【山岳部】 第63回中国高等学校登山大会岡山県予選会の結果

9月15日(金)~17日(日)二泊三日で苫田郡鏡野町奥津の泉山一帯を会場に、中国大会への出場権をかけ岡山県予選会が開催されました。近年はこの山域を使用しての大会が実施されておらず、久しぶりの山行となりました。大会期間中は天候にも恵まれ雨は降りませんでしたが日中は暑く、また夜はテントの中が非常に蒸し暑くなり、寝苦しい夜となりました。
成績は、団体男子の部で第一位となり、10月下旬に氷ノ山(鳥取県)で開催される中国大会への出場権を手に入れました。また、大会男子の部で岡工Aチームが第一位岡工Bチームが第二位大会女子の部で第二位となり、本校から出場したすべてのチームが入賞しました。日頃の練習の成果が見事に実りました。
更なるトレーニングを積み、中国大会での優勝を目指します。

○団体男子   小西(機2)・近藤(建2)・飯田(電2)・藤井(電1)
○大会男子
岡工Aチーム 宮﨑(機2)・川上(情2)・髙原(情2)・時光(機1)
岡工Bチーム 栗原(情2)・中田(機2)・山口(機1)・濵戸(情1)・石井(電1)
○大会女子   高橋(デ2)・上田(デ1)・谷口(デ1)

【生徒会行事】第74回体育祭 元気いっぱい開催しました

令和5年9月29日(金)秋晴れの空のもと、第74回体育祭が元気いっぱい開催されました。入場制限なしの開催は4年ぶりで、多くの保護者の皆様の応援を背に、生徒も元気いっぱい一生懸命競技に挑みました。

結果は、

競技の部優勝・・・土木科3年生(彼らは昨年に引き続き2連覇しました)
応援行進の部優勝・・・電気科
デコパネの部優勝・・・デザイン科
新記録・・・化学工学科3年【スウェーデンリレー  記録:2′14″00】
となりました。

以下その様子です。

日の盛り上がる姿はやはり岡工!専門科では、学年を越えて応援しあう姿は一見の価値があります。でも岡工の本当のすごさは表彰式に表れていました。どのクラスも、表彰されたクラスに惜しみない拍手を送り称え合うとともに、国旗や校旗降納の際に自然と拍手が起こったことは、いまだかつてない見事な光景でした。

また、奨学会(本校PTA)の皆さんもお弁当やジュース販売のブースを用意してくださり、生徒の頑張りを応援してくださいました。ありがとうございました。

↓運営の様子

今まではコロナ禍で多くの行事が中止・延期・縮小・非公開となっていましたが、今年は生徒の力でここまで見ている人を感動させる体育祭を作り上げることが出来ました。みなさん本当にお疲れさまでした。しかし、まだまだコロナ・インフルエンザなどの感染症がなくなったわけではありません。そのことは忘れないでくださいね。

ちなみにスウェーデンリレーは先生チーム(100m×10名)も3年生と一緒に走りました。アンカーはなんと校長先生!年齢を感じさせない見事な走りでした!グッドビヘイビア☆

【国際交流】南オーストラリア州の高校生とオンライン交流会

9月7日(木) 
南オーストラリア州の高校の生徒と、本校機械科1年B組の生徒が、入っている部活動や趣味、好きなスポーツ、ゲームやマンガ等を英語で語り合いました。日本のマンガやゲームは海外でも人気なことを実感しました。
南オーストラリア州の生徒が英語で話し出すと、クラス全員が一気に静かになり一生懸命に聞き取ろうとする姿がありました。こちらが話すときには、困っている生徒に教え合う姿もあり、機械科の生徒全員が頑張っていました。

9月27日(水) 
南オーストラリアの高校の生徒と、本校土木科3年の生徒が、好きなスポーツや食べ物、得意教科などについて英語で語り合いました。海外の生徒から英語で質問や意見をもらうことで学習を深める活動を行いました。
土木科の生徒も一生懸命に英語を聞き取り、こちらから積極的に英語で話をしていました。クラス全体で楽しみながらオンライン交流会を実施しました。

【総合的な探究の時間】OCP演習Ⅱ プレ☆課研 解決案を探ろう

令和5年9月27日(水)2学期2回目のOCP演習では、「プレ☆課研 解決案を探ろう」を行いました。本日はその具体的な解決案から解決策、そして次々回の中間発表に向けてスライドを作成しました。

以下その様子です。

OCPでは、班(チーム)として活動するなかで、コミュニケーション力をはじめ、聞く力、まとめる力、他者を認める力、表現する力などの様々な非認知能力を育成します。

2年生の皆さん、この協働のプログラムを通して何を学ぶのか。どんな力を身に付けているのか…そういったことを「意識すること」がとても大切です。

とか言っておりますが、「複数人でワイワイ話しながら同じ目標を達成するって楽しいよね。」が根底にあるから、真剣にそして笑顔で活動できるのでしょうね。

【化学工学科・化学工学研究同好会】 2023年度高校生ものづくりコンテスト化学分析部門中国大会2位入賞

8月26日(土)に山口県・小野田工業高校で「高校生ものづくりコンテスト化学分析部門」中国大会が開催されました。本校化学工学科から化学工学同好会会長の片山惺也くん(3年)が出場し、見事2位入賞を果たしました。「1位になれなかったのは残念だったけど、とても良い経験になりました。後輩は来年の中国大会優勝を目指して頑張って欲しい。」と感想を述べてくれました。コンテストで培った技術と経験をぜひ後輩に伝えてください。お疲れ様でした。

【総合的な探究の時間】OCP演習Ⅱ 2学期のOCPはプレ課題研究だ!

令和5年9月13日(水)、2学期最初のOCP【OKAKO CREATIVE PROJECT(岡工 クリエイティブ プロジェクト)】は、1学期に行われた岡工PR大賞の表彰、1学期の振り返り、2学期のプログラム【プレ課題研究(略して「プレ課研」)】のスタートでした。
以下その様子です。

岡工PR大賞の1位(校長賞)を受賞したのは、情報技術科2班の皆さんには、学年主任の狩屋先生から賞状・トロフィー・副賞が送られました。2位(学年主任賞)はデザイン科7班の皆さんでした。どちらもユニークでクオリティーの高い仕上がりの動画でした。

そして2学期からの新たなプログラム、【プレ課研】に入りました。

このプログラムは「OCP演習Ⅱで社会課題について調べ、その課題について、工業の力を用いて解決案を考えます。最後はその解決案をプレゼン動画として作成し、評価しあう。」という内容です。理想はその解決案を実際に3年生の課題研究(OCP実践)で製作できれば、2年から3年へと連続した学びとなっていきます。

今回はアイデア出しが中心でした。KJ法と言う手法を用いたアイデア出しでは、どの学科の生徒もワイワイしながら、いきいきと活動していました。各クラス担任の先生方も一緒になって、生徒のアイデアを引きだすようにサポートされていました。どのクラスもやや難しい課題に対して、興味をもって積極的に取り組む姿に、担当者としてとても嬉しい気持ちになりました。

この縦軸と横軸で分類したKJ法のまとめ方、とてもすごくないですか?「これが分かりやすい!」と思って書記の生徒が自分でこのようにまとめたそうです。KJ法をご存じの方は、カテゴリーごとに丸で囲って分類するやり方を想像されるかと思います。たしかにこのやり方もイイね!
そして最後は、とある学科の生徒が私の似顔絵を描いてくれていました。オンラインで配信している姿ですよね。めっちゃ似てる!ありがとう☆

【LHR】人権教育

1年生を対象に人権教育LHRを実施しました。「多様性の視点で“体験”をユニバーサルに設計(デザイン)すること」というテーマで、川崎医療福祉大学の大姶良先生を講師に招き授業をおこないました。

授業の中では、ディズニー映画の「ズートピア」を例に多様性について考えてみました。この「ズートピア」の世界では、ハムスター専用の入口、首の長いキリンに配慮したカフェなどがあり、ダイバーシティ(多様性)が実現されています。しかし、現実社会ではダイバーシティはまだまだ実現できていません。「みんな違ってみんないい!」という言葉があるように、もっと多様性を目指した社会をみなさんで作ることはできないか、と言われていました。

ダイバーシティを実現するために大切なことが、ユニバーサルデザインになります。ユニバーサルデザインとは、すべての人が使いやすいものを設計することです。これは機械科、土木科、化学工学科、デザイン科、建築科、情報技術科、電気科のすべての科で必要不可欠な力になります。

ユニバーサルなモノをデザイン(設計)する理由は、「人々の幸せ」のためです。「ズートピア」の世界では、熱帯雨林の動物、氷河地域の動物、砂漠の動物、すべての動物が一緒に暮らせる空間が演出されていました。「岡工の生徒として、是非、すべての人が一緒に幸せに暮らせる社会の担い手になってください」という大姶良先生からの強いメッセージがありました。

今回は講演を踏まえての演習を用意しています。テーマは「だれもが楽しく学べる体験型の動物園を企画する」ことです。北海道の旭山動物園では、ホッキョクグマのゾーンにアザラシの気分を体験する穴があります。餌やりで触れ合い体験、バックヤードツアーなど多くの人が楽しめる工夫があります。しかし、すべての人が楽しめるかという疑問点(車いすの人は楽しめるか?)もあります。

今後の演習では、目隠しをして視覚障害者の疑似体験をしながら池田動物園をフィールドワークしてどのようなバリアがあるか1年生に体験してもらいます。目隠しの状態や高齢者の疑似体験をしながら池田動物園をフィールドワークしてもらいます。その経験から、「目が見えなくても動物園を体験することはできないか」などを考えてもらいます。

11月の発表に向けて、1年生がどのように頑張ることができるか楽しみです。

【LHR】防災について学びました

令和5年9月6日(水)、6時間目のLHRは、講師に岡山西警察署スクールサポーターの実光豊氏をお招きし、「不審者侵入時の危機管理とその対策」について学びました。今回の学校安全に関する学び方は「課題解決型学習(PBL)」の手法を用いて行なわれました。オンラインで全24クラスを結び、ファシリテーターの先生が説明をされました。その後生徒は、複数ある不審者に対しての対応課題を班で1つ選択し、その解決案をシミュレーションしながらChromebookを用いて意見を出し合い発表することで、課題を自分事として考えることができました。
以下その様子です。