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【野球部】16年ぶりに秋季県大会出場を決める!!

皆様 いつも岡工野球部に対しまして、熱い応援 誠にありがとうございます。

現在 岡工野球部は、この夏、岡山県独自の県大会において、2年連続で念願の2勝を達成しました。これはなんと創部以来初めての事であります。しかし、人間というものは、さらなる欲が出るもので、3回戦で強豪校 岡山東商に悔しい敗退から様々な教訓を3年生諸君が残してくれました…。

新チームとなり、新主将候補として、古元と三宅が監督の意向と皆の推薦で就任しました。その2人を中心に選手一同、秋の県大会出場めざして一生懸命頑張っております。まずは秋季県大会に出場する前に、東部予選に挑みます。この予選を勝ち上がらないと県大会に出場できません。その東部地区は25校が参加し、6ゾーンに別れ、トーナメント方式で各ゾーンの1位がまず県大会の出場権を得ます。従って、各校とも初戦に勝利しないと即敗退となる為、初戦からエンジン全開で臨まないといけません。初戦に勝利すれば、1位か2位になる為、(Fゾーンは5校参加)たとえ2位になったとしても、各ゾーンの2位同士が予定では、9/19(土)に県大会出場をかけての決定戦が繰り広げられます。A・Bゾーンから勝者1校、C・Dゾーンから勝者1校、E・Fゾーンから勝者1校 計9校が県大会出場となります。

本校は、8/17(月)に行われた東部地区野球部長会議兼抽選会にて、Dゾーンの3番くじとなり、初戦は9/12(土)12:30~ 岡山芳泉高校(Dゾーン4番)と明誠学院 グラウンドで対戦する事となりました。とにかく1戦1戦全力で戦い、必死で頑張ります。
岡工野球部を引き続き、応援よろしくお願いいたします。

★9/12(土)岡山芳泉12:30~ S 於:明誠学院グラウンド    
(東部予選) 岡山工6―0岡山芳泉 

★9/13(日)岡山東商12:50~ S 於:岡山学芸館球場  
(東部予選) 岡山工7―10岡山東商  
★結果 Dゾーン2位となり、Cゾーン2位と対戦

いよいよ今日は、秋季県大会C・Dゾーン決定戦です。今までここ数年間、秋季県大会予選では、ゾーン2位となり、最後の県大会出場決定戦で勝ち切れず、ことごとく県大会出場を逃してきました。ちなみに春季県大会では、2年連続で出場しており、この度は特に気合いが入っていました。
 相手は岡山一宮高校で、攻守共によくまとまっているチームです。序盤から自軍の先発投手逸見も含め、両チームの投手とも安定感があり、お互い0点が続いていた。そんな中、中盤に四番藤原のレフト線二塁打などで2点を先制。そして、その2点をしっかり守っていたが、終盤7回裏に自軍のミスで1点を献上。2対1と緊迫した展開になり、そして迎えた8回裏に右中間三塁打と犠飛で2点を許し、逆転されました。
 これまでのチームであれば、ここで力尽きてしまう形だが、彼らは燃えていました。迎えた9回表、我が軍最後の攻撃。2アウト1塁から池田がレフト線に値千金の二塁打を放ちました。続く代打玉井が執念の内野安打に続き、一番椿がレフト前にタイムリーヒットを放ち、再逆転に成功。そして、9回裏の守備へ。投手逸見の代打に変わってマウンドに山本灯真が上がり、緊張する場面でしたが、彼は気迫あふれるピッチングを披露。ピンチを招いたが、最後の打者をライトフライに打ち取り何とか逃げ切って、16年ぶりの秋季県大会出場を決めたのでありました。
 秋季県大会 次のステージへ 参加約60校中、精鋭・強豪揃いの20校に絞られた大会です。一戦一戦全力で最後まで戦い抜きます。皆様 応援よろしくお願いいたします。

★9/19(土)岡山一宮12:30~ S 於:岡山県営球場  
(県大会決定戦)岡山工4―3岡山一宮  

岡山工 硬式野球部 16年ぶり、秋季県大会出場が決定です!!

熱い熱い応援 本当にありがとうございました。秋季県大会も含めて、今後共引き続き熱い応援よろしくお願いいたします。   岡工野球部顧問・生徒一同

(株)山陽設計様とトマト銀行様の連名で寄付をいただきました。

「学校寄付型私募債」による寄贈品贈呈式

株式会社山陽設計様とトマト銀行様から連名で「学校寄付型私募債」による寄贈品として 「デジタル簡易無線機1組」をいただき、次のとおり贈呈式を行いました。

1.日 時 令和2年9月4日(金)15:30~
2.場 所 岡山県立岡山工業高等学校 応接室
3.出席者
株式会社山陽設計 代表取締役 荒島信昭(S41 土木科卒)【敬称略。以下同じ。】
株式会社トマト銀行原尾島支店 支店長 田中創太郎
岡山県立岡山工業高等学校 校長 文谷元信 生徒2名
4.寄附物品 デジタル簡易無線機 1組(2台)

【野球部】2020年度 引退交流試合報告!!

8/18(火)15:30~於:マスカットスタジアム

 ついにその日がやってきた。この試合を持って高校での3年生の野球部活動は終了を迎える。
今年はコロナ禍での日々をもんもんと過ごしながら、引退交流試合は不可能かもしれないと思われた。しかし、日程を探りながら選手達と相談しながら、なんとか8/18(火)に決定!
3年生諸君は、夏休みが大幅に短縮になり就職の関係上、大変忙しい日々の最中文句一つ言わず、良く頑張ってくれた。この夏、夏季岡山県高等学校野球大会2勝してベスト16進出。大会3回戦の岡山東商戦でも持ち前の粘り強さを発揮。最後まで食い下がった。この岡工魂を引退試合にも。
引退交流試合の数日前に女子マネージャーが言った。「 先生 入場行進させて下さい。始球式をやらせて下さい。そして3人の女子マネージャー3人共背番号付きのユニフォームを着用してベンチに入りたいです。お願いします。」3人の目は潤みながら、必死で訴えます。・・・心のこもった気持ちがひしひしと伝わってきた。・・・私はこう答えた。「気持ちは良く分かった。しかし、相手校がいるので、許可をもらわないといけない。しばらく待ってくれ。」と・・・結果、相手校(笠岡工)の了解を得て3つのお願いが実現した。さらに、選手達の背番号も私達で決めたいとの申し出があり、直前の変更なので、背番号のメンバー変更申請書も全て女子マネージャーで作成し、「明日の朝つまり当日には、放送・電光掲示板担当の江口先生に報告します。」との事だった。
当日、両校共に午後2時頃にマスカットスタジアムに集合。球場内でウォーミングアップ・キャッチボール・シートノックを行い、グラウンド整備の後、いよいよ入場行進。両校の選手諸君が球場ライト側に集まり、簡単な打ち合わせの後、岡山工・笠岡工の順番で堂々の入場行進だった。女子マネージャーの3人もプラカード嬢を始め、先頭での堂々たる入場行進でした。マウンド付近に両校が整列した所で引退交流試合宣言。選手退場の後すぐ試合開始となった。
試合開始に先立ち、本校野球部マネージャーの人見による始球式が行われた。緊張ぎみながら堂々たる始球式だった。その後本人は目に涙を浮かべ、感動したのか「感無量です。」のコメント
 いよいよプレーボール!!
先発投手が左腕杉山。本調子ではなかったが、気持ちのこもった投球で3回を無失点に抑えた。本校の攻撃陣は、チャンスで溝口の3塁線2ベースヒットにより、1点を先制。序盤3回を終了して、1-0でリード。4回以降も攻撃陣が奮闘し、2アウト満塁から氏家が思い切りの良いスイングで左前打を放ち2点を奪取。中盤は3-1となり2点のリード。守備陣は、4回から右腕山本が登板。得点をリードしていたが、押し出し四球と見方の失策により3点を献上。3-4と逆転を許す。後半7回から本校はエース大髙を投入。残り3回の相手打線をびしっと抑え、本校打撃陣に期待したが、チャンスを作れど、後続が倒れ万事休す。結果3-4でゲームセット。
試合後、お互いのチームが奮闘をたたえ合い、保護者の方々に感謝の気持ちを伝え、選手・顧問一同スタンドに向かって深々と頭を下げた。・・・保護者も惜しみない拍手で答えました。
今まで最高の応援をしていただいた皆様 本当に熱い応援ありがとうございました!!
特に保護者の皆様 毎日毎日選手のお弁当や、休日の日には選手の送り迎えに、様々な分野で陰ながら支えていただき、本当に心から感謝申し上げます。大変な日々だったと思います。
我が子がわがままを言ったり、悩んだり、喜んだり、議論になったり、時には感謝したりで、家族全員が青春の日々を送られたのではないかと思います。
今思えば、毎日が最高の日々でした。本当にサポートありがとうございました。

岡工野球部顧問・生徒一同


【野球部】2020年 夏季岡山県高等学校野球大会3回戦!!

ベスト8の壁は厚かった!!(2年連続)

★7/26(日)9:00~ 岡山工2-8岡山東商(マスカット補助球場)

2020夏季岡山県高等学校野球大会が開幕して、2回戦も見事に突破しました。今大会の、岡工野球部保護者会会長さん始め保護者会の方々、関係者の皆さん、熱い熱い応援、誠にありがとうございます。 
 いよいよ3回戦です!勝てばベスト8 3回戦の相手は強豪校 岡山東商

 さ~勝負の日が来た!相手は甲子園を何度も経験している強豪校 岡山東商である。忘れもしない約2年前。春季県大会東部予選に壮絶な打ち合いに14-10で勝利した学校である。あの時の屈辱を胸に闘志むき出しで向かってくるはずだ。でも我々はチーム一丸 全力プレー 最後まで諦めない 精神を貫くだけだ!! 
 プレイボール!先発大髙は1回表、相手打線を三者凡退に切って取る。本校は、その裏1アウト1.2塁のチャンスを作るも後続が打ち取られ無得点。すると2回表にいきなり4番打者に一発を浴びる。まさにパワーヒッターである。本校は2回裏も2アウト1.3塁のチャンスを作れどまたも内野ゴロに打ち取られ0点。すると、3回表2アウト満塁で、つまりながら左前に運ばれ2点。さらに満塁となり、センター越え2塁打を浴び、3点を追加される。
 この時点で0-6と劣勢ですが、ベンチ内の声は絶えず、常に前向きな雰囲気で満たされていた。本校は、ほとんどの回でランナーが踊り、後一本という所まで行くがなかなか点に結びつけられていない。・・・でもその粘りがやっと実る。
8回表が終わって0-7に。その裏このまま行けばコールドゲームで終了。だが誰一人として決して諦めていない。2アウト満塁のチャンスを作ると、代打 氏家 がフルスイング。初球いきなり左前打 あっぱれ!そして次打者の新名も粘りに粘って押し出し四球で2点目。チームの雰囲気は最高潮!!まだ5点差あるのに大逆転したようなお祭り騒ぎ。さらに次打者 清友 の打球はセンター前へ向けるような打球が飛ぶ。一瞬やったー! と思ったが、二塁手が好捕。
9回表、再びマウンドに上がった大髙の力投もむなしく、押し出し四球で痛恨の1点の追加を許す。その裏粘ったが、万事休す。結果2-8で3回戦敗退。

★キャプテン大橋 涙 涙 の挨拶になった。試合直後の応援席に向かって、号泣の中で感謝の言葉!全員 学校に帰ってからのお別れ会。その時もキャプテン大橋は号泣。

お父さん・お母さん この体に育ててくれて本当にありがとうございました!! 素晴らしい仲間達と野球が出来て、本当にありがとうございました!!

教訓・・・保護者の方々の絶大なるご協力・ご支援 誠にありがとうございました。僕たちは本当に野球が好きだ!これはこれからも変わらない!

★これからの人生に向けて・・・常に周りの方々に感謝 今出来る事を全力で行う最後まで絶対諦めるな 社会人になってもみんなで一生の友として歩んでいこう!

【野球部】2020年 夏季岡山県高等学校野球大会2回戦!!

チーム一丸!  全力プレー!  最後まで絶対諦めるな!

★7/24(金)15:00~ 岡山工6-5岡山共生(マスカット補助球場)

2020夏季岡山県高等学校野球大会が開幕して、1回戦を見事に突破しました。今大会の、岡工野球部保護者会会長さん始め保護者会の方々、関係者の皆さんには、熱い熱い応援、さらには大会の入退場関係のルールやその他のガイドラインを遵守して頂き、誠に感謝申し上げます。
さあ~2回戦のサイレンが鳴り響きました!!
 初回表、我がチームの攻撃。いきなり先頭打者安井が左前打。続く打者の犠打後、3番大髙が四球を選び、このチャンスに4番大橋が右中間二塁打で2打点。続く蓮井が、しぶとく左前に落として3点目を上げた。しかし、その裏共生も2アウト2.3塁から左前打で、すぐ2点を返した。立ち上がり両チーム共安定感に欠けていた。本校は2回表にも、再びランナーを2塁に置いて左中間タイムリーで加点した。
 中盤に入り、相手チームの失策と1アウト3塁から尾崎の絶妙なスクイズでさらに加点に成功した。実は、この2点追加が試合の勝敗に大きく関わってくる。・・・・中盤の展開で6-2と優位に試合を進めていた。そして、6回から左腕杉山にスイッチして、6回・7回と無難に抑える。
 終盤に入り、相手打線が火を噴く。8回に杉山が捕まり、3点を立て続きに取られ1点差になる。ここで再び一塁から大髙がマウンドへ・・・。気迫あふれる投球で相手打線の勢いをくい止め、反撃を断ち切る。そしてそのまま1点差を守り切って、結果6-5で勝利!!
まさに チーム一丸 全員野球 そして応援団を含めた 皆さんの大勝利である!!
これぞ まさしく高校野球!!競り合ったゲームに勝ち切る。単なる一勝であるが、人生にとって大きな一勝である。チームの成長を感じた瞬間であり、今後に期待したいものである。
教訓・・・保護者の方々の絶大なるご協力がないと、君達はここまで思う存分野球が出来ていない事を決して忘れるな!
★3回戦に向けて・・・チーム一丸・全力プレー・最後まで絶対諦めるな!

【学校行事】全校登校日

例年ならば終業式がおこなわれるところですが、今年度は新型コロナウイルス対策ということで、全校を集めて体育館での式は行わず、各ホームルームで校長からの講話を聞いての年度の締めくくりとなりました。

【学校行事】第71回卒業証書授与式

3月1日(日)第71回卒業証書授与式を挙行いたしました。新型コロナウイルス対策の特別体制の中、例年とは違った雰囲気の中ではありましたが、大勢の保護者の皆様にご参列いただき、卒業生たちも厳粛な態度で、素晴らしい卒業式となりました。
式の後は、各クラスで最後のホームルームが行われました。それぞれに保護者への感謝の言葉や担任の先生へのお礼など述べ、岡工での3年間を締めくくっていました。

【機械科】東京パラリンピック・パワーリフティング競技用 ベンチプレス台 2号機の製作

 昨年度、岡山南ロータリークラブの援助を受け、パラ・パワーリフティング競技の強化事業として、本校機械科に依頼が舞い込んできた。・・・そして、昨年度のベンチプレス台第1号機が完成した。
 その強化事業の2年目として、2号機の作成依頼がまた来た。パラ・パワーリフティングクラブの岡本代表や競技者の方々と昨年の春頃に話し合い、1号機の改善点として幾つかあがった。

その1.重たくて持ち運びに不便なので、軽量化を図ってほしい。
その2.障害者の方々の配慮を考えて設計してほしい。
その3.補助者がバーベルの補助をしやすいように、補助者用の足場を作ってほしい。
その4.重たいバーベルのセッティングがしやすいように、ジャッキの取り付けをお願いしたい。

以上の条件を全てクリアー出来るよう、設計からの取り組みが開始された。しかし、なかなか良いアイディアが浮かばず、また軽量化のために薄い鉄板の厚さ3.2mmの1辺60mmの角パイプを使用した溶接を試みたが、失敗の連続であった。・・・

その原因は、薄い鉄板なため、溶接によって歪んでしまい、どうしても上記の60mmの角パイプの中にスライドさせてバーベルを支える大切なインナーバーがはまらない状態になる。・・・
そこで、かなりの時間を費やし、紆余曲折を経て1辺60mmの角パイプの厚みを4.2mmにして、歪まないような工夫を凝らし試みた結果、なんとか成功したのをきっかけに急ピッチで製作が始まった。

結局、軽量化を図ったが、うまく行かず持ち運びに便利な、世界初かもしれない分解型のベンチプレス台ではどうかという意見が出て試みた。それは画期的な軽四輪自動車にも乗せれる5分割方式である。

けがき・材料取り・バリ取り・溶接・穴開け・面取り・現物合わせ・などなど 生徒諸君は、放課後何度も残って作業の前にミーティングと打ち合わせを重ね、黙々と作業を熟していった。

そして、ついに完成したのは、昨年の12月上旬であった。本当に嬉しかった。とてもプレッシャーがあった。・・・

昨年12月18日(水)の午後、本校 機械科に専門家と岡山南ロータリークラブ関係者が集結して、マシンの最後の調整とインナーバーの先端の溶接による取り付けが行われた。その時、関係者の皆さんから、口を揃えて素晴らしい!分解方式なんて初めて見た。との絶賛の声。心に響いた瞬間だった。

今年1月19日(日)9:00~本校 機械科でベンチプレス台の贈呈式が行われました。自己紹介の後、製作についてのプレゼンに続いて、贈呈式が行われ、実際に障害者の方が2人来られていたので、パワーリフティングの練習風景のデモンストレーションを見せて頂きました。製作した生徒達も実際にバーベルを上げてみました。とても和やかな雰囲気で充実した時間を共有する事ができ、とても達成感に満ちていました。

岡山工業高生徒が製作している障害者のパワーリフティング用ベンチプレス台 
山陽新聞2019.12/19付
岡山工業高生徒が製作したベンチプレス台
山陽新聞2020.1/25付

写真は、昨年12月19日付・今年1月25日付の山陽新聞の記載内容です。
健常者も障害者も共有して、目標持って一緒になって、「みんなやればできる」というメッセージをいただきました。途中本当に大変だったですが、完成して本当に人のために何かの役に立てる行為は、人の人生を豊かにするものと学ばせて頂いた貴重な経験でした。
関係者の皆さん・本当にありがとうございました。

岡工機械科 ベンチプレス台製作班一同