても良い体験になった。」

続いて化学工学科の「水酸化マグネシウムによる水の浄化」について、御説明は3年の長谷川虹夏さんと山田結衣さんです。

<生徒感想>

長谷川さん:「すごく緊張した。いい経験になった。たくさん練習してきて、研究を頑張って良かった。」

山田さん:「説明を真剣にうなずきながら聞いてくださり、話しやすかった。やさしかった。」

最後は奉送者として代表の生徒と教職員計10名が御見送りし、本校での御視察を終えられました。  

生徒の皆さん、大役お疲れ様でした。

今回の行幸啓の様子は、随時HPにて公開していきます。

05.17【土木科】「いんふら星のものがたり」が冊子に掲載されました

令和6年5月17日(金)、一般社団法人日本建設業連合会が発行する機関誌「ACe」に、3年前の土木科・デザイン科の生徒が中心となって作成した、「いんふら星のものがたり」が掲載されました。

この絵本は、3年前に「おかやまSDGsアワード2021」の「特に優良な取組」(過去の記事はこちら)として表彰を受けた生徒たちが中心となって内容を考え、デザイン科の生徒がその内容に沿った絵を描くという、まさにSTEAM/PBL教育を掲げる本校独自の取組みでした。内容はインフラメンテナンスがなぜ大切なのかを、未就学児や小学生にもわかりやすい内容で描かれています。

こちらの絵本は動画となって、youtubeにも公開されています。ぜひこちらもご覧ください。

【いんふら星のものがたり】(←クリックするとyoutube動画に移動します)

監修

 岡山県立岡山工業高等学校 土木科 狩屋 雅之・デザイン科 山形 泰一

問い合わせ先

 岡山県立岡山工業高等学校 土木科 狩屋 雅之(上記写真)  電話:086-252-5231

05.06【地域貢献活動】サイピア岡工デーでワークショップをひらきました

令和6年5月6日(月・振休)、人と科学の未来館「サイピア」にて、令和6年度「岡工デー」が開催されました。岡工デーは、小学生にものづくりの楽しさを体験してもらうだけでなく、本校生徒が小学生やその保護者に直接対応するため、生徒にとってもコミュニケーションのはかり方を学んだり、言葉遣いなどの表現力を学んだりできる効果もあります。

以下その様子です。

午前の部は、土木科、建築科、電気科の3学科がワークショップを開きました。

<土木科>「~ダヴィンチの橋を作ろう~」

<建築科>「~木材をけずってマイはしを作ろう~」

<電気科>「~「くるくるUFO」をつくろう!~」

電気研究同好会の投稿はこちら♪

午後の部は、化学工学科、デザイン科、情報技術科の3学科がワークショップを開きました。

<化学工学科>「人工カプセルをつくろう」「ガラス器にかわいくデザインしてみよう」「楽しいスライムづくり」

化学研究同好会の投稿はこちら♫

<デザイン科>「オリジナルハーバリウムをつくろう」

<情報技術科>「ロボットを操作してみよう」

どの学科の生徒も最初は、小学生にわかりやすく伝えることに苦戦している様子でしたが、すぐに慣れて、手助けするところはするし、見守るところは見守るなどその場に応じた対応が取れていたことが素晴らしかったです。中には、体験している小学生に名前を聞いて名前で呼んであげる生徒もいましたし、保護者の方から岡工について質問を受け、精一杯答えている生徒もいました。

小学生も保護者のみなさんも笑顔で帰ってくれた姿が印象的でした。

ご準備くださいました、サイピアの岡様をはじめご関係の皆様、学びの場を提供くださりありがとうございました。

【社会貢献活動】「つしま遺跡やよい祭り」へのボランティア参加

10月21日(土)22日(日)におこなわれた「つしま遺跡やよい祭り」に本校生徒20名がボランティアとして参加しました。
このボランティアに参加するために、事前に自作の「火おこし器」を作成して仕組みや火のつけ方などを勉強してきました。
生徒は「火おこし体験」「収穫体験」「弥生人への変身体験」など各ブースに分かれて来場者の方が楽しくなるよう頑張っていました。特に火おこし体験では小学生や園児などの子どもたち対して「もう少しで火がつくから頑張れ-!」「下に押すときに少し力を入れてみよう!」「一緒にやってみたらできるから火がつくまで頑張ろう!」など試行錯誤しながら積極的に声をかけていました。分かりやすく説明しようと努力する姿は大変立派でした。
参加した生徒の感想として「自分一人では火おこしができるけど、それを子どもたちに教えたり、子どもたちと一緒におこなうのが難しかった。でも火がついたときに子どもたちが笑顔になってくれるのが嬉しかった。」「最初は自分からお客さんに声をかけることができなかったけど、自分の言葉によってお客さんが喜んでくれることが嬉しく、どんどん声をかけるのができるようになっていった。」など、今回のボランティア活動を通して、生徒それぞれに深い学びがありました。