【土木科・建築科】キャリアライフ講演会~建設版ドリームファンタジー~開催

令和5年11月1日(水)、土木科・建築科1~3年生を対象に、キャリア教育の一環として~建設版ドリームファンタジーを未来の建設技術者に~と題し、一般社団法人日本建設業連合会 中国支部様のお計らいで、出前講座を岡山県医師会館三木記念ホールで開催していただきました。
以下その様子です。

西松建設株式会社様は、題目:「西松建設が切り拓くトンネル工事の未来」についてお話し頂きました。Tunnel RemOS(トンネル リモス)というトンネル無人化施工システムの紹介では、本会場と栃木県にある西松建設の開発技術センターとをリモートで結び、生徒が壇上のリモコンで操作すると現地のバックホーが動くという体験をさせて頂きました。生徒は最新の技術に驚き楽しみながら学ぶ事ができました。

株式会社奥村組様は、題目:「建設企業の技術力を活かしたプロジェクトへの取り組み」についてお話し頂きました。建設会社のゼネコンとは、どういった仕事をするのか。ゼネコンで働く技術者はどんな一日を過ごしているのか。そのような働き方の基本的な内容を生徒にわかりやすくお話し頂きました。講演後の質疑応答では生徒から、業界きっての技術力で社会を支える免震装置についての質問が飛び交いました。

最後は、建築科3年生の堀越君が謝辞を述べ、約2時間の講演会が終わりました。

生徒の皆さんにとって、今回の講演が今後のキャリア育成のきっかけとなることを願っています。
文末となりましたが、(一社)日本建設業連合会様、西松建設株式会社様、株式会社奥村組様、ご担当の皆様、ご多忙中にもかかわらず本校生徒のキャリア教育のために貴重なお時間を頂き誠にありがとうございました。

講演後のインタビューで取材を受けた生徒に対し、ライターの方から、「アンケートの回答や受け答えがとても分かりやすくてよかったです。」とお褒めの言葉をいただきました。

【建築研究同好会】第30回ワンデーエクササイズ2023 優秀賞受賞

令和5年10月21日(土)に岡山建築設計クラブ主催の第30回ワンデーエクササイズ2023審査会が行われ、岡工建築研究同好会の作品が優秀賞を受賞しました。

本審査会は今年で30年目を迎え、県内の大学(岡山大学、岡山県立大学、岡山理科大学)や専門学校(岡山理科大学専門学校、中国デザイン専門学校、岡山科学技術専門学校)、工業高校(本校と津山工業高校)の計8校、全13作品が出品されました。

学校種別に関係なく、「南時計台周辺から表町を元気にしよう!」という共通の課題に挑み、各校思考を凝らした創作活動の様子がうかがえる力作が出品されました。

審査委員長の能作淳平先生は、岡工建築研究同好会の「ハジマリ」というテーマ性、ロジカルな建築計画、大学生に引けを取らない表現方法などの点を高く評価してくださいました。

本作品は令和5年11月16日(木)、17日(金)の2日間、岡山市役所市民ホールにて展示されます。他校の入賞作品も多数展示される予定ですので、ぜひご観覧ください。

【美術部 】天神山文化プラザに展示を見に行きました。

天神山文化プラザは岡工から徒歩で30分少々。
最近めっきり涼しくなり、歩くにはもってこいの季節になりました。
ここでは毎週様々な展示が催されています。
天神山文化プラザではこの日、本校デザイン科の大前先生が作品を出品されていました。

作家さんから作品の解説をお聞きすることもでき、大変勉強になりました。
岡工は近くに美術作品を見られる場所が多くあるのが良いですね◎
顧問K

【社会貢献活動】「つしま遺跡やよい祭り」へのボランティア参加

10月21日(土)22日(日)におこなわれた「つしま遺跡やよい祭り」に本校生徒20名がボランティアとして参加しました。
このボランティアに参加するために、事前に自作の「火おこし器」を作成して仕組みや火のつけ方などを勉強してきました。
生徒は「火おこし体験」「収穫体験」「弥生人への変身体験」など各ブースに分かれて来場者の方が楽しくなるよう頑張っていました。特に火おこし体験では小学生や園児などの子どもたち対して「もう少しで火がつくから頑張れ-!」「下に押すときに少し力を入れてみよう!」「一緒にやってみたらできるから火がつくまで頑張ろう!」など試行錯誤しながら積極的に声をかけていました。分かりやすく説明しようと努力する姿は大変立派でした。
参加した生徒の感想として「自分一人では火おこしができるけど、それを子どもたちに教えたり、子どもたちと一緒におこなうのが難しかった。でも火がついたときに子どもたちが笑顔になってくれるのが嬉しかった。」「最初は自分からお客さんに声をかけることができなかったけど、自分の言葉によってお客さんが喜んでくれることが嬉しく、どんどん声をかけるのができるようになっていった。」など、今回のボランティア活動を通して、生徒それぞれに深い学びがありました。

【学校行事】第2回オープンスクールが開催されました

令和5年10月21日(土)の午前、中学3年生、2年生を対象とした「第2回オープンスクール」が、また、午後からは中学校3年生を対象とした「部活動体験」が本校で開催されました。
以下その様子です。

本校のオープンスクールの特徴は「生徒主体」です。開会行事に始まり、学科説明や体験・見学、部活動指導サポートなどはほぼ生徒だけで行なっています。だからこそ、その場で中学生と話したり、一緒に体験したりすることでその学科の面白さが伝わるのだと思います。在校生の皆さん、お疲れ様でした。
また今回のオープンスクールには、生徒・保護者延べ900名近くの方が岡工に興味を持って来校してくださいました。皆さんにとって、今回のオープンスクールが進路選択の決め手になったことを期待しています。ありがとうございました。

グッドビヘイビアカード新デザインの表彰式

岡山工業高校では、「すべての人の価値を尊重し生活していこう」をテーマに人権教育に取り組んでいます。そこで、「積極的に相手のよい部分を見つけていこう」または、「相手のよい部分を肯定的に認めていこう」といった取組を学校全体でおこなっていきます。

具体的には、「グッドビヘイビアカード」と呼ばれる相手の良い部分を認めたり、肯定的に評価するカードを作成し、全校生徒に配布しています。今回、美術部部長の田中さんとデザイン科1年の石井さんが新デザインの「グッドビヘイビアカード」を考案してくれました。

これから、新デザインの「グッドビヘイビアカード」を活用して、相手のよい部分や感謝の思いを伝え、笑顔あふれる岡工をみんなで作っていきたいと思っています。

【LHR】2年生人権教育「ストレスマネジメントと心のビタミンづくり」

10月4日(水)に川崎医療福祉大学の田淵先生を講師に人権教育LHRを実施しました。

ストレスとは何か。ストレスを自分自身で認識し、どのような対処すればよいのか。そして、ストレスが原因で起きる精神疾患は差別や偏見の対象となっています。なぜ差別されるのかの3点をテーマに授業をおこないました。

精神疾患の患者数は、5大疾患の中で一番多く「国民病」とも言われています。また、2022年の自殺者数は約2万人と極めて多く、小中学生の500人が自死しています。日本人の5人に1人が精神疾患に罹患します。そして、精神疾患の原因がストレスとなります。ストレスの原因を知り、ストレスへの対処法(ストレスマネジメント)や「友人がSOSを求めてきたらどの様に対応する」などのテーマでグループワークを実施しました。

友人がストレスで困っているときにどうするかという質問に対しては、「自分ができることをしたい」「否定しない」「対処法を一緒に考えたい」「解決策を知っている人に相談する」という答えがあり、大変すばらしい答えを生徒同士で考えていました。講師の方も「相談された人の心理として、アドバイスをしたり、解決したりしようとします。しかし、大事なのは、徹底して話を聞くことです。こころの病は、薬で治療することもできますが、一番聞くのは「人薬」、つまり人の力です。」と仰っていました。

ストレスはネガティブなだけでなく、ストレスをバネに頑張ることで大きく成長することもできます。しかし、ストレスを抱えすぎてしまうときが危険です。その危険信号に自分では気づかないときもあります。周りの友人で困っている人を助け合うことが大切だと伝えました。

【学校行事】創立記念式典をおこないました

令和5年10月6日(金)創立記念式典をおこないました。(創立記念日は10月10日)

校長式辞では沿革に続いて、誠実勤勉の校訓のもと、今まで国内国外問わず約3.2万人もの卒業生が活躍されていることが紹介されました。中でもシティライトスタジアムのデザインやJR九州のプロデュースに携わられた水戸岡鋭治氏(インテリア科(現デザイン科)卒)のインタビュー記事を引用し、水戸岡氏は岡工3年間の学びである「誠実勤勉」を今でも実践されておられ、世界で活躍されていることを紹介されました。最後は、「伝統と誇り、誠実勤勉を大切にし、研鑽し努力し続けてください。」と締めくくられました。

続いて生徒会長の中村君が、「(前略)これからの岡工は、私たちが家族や子供に誇れる岡工にしていきましょう。」と力強く述べてくれました。