【自転車競技部】平成29年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)

「平成29年度全国高等学校総合体育大会 自転車競技大会」が7月27~30日、福島県を舞台に開かれ、本校からは7人が出場。個人種目では細中翔太(電3)が念願の全国大会初優勝を手にしました。

[表彰台の頂上で笑顔を見せる細中]

27~29日はトラック競技がいわき平競輪場(福島県いわき市)で行われ、初日の27日は、一番力を入れてきた団体種目「4km団体追い抜き」の予選に岡﨑大志(土3)、岡村郁弥(土3)、晝田宗一郎(土3)、細中が出場。強豪校の好タイムに触発されるように序盤からハイペースを刻みますが、中盤に入ると疲れが見え始め、ラップを維持できず4分36秒119でフィニッシュ。全体でも14位となり、悔しい結果となりました。

[4km団体追い抜きスタート前。緊張した表情を見せるメンバー]

トラック最終日の29日は個人種目の決勝戦が繰り広げられ、「4km速度競争」に細中が挑みました。序盤から勝負を仕掛け、予選、準決勝ともに1着で勝ち上がった細中。決勝では戦法を変え、後半勝負のために集団内で息を潜めます。残り4周、アタックを仕掛けた他県の選手を追うように飛び出した細中は、勢いそのままに先頭に立ち、独走を開始。最後は後続を数十メートル引き離す圧巻の走りで全国大会初優勝を成し遂げました。このほか、選抜大会覇者として「スクラッチ」に出場した岡村は、集団スプリントの末、惜しくも9位。「1kmタイムトライアル」で優勝を狙った晝田も8位の選手に0.039秒及ばず、9位となりました。

[独走でゴールを目指す細中]

[スクラッチ決勝。集団で走る岡村]

[苦しそうな表情でペダルに力を込める晝田]

今大会は、優勝者が出たものの、他の種目では力及ばず、下位入賞すら逃してしまいました。今後は大会を通じて感じた弱点を克服することが一番の課題になります。国民体育大会など、今年度の残された大会でリベンジできるよう、これからも頑張って参ります。

そのほかの結果や写真を以下に掲載します。ぜひご覧ください。

[ポイントレース。岡﨑 20位]

[3km個人追い抜き。安光大樹(電3) 3分42秒425 17位]

[ケイリン。橋本凌汰(土2) 2回戦敗退]

[スプリント。服部幸之助(情3) 11秒557 17位 予選敗退]

【自転車競技部】第52回中国高校対抗自転車競技選手権大会(ロード)

「第52回中国高校対抗自転車競技選手権大会」が6月18日、鳥取県倉吉市の特設コースで行われ、本校の細中翔太(電3)が2位となり、インターハイの出場権を獲得しました。

【2位でゴールする細中】

上位10人にインターハイ出場権が与えられる本大会は、1周11キロを7周する計77キロで争われ、本校からは県総体の結果を踏まえ、3年生5人が出場しました。平坦区間が長く、スピードが上がりやすいコースレイアウトはトラック競技を専門とする本校選手向き。上位入賞を狙い勝負に臨みました。

レースは序盤、逃げ切りを狙う選手たちが集団からの飛び出しを図りますが、すぐさまメイン集団が追走して吸収。急こう配の登り坂1か所を除いては、落ち着いてレースが進みます。

中盤になると、細中を含めた3人の逃げ集団が形成されます。ロードレースを苦手とする細中でしたが、持ち前の粘り強さを見せると終盤にかけても逃げ続けました。

[水島工業の選手と逃げを打った細中(中央)]

ラスト1周になると、逃げグループも細中と水島工業の選手の二人。水島工業の選手の何度も繰り返されるアタックに必死に食らいついた細中でしたが、最後は数秒引き離されてフィニッシュ。しかし、力強いペダリングで走り切り、見事準優勝を射止めました。

そのほかの選手も入賞こそならなかったものの、全員が完走。得意といえない種目でもしっかりと力を発揮することができました。

[メイン集団をけん引する本校生徒ら]

[岡村]

[秋山]

[今中]

[岡﨑]

[細中の準優勝を喜ぶメンバー(左上から右回りで、岡﨑、今中、岡村、細中、秋山)]

【自転車競技部】第49回中国高校対校選手権大会トラック

「第49回中国高校対校選手権大会トラック」が6月10、11日の2日間、玉野競輪場で開かれ、本校は5月に行われた県総体同様、学校対抗18連覇を成し遂げました。また、力を注いでいた「4km団体追い抜き」では、7年ぶりに大会記録を更新し、目標としていたインターハイの出場権を獲得することができました。

【大会新記録で優勝した4km団体追い抜き。(左から細中、晝田、岡﨑、岡村)】

中国地域5県が集った今大会は、インターハイの出場権がかかる重要な大会。初日の午前中に行われた「4km団体追い抜き」と「チームスプリント」の両団体競技では、それぞれ1位、2位となり、幸先のよいスタートを切ることができました。午後になって行われた「3km個人追い抜き」でも勢いを維持し、細中翔太(電3)が2位、安光大樹(電3)が3位となりました。特に安光は、県総体からの約1ヶ月間でベストタイムを7秒ほど上回る好走を見せました。

【県総体から急成長を遂げた安光】

2日目はレース競技の決勝戦を中心にプログラムが組まれ、半周ごとの先頭通過回数に応じて与えられる〝先頭責任〟とゴール着順によって順位が決められる「4km速度競争」には、細中と今中敏博(機3)が出場。スタートから積極的に動いた今中が序盤に先頭責任を完了すると、残り4周からは細中が集団を飛び出し、集団を突き放してゴール。細中が1位、今中が3位となり、二人とも表彰台に上ることができました。

【後続を引き離し、一人でゴールを目指す細中】

【スタート直後から逃げを打ち、先頭責任を完了した今中(真ん中)】

8kmを走った着順で争う「スクラッチ」では、岡﨑大志(土3)が逃げ切り優勝し、メイン集団のトップも岡村郁弥(土3)がスプリントで制し、見事1、2フィニッシュ。2人は続いて行われた「ポイントレース」でも躍動し、岡村が3位、岡﨑が5位となりました。

【スクラッチ。単独でゴールを目指す岡﨑】

【スクラッチ。メイン集団のスプリント争いを制した岡村】

このほか、短距離種目では晝田宗一朗(土3)が奮闘。得意の「1kmタイムトライアル」では疲れもあり6位と沈みましたが、「スプリント」では全国大会上位入賞者らを相手に2位という結果を納めました。この結果、心配していた学校対抗も2位に30点差をつけて優勝。来年に連覇の記録をつなぐことができました。

【スプリントで2位となった晝田(右)。写真は準決勝】

【学校対抗1位のカップを掲げる主将の岡村。左隣は細中】

以下に今大会の主な結果、その他競技の写真を掲載します。

1kmタイムトライアル ⑥晝田宗一郎(土3)1分8秒993⑦服部幸之助(情3)1分9秒155

4km速度競争 ①細中③今中

スプリント ②晝田⑤服部

スクラッチ ①岡﨑②岡村

ポイントレース ③岡村⑤岡﨑

ケイリン ⑥橋本凌汰(土2)⑨奥田大登(化3)

3km個人追い抜き ②細中 3分38秒078③安光 3分38秒682

チームスプリント ②岡山工業 1分19秒059

4km団体追い抜き ①岡山工業 4分35秒666(大会新記録)

学校対抗 ①岡山工業

【1kmタイムトライアル。7位となった服部】

【ケイリン準決勝を走る奥田(左)と橋本(左から2人目)】

【建築科】第53回工業高校建築設計競技会

夏まっ盛りの8月9日(水)、東岡山工業高校を会場に岡山県内建築系学科4校から各校3年生5名が選抜されて設計競技会が開かれました。今年の課題は「校外の駅前通りで暮らす家」~中庭をプランする~という内容で、敷地形状も細長く、設計条件の厳しい課題でした。本校から参加した5名は、夏休みに入ってから毎日のように設計に取組み、自信を持って競技会に臨みました。

結果は、

最優秀賞 山﨑 真愛(真備東中出身)

優秀賞 佐藤 歌弥(岡輝中出身)

優秀賞 北口 幸輝(竜操中出身)

佳 作 瀬藤 舜太(御南中出身)

佳 作 青井央太郎(玉中出身)

昨年に引き続き、2年連続で最優秀賞受賞、そして参加者全員が入賞という結果となりました。この勢いで、進路決定ならびに卒業設計製作に向けてがんばります!!

【国際交流】地元企業で海外研修事前指導

7月12日(水)、本年度、海外研修にいく3名の生徒に対して地元企業である『板野機工株式会社』社員のAldo Kristanto様から、海外留学の意義や心構え、生活習慣、文化の違いなどについてお話をいただきました。参加した生徒は、英語での説明を理解しようとして一生懸命聞いていました。そして、「日本にあって海外にない生活に必要なものは何か?」「外国の方から見て岡山で一番凄いと思ったところはどこか?」「ホストファミリーへの日本からのプレゼントはどのようなものが好まれるか?」など参加した生徒からの質問に親切に答えていただきました。

また、板野恒一会長から「誰かが何かをしてくれるのではなく、自分が何をするのかが大切。まず、行動しなくてはならない。海外留学は貴重な経験である。『英語で話さないといけない』と決めつけずに、心を込めて伝えようとすると言葉は違ってもコミュニケーションはとれる。行った先の人々と交流し、インターネットなどを使って帰国後も交流を継続してほしい。よその国に行くと構える必要はない。地球は一つなのだから積極的にコミュニケーションをとって来てほしい。」と激励を受けました。

お忙しい中、貴重な時間をいただいた板野機工株式会社の皆さまに感謝申し上げます。

【情報技術科】高校生ものづくりコンテスト中国地区大会優勝

6月18日,広島県立広島工業高等学校において『平成29年度 高校生ものづくりコンテスト中国地区大会(第17回全国大会プレ大会)』が、開催されました。

電子回路組立部門では,5月の岡山県大会で優勝した情報技術科3年 山田大貴君と,準優勝の電気科 福井大知君の2名が参加,山田くんが見事優勝しました。

山田君は今年11月に広島で行われる全国大会へ出場します。

【機械科】岡工だかこそ聞ける! 卒業生を囲む会

6月14日(水)卒業生を囲む会がありました。今年度の卒業生は以下の5名でした。

(株)牧野技術サービス    鳥羽 将真 氏 (H25年度卒業)

コアテック(株)         米原  徹 氏 (H20年度卒業)

オークマ(株)      奥山 裕介 氏 (H26年度卒業)

西日本旅客鉄道(株)    髙杉 恭平 氏 (H26年度卒業)

JFEプラントエンジ(株)金谷 陸矢 氏 (H26年度卒業)

県外の工作機械メーカーと県内の設備メーカー,JRなど、3年生が今まで校外学習で行けていない業種の先輩を選んでみました。

3年生ばかりでなく、多くの2年生が話を聞いた企業に行ってみたいと発言があったことからも、良い刺激になったことがうかがえます。



 

 

 

 

 

 

 

後輩へのアドバイスを職員室で書き残してくれたものを一部ですが紹介します。

後輩へのアドバイス

❑仕事場では幅広い世代の方とお話しする機会がたくさんあります。自分の趣味等があれば会話のネタにもなると思うので今のうちにどんどんいろんな事にチャレンジして欲しいと思います。先輩方もお話ししたいと楽しみに待っています。どんどん話しかけてみてください!

❑目の前のこと全てに全力で取り組んでたくさん苦労して、良い経験をしてください。面接で武器になります。自分の嫌いなことにこそチャレンジしてください。

❑サービス業はお客様と接する仕事なので、満足していただいたときは直接感じる事が出来ます。進路を考えるときは、仕事内容は自分に合っているか、やりがいを感じるかを考え、ずっと続けられる進路先を見つけてください。部活や文化祭など学校行事も全力で楽しみ、思い出をたくさんつくってください。たった3年間しか経験出来ないことなので、何事にも全力で取り組むと後に良い思い出、経験としてずっと残っていきます。

先輩からのアドバイスで必ず出てくると言っても過言でない「コミ二ケーション能力」。やはり今回も随所にその意味合を含んだアドバイスがありました。就職すると、周囲は先輩ばかり、しかも年齢が40才以上も離れた別世代の先輩も大勢おられます。そのような中で気に入られるように振る舞うことができなければ、毎日の仕事はとても辛いものになってしまうでしょう。希望の会社に合格することも大切ですが、その先の「人間力」を磨くことも高校生活の中で頑張らなければならない重要な要素のひとつであるということがわかったと思います。

また、奥川君の言っていた「仕事のことを好きになること」というのが印象的でした。どんな仕事であっても嫌がっていては何の成長もない。頑張ってやっていればこそ、面白さがわかってくる。今では自分のやっていることが大好きだと言い切っていました。これば仕事だけでなく、全てのことにつながると感じました。これまでの自分を振り返り、残された学校生活を全力で過ごして欲しいと思います。

【ラグビー部】岡山県総体(15人制)結果報告 

6月3日(土)4日(日)に岡山県高校総体ラグビーフットボール競技15人制の部が美作ラグビー・サッカー場で行われました。

3日のAブロック1回戦は強豪チーム玉島業高校と今年初めての対戦となりました。早い仕掛けの玉島高校のBKの対応に終始苦しみ、本校の強みを活かすことができず21対48で敗れてしまいました。

4日は3位を賭けて津山工業高校と対戦しました。

昨日の反省を活かし、地域に応じたプレイ選択と落ち着いた試合運びで52対14で勝利することができました。

 岡工ラグビー部はチーム全員でこの結果を糧として、技術と精神を磨き、一周りも二周りも成長したいと思います。

 次回15人制の公式戦は9月に行われる選手権大会となります。それまでにチーム力と個人スキルの向上を目指して日々精進したいと思います。